H29年度新規消費税滞納と最低賃金

国税庁のページにH29年度の税金の滞納状況がアップされていたので、消費税滞納と最低賃金との関係に着目して集計してみました。詳細はExcelファイルをご覧ください。

さて、なぜこの関係に着目しているかと言えば、企業当たりの経営が苦しい地域は「企業数あたりの新規消費税滞納件数」に現れるであろうと考え、更に、デフレーションである現在、多くの小規模・零細企業にとって人件費の負担が重く、最低賃金のインパクトが非常に大きいのではないかと考えたためです。

平成28年度のデータを集計すると、「企業数あたりの新規消費税滞納件数」と「最低賃金」の相関は【0.72】と非常に高いものでした。

平成29年度のデータの相関係数も同様の【0.68】と強い相関があると思います。

一応票と散布図を貼っておきます。

H29年度新規滞納と最低賃金

散布図

2020.03.18 14:55 追記:
・「名古屋国政局(東海4県)」のデータについてExcelに転記ミスがありましたので修正しました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?