【水星の魔女】クワイエット・ゼロと、親たちの思惑をほぼ妄想で考えてみる<超個人的雑記> ※結論出ていません

15話、スレッタがCMにしか出てこなかったですね。寂しい。
さて、先にスレッタとミオリネの出自に関する妄想をアップしましたが、それとセットで、クワイエット・ゼロと親たちの思惑について妄想していたのですが、長くなったので分けました(汗)
こちらも素人の妄想なのでご注意ください……。



クワイエット・ゼロと親たちの思惑

この記事の妄想には、スレッタとミオリネの出自に関する妄想もかなり関わってくるので、よかったらこちらもどうぞ。妄想ですが!

花嫁ゲームの真相は?

ミオリネはラジャンに、花嫁ゲームの真相を、「力のある人間に嫁がせれば、一番安全だとでも考えたんでしょ」「クワイエット・ゼロのカモフラージュも含めて」と話しています。

例によって頭の回転が早すぎて凡人の私には理解しきれないところもあり、最初は「お父ちゃん、ホントはミオリネちゃんが心配で、だから強い人のところに嫁がせたいんだよ」的な意味に捉えているのかと思いました(笑)
でもミオリネさんですからね。もっと冷静な考察かもしれません。
自分を守ることがデリングとノートレットの悲願を達成することに繋がるということを、12話のデリングの言葉と、15話のラジャンの話から、実は何となく察していたりして……。

クワイエット・ゼロは、戦争や争いによって利益を生み出しているモビルスーツ関連企業からすれば、とんでもない計画です。
それを水面下で進めていることを知られないために、花嫁ゲームによってグループの後継者争いを盛り上げ、自身の動向に目を向けさせないようにする。
カモフラージュというのは、そんな意味合いでしょうか。

ミオリネの言葉を聞いて、ラジャンが「ふっ」と苦笑いするのは、そんなところまでお見通しですか、という意味なのかもしれませんね。

クワイエット・ゼロは完成していない?

ラジャンは15話で、「ノートレット様の創案は総裁にとって希望でした。事故で失われるまでは」と言っています。
最初はノートレットが失われたという意味かと思ったのですが、創案が希望だったと話しているので、それが現在失われているということですよね。

だとしたらノートレットの考える計画は、未完成だったということではないでしょうか。
完成していたなら、希望は失われることなくデリングが引き継げたはずです。

たしかに、現状明かされているクワイエット・ゼロでは、「植物の多種多様な生存戦略」が活かされている感じがしないのですよね……。
この計画、まだ本編で明かされていない「続き」があるようにしか思えません。

データストームのその先とは

ここで、ちょっと話を戻します。エリクトのことです。
プロスペラは、スレッタのすぐ側にいる、とか、データストームのその先で待ってるとか言ってましたね。
でも、私は前述の通り、肉体的には死亡していると考えています。

ソフィが死んでしまう直前、画面に映っていたエリクトの背景に、星座が浮かび上がっていると指摘している方がいました。
それって……天、死後の世界みたいなことになっていませんか?
エンディングでも「12(天に)に舞い散る細胞」って歌われていますしね……データストームの先にいるということは、データストームによって天に召されたということなのかもしれませんね。

ノートレットは、事故で亡くなったと言われていました。
これも推測でしかありませんが、もしかして研究中に、データストームによって亡くなった可能性があるのではないでしょうか。
その場合、ノートレットもまたデータストームの先にいることになります。

プロスペラは、データストームの先にいるエリクトと話したい。
デリングは、データストームの先にいるノートレットと話したい。計画の続きを実現するためにノートレットの描く未来を知りたい。
ふたりの目的は、死んでしまった大切な人との接触なのでしょうか。

この目的の予想が当たっていれば、ですが。
プロスペラは審問会の後のタイミングにでも、「エアリアルがパーメットスコアを上げていけば、データストームの向こう側に行ってしまった人とやり取りができるようになる」ということをデリングに話したのかもしれません。
ここからデリングとプロスペラの協力関係ができたのではないでしょうか。

当初、スレッタがエアリアルというガンダムでホルダーになった際に、急にミオリネを退学させようとしたのに、その後引き離すようなことはしていないので、何かきっかけがあったのだろうな、とは思うのですよね。

プロスペラの思惑「書き換える」とは

ただ、この亡くなった人と接触できるという話。
プロスペラの「世界を書き換える」と関連付けるのは難しい気もします。

プロローグでナディムが最後に見た光景は、現実ではありませんでした。
実現できなかった、家族でエリクトの誕生日をお祝いするという「夢」みたいなものですよね。
プロスペラ、デリングに嘘を教えていませんか……?

亡くなった人と実際に接触できるというよりは……。
残っている思念と混じり合って、幸せな夢を作り出し、人類に見せる……現実を夢に「書き換える」計画。
プロスペラが目指しているのは、もしかしてそれなのでしょうか。

でもそれが、志半ばで散ったヴァナディースのみんなの仇を討つことになるのか……。
やっぱりまだわかりませんね!(汗)

追記:ノートレットがもしミオリネに託すのなら

「植物の多種多様な生存戦略を人類に適用する」ということと、GUNDフォーマットを繋ぐのであれば……。
どなたかが、人類にパーメットを流し込む、みたいなお話をされていたのですが、それはあり得る話かもと思いました。

今の段階では、パーメットリンクをシステムに使用しているのは武力の全てではありません。つまり、今言われているクワイエット・ゼロで争いをなくすことはできない。
であれば、食べ物や水を介するなどして、全ての人類の身体にパーメットを取込めば、全人類を制御することができるわけですね。

人類はある程度の時間をかけて、パーメットを取込んだ新しい生命体になるわけです……。

そこまでいくためには、ノートレットやデリングの寿命では到達できないように思います。
だからこそ前の記事で書いたように、ミオリネが希望になるのかな、なんて(妄想)。

今言われているような、パーメットリンクが使用されているシステムを制御するものではなく。
パーメットを介して全人類が夢を見るような世界でしょうか。
その夢をつくるのが、ミオリネに背負わされた役目なのかも。
三千世界を色づけちゃうんでしょうか……。

最後はミオリネ自身も幸せになってくれると信じます。

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