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【ネタバレがある】ミュージカル・舞台 刀剣乱舞における三日月宗近への思い

久しぶりに大興奮してしたというか、なんというか。いろんな思いが合い重なり『死ぬのではないか…?』という気持ちが強くなってしまった。
とにかくネタバレが強い。ネタバレばっかりである。
ネタバレを見たくない人は絶対に読まないでほしい。
ミュもステもネタバレをしています!!!!!お願いしますね!!!!
絶対絶対ネタバレ触れたくない人は見ないでください!!!!






ミュージカル『刀剣乱舞』における三日月宗近について

『東京心覚』という作品を見て、めちゃくちゃ辛くて泣いてしまったのだ。
見てない方に対する配慮とかウンチャラカンチャラをしなくちゃいけないのも重々承知なんですけど…それどころではない!でも、ネタバレしていやな人もいるからどうしよう??????????となり、鍵垢でツイートしたけど結局物足りなくなり文章として残すことにした。まだ公演中なのよね。
まぁ、そもそも心配する程このnoteを見ている人なんていないだろうという安心感もあるし、こんだけタイトルに書いているんだもの。誰も読みやしないだろう!という気持ち。
じゃぁ、この『東京心覚』はどんな作品なの?ってなると、リアルタイムで追い出したのは去年からの私ではありますが、一応全作品を見た身として語らせてもらうと、良い意味での問題作であり本編とはまた一つ違った作品でもあるのかなぁという位置づけに。でも、この作品をやる意味はめちゃくちゃあったと思う。刀ミュの表舞台で活躍する刀剣男士もいる一方、裏ではこういう事をしている子たちもいるし、みんな意味のある世界を懸命に生きているんだなぁと思うと心臓がぎゅーっとさせられるわけだった…。
みんなね!意味があって!顕現してんだから!意味のない存在なんてないんだ!力強く使命を全うしてね!と膝が崩れながら泣きそうになるのだったが…やっぱりそこは強い子たちですからね…自分自身の使命に気づき進んでいくのですよね…。
んでんで、要約すると、水心子正秀が世界のゆがみとか、辛い思いをする存在とか、三日月宗近がなそうとしていることとか、その先にあるのは決して彼にとって明るい未来ではないっていう真実に気付いてしまうわけですよ。私が見ている限り、三日月宗近ってずっと孤独で。つはものを見て特に感じたのは同じ三条の小狐丸にも心を打ち明けるわけでもなく(教えてくれない!怪しいし!と逆切れされてたよね…)、自分の抱える大きなものを誰に見せるわけでもなく、一番つらい思いを常に引き受けてきて、そういうのにちょっと気付いてあげたのが髭切だけで、彼は気づくだけで自分からなにか大きなアクションを取る方ではないからつはものだけの中で完結しちゃってさ…いや、悪いことではないけどさ。でも、水心子正秀は気付いて理解し寄り添おうとしたんですよ。
何が出来るかわからないけど、明るい未来ではない事を止めることは出来ないのに気付いた時に何をするって寄り添う、できることを探す、っていう一番ありがたいなって思える行動をしてくれる水心子正秀・・・
あんた、最高だよ…と再びそこで泣いてしまった。
何もできないから見ているだけ!ではなくて、できないからこそ、出来ることを探す!!!っていう、この寄り添い的な行動は、刀ミュの三日月宗近にとっての救いなんだろうな…と思って観劇しながらマジ泣きをかましてしまったという話なんだけどね。結局解決はしていないし、三日月宗近が悲しい結末を迎えることだけは私たちにもわかってしまったというバッドな感じなんだけど、それでも理解者ができた彼の救いが見えたという話。
なぁ…頼むよ…伊藤栄之進さん…(脚本家様)茅野イサムさん…(演出家様)
どうか最後(迎えたら悲しいから嫌だけど!!!!!!)は皆が笑顔で居てくれる世界でありますように…。

舞台『刀剣乱舞』における三日月宗近について

語れるほど当ステを見ていないので申し訳ない!!!!!!!!を大前提に話をさせていただきたい。ごめんなさい!!!!!!!!!!!!!!
でも!!!!!どうしても大阪夏の陣を見て、心の底から救いが見えた気がしたのだ…!!!!!!!
悲伝の三日月宗近はどうあがいても円環の理から抜け出せずにいて、最後に強くなった山姥切国広の手によってやっと解放されるじゃないですか。
なんでいっつも三日月宗近ってそういう役割なの!??!?!!と一人で泣いていたのですが、やっとやっと三日月宗近に明るい兆しが見えたのよ。
天伝 夕紅の士-大阪夏の陣-でやっと…。
もうめっちゃネタバレになるって前置きもすごいしているから気にしないで話してしまいますけどね!!!!!!!!!!!!!!!!!!
戦い疲れた鶴丸国永が「いつ終わるか分からない戦いに気が狂いそう」的な発言をして、三日月に「どうしたら狂わないでいられるのか?」問うシーンがあって、そこでにこやかに三日月が「仲間の存在」を語りだして幕が開いたら本丸の仲間たちの衣装がバーーーって飾られてて…。「仲間たち」がいるから帰る場所があるからっていう…アンタァ…!!!!そこで涙が止まらなくなり、三日月の拠り所は仲間であり、救いでもあったんだな…って思うと本当に泣き続けてしまう日でした…。そして、エンディングで円形劇場だから三日月が傘を持ちながら皆の傘を持った舞を歩きながら見てニコニコしている所が本当にかわいかった…。そこからの!!!!!!!!スクリーンに現れる
悲伝 に × されて
陽伝 に 書き換えられる…
時代に合わせ暗い話ではなくて、三日月が可哀想ではなく、大切なみんなの元に帰ってこられる優しい話になっているとすごくうれしいなって思うのよね…。
可哀想な立場なんて作らないでほしいけど、光があれば闇がある、表裏一体の世界…
エンターテイメントとしても時に残酷である…オエオエオエ…

どうか全ての三日月宗近たちが悲しい運命を背負いませんように…


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