ひとすじの糸のいのち
【ひとすじの糸のいのちを大切に】
【正された生活を 美が追いかけてくる】
郡上八幡たにざわさんにて。
私のぼんやりとした理想が美しく言語化されていた。
心に響いて、胸いっぱいになって何故だか泣きそうになった。
ひとすじの糸のいのち
東京でデザイナーとして会社で働いていた時。
下っ端デザイナーの私には
要らなくなった沢山の布を捨てるという仕事がありました。
何十反という山積みのサンプル用生地を
シーズンが終わると一気に捨てます。
捨てるのが嫌で売ったり、社内で欲しい人に貰ってもらったり、色々しましたが、それでも消化できないくらい沢山あって。
心苦しい仕事の1つでした。
布は植物。
布はいのち。
布を大切にしながら、なるべく捨てることなく服作りをしたい。
「しょうがない」
「捨てるから生まれるものがあるんだよ」
と先輩達には言われたけど
捨てながら生むなんてバブルじゃあるまいし、その作り方に未来はない
そんなことを漠然と思いながら、
でもどうしたらいいか分からなかった私は数年後
石徹白洋品店
石徹白のたつけ
に出会いました。
先人達の知恵に感謝と敬意を。
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石徹白洋品店ブログ「日々」
http://itoshiro.org/hibi/
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