マニマック。ニッチな💿CD収納ラック。詳細編。製作事例。2,340枚の💿CDが収納出来ます。岡崎市のオーダーメイド家具屋 杉田木工所。
毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。
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↓最近、プロのカメラマンさんに撮って頂きました。
マニアック。
ニッチな💿CD収納ラック。写真編。
製作事例。2,340枚の💿CDが収納出来ます。
【💿CD収納ラック】
サイズ：高さ約2,200㍉×巾780㍉×奥行き550㍉
仕 様：シナ合板仕上げ
使用金物
引き手ハンドル：
LANP アルミ弓形ハンドルSRH型SRH-224SL-M4 抗菌タイプ
上部ガイドレール：
LANP リニアローラーガイドレールLGB30型
LANP リニアローラーガイドキャリッジLGB-30CM
LANP リニアローラーガイドストッパーLGB-30ST
LANP リニアローラーガイドレールLGB30型
キャスター：
ハンマーキャスター420R-UR 取付高65㍉(固定式)
杉田木工所内での完成風景。
愛知県岡崎市に隣接する
都市にお住いのお客様、I様からのご依頼でございました。
ありがとうございました。
2年ほど前に
ご自宅を建て直されて、そのお住いの一角に
ご趣味「音楽鑑賞」が出来るオーディオルームを
お作りになられまして、そのオーディオルーム内に
納戸があるのですけど、この納戸内に、たくさんコレクション
されているレコードや💿CDがお有りで
そのコレクションされている💿CDをひとつの
収納で管理をされたいとお考えになられたそうです。
既製品で、
CD収納ラックはいろいろと販売されているのですが
どれも、杉田木工所にお越しになられるお客様が
ほぼ、おっしゃられるフレーズ、
"帯に短したすきに長し"
という製品が多いそうで
どうしても、ご自身の気に入るサイズと
収納枚数がない。
ということで、これは作るしかない。と
思われたみたいで、杉田木工所のホームページより
お越しになられました。
↓納戸の中の取付前の写真。
収納を持って行きたい。
左壁から測定いたしますと
配電盤まで約840㍉。
スライド丁番。
スライド丁番の下に取り付いている
扉をゆっくり閉める金物
ソフトクローズ金物がありまして
これらに引っかからないように
「逃げ」を作って製作いたしました。
↓リニアガイドレールを前方に移動。
とてもスムーズに動くガイドとレールなのですが
ガイドの長さが少し長いので
ラックを手前に目いっぱいに
出したときに、ガイド分だけ
残っているとなりのラックとのかぶりが
多くなり、デッドスペースが出来てしまいました。
お客様からご要望で
前板に切り込みを入れまして
出来るだけラックが手前に出るように
再加工いたしました。
製作前にメーカーさんとも相談したのですが
今後の課題だと思います。
でも、かなり前に出ます。
使い勝手には問題はございませんので。
お客様のオーディオルーム・納戸内への取付施工。
"ジャストフィット"
しているのがご確認頂けるかと思います。
左側のスライド丁番や
ソフトクローズ金物も
見事にクリアしております。
奥の壁までが560㍉。
引き手ハンドルの突起まで
550㍉で設計してございますので
納戸の扉にも当たらずに
しずかに💿CDたちを保管出来ます。
スガツネ工業製"リニアガイドレール"
「リニアガイドレール」という
スガツネ工業さん一押しのガイドレール金物を採用。取り付けてみました。
上部の金物だけで￥110,000. -(消費税込み)ほどはかかります。
それだけ、最新型で、過去にないスムーズな
ストローク可動に長けた金物です。お客様もかなり気に入って頂きました。
世界にひとつの大容量の💿CD収納ラック。
ひとつのラックに13段の棚板。
サイズと棚板枚数は、お客様が弾き出してくださいました。
棚の奥行きは、456㍉。
CDケースは厚み10㍉という規格ですので、棚1段に45枚。
💿CDが格納出来ます。
ひとつのラックに13段棚板がありますので、45枚×13段=585枚。
💿CDが格納出来ます。
ラックが全部で4段。
4段×585枚=2,340枚。の💿CDが格納出来ます。
ひとつのラック重量が💿CDが585枚入った状態で
推定ですが、約８０ｋｇ
キャスターの耐荷重は、約120ｋｇには耐えられるように
設計されておりますので、全然問題ございません。
お客様から、
💿CDを入れた状態の方が
ラックの自重量で、動きが安定したそうです。
家具屋 杉田、
ある程度は計算しておりましたが
想定以上に、ラックのストローク可動は
スムーズでそしてなめらかでありました。
製作前は、スムーズに
動くか、少し心配しておりましたが、
金物たちが、家具屋 杉田の想定を超える
ポテンシャルで、びっくりいたしました。
まとめです。
音楽を聴くスタイルは
現代では、配信がほとんどでCDを使って
音楽を聴く方は少ないと思います。
それでも、収集された宝物を収納したいという
ご希望は時代を超えます。
杉田木工所は、
マニアックな方々の見方でありたいと
考えております。
販売されていない
ご自身がご希望する収納がたどり着いたら「ない」
「ない」モノは、作るしかありません。
作ってしまいましょう。
お金はかかりますよ。
そのかわり、一生モノです。
宜しければ
杉田木工所の扉をたたいてみてください。
今回は、
大容量💿CD収納ラック。
ご紹介させていただきました。
I様。
このたびは、誠にありがとうございました。
次回予告。
次回、
木工に関する
記事を書こうと
思います。
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