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Chromebookのテキストエディタ

最近はワープロソフトの代わりに、テキストエディタを使うようになりました。

ひとつはChromebook C223NAが、Googleドキュメントでさえも若干重く感じるようになってきたことと、Androidアプリを使うにも、Officeアプリを扱うには力不足なことが挙げられます。
Googleドキュメントの代わりということで、テキストファイルはGoogleドライブ経由でWindows←→Chromebookのやりとりをするようになりました。

ということで、Chromebookでのテキストエディタ選びについて悩んだことを書いていきます。

1.テキストエディタの既知の問題点

OS間の文字コードと改行コード。
Chromebook、AndroidはLinux準拠らしく、UTF-8とLF。
メインで使うWindowsはShift-JISとCR+LF。

最近のテキストエディタはこれらOS間のトラブルを解決すべく、読み込む際の自動判別が標準となってますし、保存の際も元ファイルの形式で保存してくれるもの多いです。
それでも、機能を絞ったり、機能を特化させたアプリはOS固有のものしか対応していないことも、まだまだあります。

2.Chromeストアアプリのテキストエディタ

TextCaretが有名かと思いますが、前述の文字コードと改行コードの関係で文字化けを起こします。
どちらもChromeブラウザ上で動作するアプリなので軽快です。
Chrome OS上のChromeアプリは2025年までサポートの延長が決まったとのことでまだしばらく使えそうですが、
Windowsで作ったテキストファイルを読み込む必要があるので、メインでは使いづらいです。

3.挙動がおかしいLinuxのテキストエディタ

Chromebookに限らずCloudReady上でも動作させられるアプリとして、Linux環境とLinux GUIアプリがあります。
Chromebook C223NAにLinux環境を入れて、日本語環境も整え、最軽量のMousepadを入れても、
文字数指定折り返しが機能しない、日本語入力の一文字目が全角英字になるなど、実用とはほど遠い状況でした。
Linux用のテキストエディタであるgeditやKWrite、Mousepadは文字コードと改行コードの自動判別に対応しているだけに、残念でした。

4.Chromebook上では多少不具合が生じるAndroidアプリ

Androidのテキストエディタとしては鉄板のひとつ、Jota+は自動判別のほか編集途中で文字コードと改行コードを変更できますので試してみましたが、
Googleドライブ連携プラグインJota+ Drive ConnectorV2はアプリ起動直後のGoogleドライブからの読み込みは成功するものの、
アプリ起動中にサスペンドから復帰すると、読み込みも書き込みもできなくなります。
Androidタブレット上では起きなかったので、Chrome OS上のみの問題といえそうです。

それで代わりに導入してみたQuickEdit Text Editor Proは、ウインドウサイズを変更する度にアプリをリロードするようですが、レジューム機能があるため編集中のデータ自体は無事です。
また、サスペンド復帰後もGoogleドライブの読み書きに支障はありません。
機能面では自動保存が便利なのですが、自動保存が日本語入力途中に始まると入力中の文がキャンセルされてしまい、入力し直しになるので厄介だったりします。

5.現状どうしているか

Googleドライブ上のテキストファイルには、QuickEdit Text Editor Proを使用していますが、理由は

  1. 自動判別機能があること。

  2. 大きな不具合がないこと。

  3. 多少不自由な部分は、設定変更で対処できること。

が挙げられます。

ネット環境がない状況であれば、Jota+を使用するようにしています。
機基本能が豊富なこと、Windows用の国産テキストエディタに近い見た目と機能があるので、違和感少なく作業できるためです。

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