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クリスマスイブは今年もゆいさんとふたり、我が家でちょっとしたご馳走を食べて過ごすことに…
ゆいさんとの甘い時間は、嫌いじゃない。 いつもリードしてくれるゆいさんに、慣れない仕…
たいして飲めないお酒を飲んで帰宅した私はお水を喉に流し込むとそのまま服を脱いでベッドへ…
基本的に私とゆいさんはお布団が好きだ。夜は早めに一緒に布団に入って、少し会話を交わして…
お風呂上がりのゆいさんの長い髪をドライヤーで丁寧に乾かすのが最近の習慣だった。ゆいさん…
「ねぇ、みてみて。可愛い手帳買っちゃった。」 えらく上機嫌でゆいさんが私に見せた手帳。…
ゆいさんが私の頬を撫でる優しい手が好きだ。いつも壊れ物でも愛でるようにそっと甘く撫でてくれる。そんな風に触れられるのは初めてかもしれない。どんなに私のことを大切に思ってくれているか、その柔らかな指先から伝わってきた。 ゆいさんからはじまったこの関係だったけれど、今ではゆいさんがいない生活は考えられなかった。そんなことはないとうぬぼれているけれど、もし浮気をされても一度なら許してしまうかもしれない。それくらい私は本気だった。 きっとあの日私を同居に誘ったゆいさんも、本気だ
私は駅前のビルの入口に立っていた。今は染めていない自然な黒髪ボブに暗めの赤いベレー帽。…
疼くような甘い心音が、聞こえてしまいそうだった。 私はゆいさんの腕の中で静かに目を閉…
仕事がうまくいかなくて落ち込んでる時だった。口数少なくぼんやりとソファーに座っていると…
ゆいさんと暮らすことになってすぐのことだった。ふたりでお茶をしながら話しているとごく自…
雨の中上機嫌でお気に入りの傘を眺める。先日の暴風雨で傘が壊れた後、ゆいさんと一緒に買い…
ゆいさんの隣で睡魔に負けてうとうととしていると不意にゆいさんの声が耳に届いた。 「はる…
「まっ…、ちょ、ゆいさんっ…!」 今日は早めに寝ようとふたりでゆいさんのベッドに入った直後だった。不意にゆいさんの手がいたずらに私の太ももを撫でた。私は小さく吐息を零して脚を揺らしゆいさんの手を掴みながら逃げようと腰を引く。 「待たない。」 はっきりと口にするゆいさんの声はいつものトーンではなかった。ゆいさんは私が太ももが弱いのを知っている。くすぐったさと何かが混ざった妙な感覚に脚を震わせながら私はじたばたとゆいさんから逃げようとする。 「ふふ、つーかまーえた。」 それ