創作大賞用の話を書き終えて

先ほどの第六話が「魂の機神」の最終話になりました。
元々はねむねむさんが立ち上げてくれたAIの勉強会のコミュニティから生まれたギャグ堕爺というキャラクターが元になったもので、リスさんが作った戦艦を見て小話をつけたのが、この話を書くきっかけになりました。

時代検証はchatGPTで

元々コミュニティで、日露戦争に参戦し、乃木大将と共闘すると宣言したものの、高校時代日本史専攻ではない私が締め切りまでが短期のこの創作大賞で「下調べ」⇒「プロット作成」というのは無理があるため、chatGPTで歴史検証をすることにしました。
「日露戦争を舞台にした空飛ぶ戦艦ファンタジーを書こうと思っています。まずはバルチック艦隊と戦ったあとに日本で乃木大将から旅順砲台破壊のため203高地に赴き日本を勝利に導くというストーリーにしたいのですが、歴史の順番は合っていますか?」
この問いに対し、
「日露戦争を舞台にした空飛ぶ戦艦ファンタジーのストーリーは素晴らしいアイデアですね!歴史的な順番は大まかには合っていますが、いくつかのポイントについて考慮する必要があります。バルチック艦隊との戦闘は日本海海戦で起こりましたが、その後、旅順攻囲戦が続きます。日本軍は旅順要塞を包囲し、最終的には203高地の戦いに至ります。その後、乃木希典大将は日本軍の勝利に大きく貢献しましたが、彼が直接203高地に赴くというのは歴史的には正確ではありません。しかし、フィクションならば、歴史をベースにしてストーリーをアレンジすることは可能です。乃木大将が主要なキャラクターとして活躍し、彼の指揮のもとで日本が勝利に導かれる構想は興味深いでしょう。」という答えが出てきました。
なるほど、アレンジであればまあいいか、ということでプロットを書き始めました。

主人公が弱いという必要性

主人公はひ弱で徴兵検査に落ちた青年である必要がプロット上ありました。
しかし、結核では困るということで、喘息ということにしました。
喘息についてもchatGPTで当時の呼び名などを調べて参考にしました。

苦悩と歓喜を表現させるために作った多聞と重治

バルティック艦隊撃破を書き上げて、残り文字数を見ると、まだかなりの文字数が必要でした。
そこで、オジジを待ちわびる人として乃木以外に一般兵である多聞、重治のふたりを登場させました。
饒舌な多聞と寡黙な重治、このふたりが同じように苦境を耐え、オジジの登場に喜ぶ、このふたりのような一般兵卒に対し、信也が彼らを故郷に返さなければと思う強さが伝わればいいなと思っていました。

反省点

信也でなければ能力を引き出せないと言うシーンをもう少しかっこよく垣田かったなぁというのが反省点です。

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