昨今の自民党政治資金問題について思う事。岡崎市のオーダーメイド家具屋 杉田木工所。
毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。
【杉田木工所 ホームページ】
【杉田木工所 LINE公式アカウント】
【杉田木工所 代表 杉田 光正 プロフィール】
2024年02月04日(日曜日)
本日は、杉田木工所noteより
blogを発信いたします。
立春であります。
暦の上では、冬が極まり春の気配が立ち始める日。
だそうです。
比較的、日中は暖かい日が多くて
冬の厳しい寒さももうそろそろ終わりなのかなと
思います。
早く暖かくなって欲しいですね。
最近、自民党の政治資金が不正に使われていると
もっぱらの報道で、すこしうんざりしておりますが
ということで、
昨今の政治資金問題について家具屋 杉田の
感想を書いてみたいと思います。
政治資金パーティーで生じた売上金ですね。
この売上金を各政治家が自身の政治資金管理団体に
入金されたお金を収支報告書に記載していなかった。
あるいは、パーティーで売り上げたお金を
派閥の管理口座に入金せず自身の口座に入れて
なにかに使ってしまった。
そんなところでしょうか。
インボイスで経理が細かくなり庶民は大変なのに。
2023年10月から
インボイス制度が始まったわけですけど
杉田木工所も、年間売り上げのお仕事が
半分以上"BtoB"なものですから、インボイス制度に
登録いたしました。
予想以上に、仕入れや経費にかかっている消費税が
多いのと細かいのとで、書類が増えてインボイス制度以前よりは
経理のお仕事にかける時間は増えております。
政治家の方々には
納税の義務というのはないのでしょうか。
キックバックが合法なのはわかりますが
政治資金収支報告書に記載しないのでしたら
別に帳面か、伝票・書類がいるのではないですか。
我々は自営業は7年間保管義務が課されておりますので
保管場所から、整理までとても大変で面倒なのです。
税金が出る。ようでしたら、納税しないといけません。
政治資金収支報告書に記載しなかった
キックバックのお金はどうされたのですか。
これについては何に使ったのか。説明がいると思いますよ。
お金がかかるのをもっと明確に。明瞭に。
いろいろと政治活動にお金がかかる。
のでしたら、もっと「お金がかかる」とはっきりとした
態度を示したらよいと思う。
ちゃんと、帳面なり、伝票を保管する事。
ちゃんと記載する事。
我々、自営業が当たり前にやっている事を
政治家のみなさんもやりましょう。
キャッシュレス決済・デジタル化も進める事。
そうすれば、不明瞭な支払はなくなり、
秘書の方々の人数も少なく出来ます。
ある程度の領収書無き支出も認めましょう。
杉田木工所も、ときどきですが
学校や公共施設から修繕のご依頼があります。
本来の原理原則に則った手続きを踏みますと
修繕の出来るタイミングがかなり遅くなります。
自治体の議会にかけて承認をもらわないといけない。とか
随意契約では、不正の温床になりかねないので
競争入札にするのはわかりますが、時間も手間もかかり過ぎる。
これでは、修繕の完了の見通しが見えなくなるので
年間、いくらかは学校や公共施設の運営サービスに
予算が持たせてあります。
政治家の方々も
領収書無き支出に使っても
良い政治資金を年間いくらか設けるとか、
したら如何でしょうか。
自身や管理団体口座に入ったお金は"所得"です。
一部の政治家の方々から
派閥から入ったお金を自身や政治資金管理団体の
金融機関口座で「保管」していただけで一切手をつけていない。
と、報道各社の前で、発言されている政治家の方々が
おられますが、一般的に社会通念上
個人や法人、管理団体の金融機関口座に入ったお金は
"所得"。という認識が常識です。
手を付けずに保管していただけ。などと理由は
税務署・国税局・国税庁には通用しません。
故意にそう発言されたのか、知らなくて発言されたのかは
わかりませんが、知らなくて発言されたのであれば
そんな感覚で国政のお仕事を担ってもらっては困ります。
明日にでも辞職していただきたいと思います。
明治時代の「貴族院」という格式からくるステータスと
時代にそぐわない政治家の特権。
明治時代に、議会制民主主義が
確立されたと学校で習ったと思いましたが
当時の今の「参議院」にあたる「貴族院」という
格式からくるステータスが今も残っている。
これが間違いのような気がします。
明治時代は、収入の多い人や社会的地位の高い人しか
政治に参加出来なかった。
この構図が今も残り、台湾の総統選挙の半分にも
満たない日本の選挙投票率。
なんと嘆かわしいことか。
新幹線の乗り放題とか飛行機の
乗り放題とか、安価な事務所家賃とか
政治家のみに許可されている
特権やサービスはもう廃止する時代になっていると
家具屋 杉田は思います。
次回の選挙は、自民党は与党陥落は当然と感じる。
岸田政権も支持率が低空飛行。
そこに来て、この政治資金問題。
安倍派の幹部辞任で終わり、自民党が
次回の選挙後も「与党」で継続できるほど
世の中甘くないと思います。
自民党の方々は、今回の問題が
そんなに軽く扱っていたり、重く受け止めていないと
お考えでしたら、大変な結果が待っていると思います。
議会制民主主義は、
国民と議会との間に、壁を作ってしまう
デメリットがはっきりと示された今回の問題。
永田町と我々庶民の感覚のズレは
直す方法はないのでしょうか。
みなさま、
次回国政選挙に必ず行きましょう。
家具屋 杉田は
政権交代して、消費税の減税を望んでいます。
実現してくれそうな党や人に投票しようと
思っています。
次回の国政選挙が
今回の問題を決着させる最終着地点では
ないでしょうか。