ゆううつ

会社に行くのがイヤでイヤでしょうがない。
毎朝、決まった時間にウダウダしながら
ベッドから降り、カーテンと窓を開けて
外の空気を入れる。あと何回この動作をするんだろうと
毎回思う。
ぎゅうぎゅうのバスや電車を乗り継ぎ
駅から徒歩10分ほどの職場まで
家を出てから小一時間かかる。
帰りだって定時で会社を出れたとしても
家に着くのは19時半前。
それからゴハン作ったり(やる気があるときだけ)
片づけたり洗濯したり畳んだりしてるうちに
あっという間に夜の23時くらいになる。
家にいる時間より会社にいる時間の方が長くないか?
昔から仕事好きではないが
ここ数年、本当にイヤだと思うことが
増えた気がする。

「ヤッタ、今日も仕事だ!」
「毎日仕事に行けるなんて嬉しすぎる!」
「仕事できないなんて考えられない!!」
みたいな人、いるんだろうか。

まあ、就職するときに
自分はこういった仕事をしたいという
目標をもたず、生活するための手段として
仕事を選んでいるから、
「やりたいことを仕事」にしている人とは
充実感はやはり少ないのかもしれない。

いや、やっぱり好きな仕事だったとしても
残業とか休日出勤とかはしたくないな。

今の職場にいることの
なにがそんなにイヤなんだろうと
ちょっと分析してみたが
どうやら私は
「誰がやってもいいけど誰もやらないこと」
を結局自分がやるハメになることに
一番ストレスを感じるらしい。

何人かのグループで遂行している業務の中で
誰がやっても構わない仕事があると
一応、最年少が「私やっておきます」みたいな
ことは言うんだけど
そろそろ手をつけないと間に合わないんじゃない?
みたいな時期までなんにもやらないので
「あれ大丈夫?」とか何度も言わなきゃならない。
言わなきゃならないっていうのも何だかイヤ。
言わなくてもいいんだろうけど、言わないと
やんないし、だからといって待ちきれず私が
やってしまうと、今後この仕事は私がやるもんだと
勝手に決められてしまう。これまでも親切心だして
手伝いのつもりでやったことが、いつのまにか
私の仕事になってしまっていることがいっぱいある。
そして、そのことに対して感謝もなにもない。
だから絶対にイヤなのだ。

心が広ければいいんだろうか。
聖母マリア様みたいな穏やかな気持ちで
何事も受け入れればいいのだろうか。

こう言いつつも
また朝になれば起きて
着替えてお化粧して家を出ていくんだ。
働かないと食べていけないから
がんばるしかないんだよね。





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