同人誌制作日記(仮) 6/11

六月十一日(木)、タカアンドトシを追加。鈴木おさむの演出が少なからず鼻につくが、漫才師としての彼らは間違いなく一級品だ。レビューを書き直すために、レイザーラモンRG『グレイテスト・ヒッツ』を鑑賞。当時「有名曲に乗せてあるあるを言うと宣言しておきながらなかなか言わない」というパフォーマンスで世間を震撼させた、レイザーラモンRGによるプロモーションビデオ集である。一昔前の古びた演出の映像そのものも素晴らしいのだが(もはやあるあるも言わずに椿鬼奴とデュエットするだけの『目を閉じておいでよ』がとにかく最高)、小林克也による曲紹介がたまらない。まだ音楽が大衆のために作られていた時代の空気を感じさせてくれる。そしてエンディングには、相方のHGがブレイクした時代に産み落とされるも、まったくブレイクしなかったキャラクター・シルバーウルフが降臨。本編で披露されたあるあるネタと同じテーマのネタを披露するという、大団円的なオチをつけている。ここへ更に、特典として浅越ゴエによる副音声コメンタリーも収録されている充実ぶり。ポップで楽しい一枚である。HMVで注文していた、東京03単独公演『人間味風』ブルーレイ、ウェス・アンダーソン監督作品『犬ヶ島』ブルーレイ、ジャルジャル単独ライブ2019DVDが届く。三枚まとめ買いで割引率高め。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?