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東京都コロナ患者数の推移を年代別に分析する(その2)

昨日、突然コロナ検査の陽性者が200人を突破したというので、これまた年代別のデータが気になってみて、集計してみました。

上記のExcelファイルにもグラフがありますので、どうぞご自由に加工ください(東京都からCC BY で提供されているものです)。

というわけで以下にグラフを提示したいと思います。

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30代以下だけで見ると、何と、ピークと言われていた4月上旬を上回っているという、驚愕の事実。40代~60代の陽性も増えていますので、社会活動の再開の影響と言えるかもしれません。とはいえ・・30代以下の飛び抜けようは、何等かの意図的な社会活動の結果としない限り、説明が付かないように思います。
再度述べますが、これをもって「夜の街の人たちが!」と糾弾するのは異なると思います。被検査者の属性や症状などのデータが無い限り、何とも言えません。

続いて、男性のみ・女性のみのデータは以下の通りです。

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男女共に30代以下の陽性者の伸びが「ここに来て【突然】」、異様な事が判ります。
7月5日までの傾向を見て70代以降の女性が急に伸びるのではないかと心配したのですがとりあえず安定傾向であって、70代以降男性も殆ど安定しています。
問題は
・20代・30代の急激な伸びは、一体どのような原因によるものか
・40代-60代の男性についてのみ伸びており、40代-60代の女性はそれ程伸びていてない
という事ではないでしょうか。

尚、7月9日の陽性者のうち、20代男性:61人、20代女性:48人、30代男性:41人、30代女性:19人・・という内訳です。10代未満も相応に目立つのも特長に見えます。

何にせよ極力、重篤化しない、死亡しない、という事が重要なのだと思います。

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