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赤ちゃんのヨダレに感覚が麻痺していく話

産まれたばかりの頃、赤ちゃんはあらゆる菌から守ってあげないといけないと思っていました。哺乳瓶を消毒したり、布団を清潔に保ったり、一生懸命に赤ちゃんを菌から遠ざけました。

それが、自分で動き出すようになると、そんなところに入るの!?っていう埃のありそうな隙間に顔を突っ込んだり、ある時期からはヨダレも沢山出るようになって、ありとあらゆるものを舐めはじめます。

そうやって、モノの存在を確かめたり、様々な菌を口から取り入れることで抗体を作ったりするそうですが、「この間まで哺乳瓶を消毒してたのに大丈夫なのか?」と心配になりました。

口のまわりは、基本的にヨダレだらけですが、嬉しそうに近寄ってきて全てのヨダレを親の服に擦りつけながら舐めます。もう服のありとあらゆる箇所がヨダレでベッタベタ。

オモチャや家具は絶対舐めます。何も近くになければ、床やカーペットを舐めます。気をつけたいのがコンセントで、絶対舐めてはいけないのでカバーしてガードします。

ズリバイやハイハイをしながら嬉しそうに動いている口元からヨダレがダラーっと出て一筋の線を描き、その上をお構いなしに通り過ぎる赤ちゃんによってあらゆる場所にヨダレが分散していきます。

最初は「うわー」と思っていましたが、毎日そんな風にベッタベタと付き合っていたら何も感じなくなりました。誤飲などがないように見守ってはいますが、危なくなければ舐めても「あ、そこも舐めますか」ぐらいで動じることがほぼありません。

どれくらいの時期まで舐めるのか調べてみたら、一歳半くらいまでの子が多いけど、それ以降も性格によって舐める子もいるとか。長丁場ですね。


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