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消え行く産物。タウンページ。ついに来たか。と言う感じです。岡崎市のオーダーメイド家具屋 杉田木工所。

毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。



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↓最近、プロのカメラマンさんに撮って頂きました。

杉田木工所。代表 杉田光正

消え行く産物。タウンページ。ついに来たか。と言う感じです。


NTT東日本とNTT西日本が、店舗や企業の情報をまとめた電話帳「タウンページ」の紙の冊子の廃止を決めたことが11日、分かった。インターネットの普及を背景に情報を得る手段が多様化し、利用者が減少。直近の発行部数はピーク時の半分以下に落ち込んでいた。今後はネット版の電話帳「iタウンページ」といったサービスに注力する。

 「タウンページ」の起源は1890年に発行された国内初の電話帳「電話加入者人名表」。個人の電話番号や住所を掲載した五十音順の「ハローページ」は2021年10月以降に各地域で発行した最終版で終了となっており、130年余りにわたる歴史に幕が下りることになる。

五十音順の「ハローページ」終了後も、職業名やサービス名から
企業の電話番号などの情報を探せる「タウンページ」の紙の
発行は続けていた。

幅広い世帯や事業所に無料で配布され、地域情報を探す消費者や、
企業の企業の営業活動などに活用されてきた。
しかし、発行部数はピークとなった2005年度の約6,310万部から
23年度には58%減の約2,662万部にまで減少。

携帯電話やこうりゅうサイト(SNS)、メールなどの連絡手段にが増え、
企業側にとっても紙の冊子の利点が薄れていた。
ネット版の「iタウンページ」は全国の店舗や企業を探す検索サイト。
スマホアプリ版もあり「履歴一覧」や「お気に入り登録」といった
機能も備えている。

オンラインサービスには発行済みの紙の「タウンページ」が
閲覧できるサイト「タウンページライブラリー」もある。

NTT東は今後も継続するかどうかについて、取材には明らかにせず
「時期が来たら公表する」としている。
公衆電話は災害時の通信手段として重要性が改めて注目されており、
総務省がNTT東西に設置義務を課しているため今後も維持される。

中日新聞 2024年07月12日(金曜日)の記事より。



最近、発表されました
紙冊子「タウンページ」の「廃止」が決定したという
記事であります。

「ハローページ」が「廃止」になった時に
「タウンページ」もいずれは無くなるのではと
思っておりましたが、やはり、
予感は当たってしまいました。

当然と言えば当然です。

インターネットが出現して約25年が経過。
最初は、遊びに使う程度や鉄道の時刻表を
いつでも知ることが出来る程度の代物でした。

実在もよくわからず、
段々と人々の生活に入って参りまして、
買い物も出来る。銀行の振込も出来る。お店の予約も出来る。

と色々な事がインターネットで出来るようになりまして
なにか、調べものをする。も
すべてスマホで調べる時代になりました。

商売をしていれば
「ホームページ」やwebサイトがあるお店や会社さまが
もはや「普通」です。

タウンページで調べなくても
スマホですぐに調べられる時代になりました。

「タウンページ」の厚みも
尋常じゃない厚みでした。家具屋 杉田の子供だった頃や
中学・高校の頃は。

今では、当時の10分の1ぐらいの厚みしかございません。

昔は、なにか、調べものがあると
必ず「タウンページ」でした。
欲しいモノが売っているお店も「タウンページ」で
探しました。

もう、そんなこともなくなってしまいます。

これも、ペーパーレス化の一環でもあります。
「iタウンページ」というものがネット上に存在しています。

杉田木工所。にも
数年に一回、NTTさんからお電話を頂きまして
「iタウンページ内ホームページ」への登録を
勧められております。

いまのところ、すべてお断りをしている状態です。

「iタウンページ」で情報をしらべている方が
かなり少ないのでは。と、考えているためです。

例えば、「杉田木工所。」を調べるのに
「iタウンページ」からお調べになられる方がおられるだろうかと
思ってしまいます。

「杉田木工所。」と検索いただければ
いろいろと「杉田木工所。」のホームページやblog、
インスタグラム、Googleビジネスプロフィールなどが
出て参ります。

これだけで、杉田木工所。を知ってもらう。
なにか木工のお問い合わせを頂く入り口しては
十分ではないかと思っているからです。

いまのところ、
「iタウンページ」に杉田木工所。の情報は必要最小限に
とどめようと思っています。

さいごに

「タウンページ」さん。
長い間、お疲れ様でございました。
そして、ありがとうございました。

いろいろと調べて、欲しいものが手に入った時の
「感動」は今でも忘れておりません。
今後は、インターネットで同じことをするのですが

「タウンページ」で調べて欲しいモノが手に入った時の
「感動」は紙冊子の頃ほどの「感動」にはならない気がいたします。

最近、「感動」することも減ってきた。というのも
手伝ってしまっている。のかもしれませんが。

時代の流れを受け止めて
「タウンページ」という産物があったことは
頭の片隅に置いてはおきます。

毎回、個人的には
「昭和の産物」という印象なのですが
この「昭和の産物」が無くなる記事を書いているたびに
寂しさとあたらしい時代の幕開け。を
感じています。

時間が経てば
あたらしいモノに慣れてしまいます。
そして、それが日常になります。

人間は、忘れる動物だと誰かに聞いた記憶があります。

あたまの片隅に置いておくのですが
それも不確かな記憶の産物です。

だんだん年を重ねて
過ぎていく日常や時間を大切に感じながら
古い産物とお別れをすることに心の整理がなかなかつかない
五十路の峠にいる家具屋の感想です。


次回予告。

日曜日ということ、と
いうことで
杉田木工所 家具屋 "杉田のゆる~い記事"を
書こうと思います。

次回予告。


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