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ミサワホーム「三澤千代治さん」ピンチはチャンス!

ビジネスをしているとピンチやどん底を
味わうこともあると思います。

しかし、そんな状況の時こそ
大きなチャンスはやってくるものです。

ミサワホームの創業者、三澤千代治さんは
大学4年の夏休み、駅のホームで突然、
洗面器2杯分の血を吐いて倒れました。

救急搬送され、診断の結果は肺結核。
治るのかも不明、就職活動もできず、
病室のベッドで天井を見上げる日々が
1年半も続いたのです。

まさに、人生のどん底。

しかし、この病室の天井が
三澤さんの人生を変えることになります。

「天井の梁がとても邪魔だなあ。」
「どうして建物には柱や壁があるのだろう。」

日大理工学部建築学科で建築工学を専攻した
三澤さんは、このふとした疑問から
ひとつのアイデアを生み出します。

「パネルで床・壁・屋根の6面体を
箱のように組み立てる構造体はどうだろう。」

「その構造体の強度を出すために
パネルの組立てに接着剤を使うのはどうか。」

ミサワホーム創業の原点である
「木質パネル接着工法」は、
ここから誕生したのです。

退院後、ゼネコンや住宅会社に
アイデアを持ち込みましたが
「接着剤で家が建てられるわけがない」
と笑われ相手にされませんでした。

それでも諦めなかった三澤さんは、
郷里の新潟県十日町市に戻り、
父が営む木材会社に
「プレハブ事業部」を創設。

「木質パネル接着工法」による
プレハブ住宅の販売を開始します。

すると、従来の柱・梁で構成する工法に比べ
外からの荷重が構造の一点に集中せず、
「接合のズレや破損が起こらず
高い強度を実現できる」と評判になりました。

その後、過酷な条件を要する
南極基地の建設にも選ばれるなど
「木質パネル構造」はさらに注目を浴び、
ミサワホームは大企業へと躍進したのです。

まさに「ピンチはチャンス。」

そして、三澤さんがゼネコンや住宅会社から
相手にされなくても決して諦めずに
自分の想いを貫いたことにも注目です。

ピンチやどん底の時にはこの話を思い出し、
どこかに大きなチャンスがあると信じて
しっかり前を向いて突き進んでいきましょう。

菅谷信一

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