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はるかとゆいさん(仮)

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ゆる百合小説、はるかとゆいさんのまとめ。
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記事一覧

12/24 ありふれた奇跡の話

 クリスマスイブは今年もゆいさんとふたり、我が家でちょっとしたご馳走を食べて過ごすことに…

みなぎ
2年前

12/23 頬に灯る

 ゆいさんとの甘い時間は、嫌いじゃない。  いつもリードしてくれるゆいさんに、慣れない仕…

みなぎ
2年前

12/22 君と踏み外したい

 たいして飲めないお酒を飲んで帰宅した私はお水を喉に流し込むとそのまま服を脱いでベッドへ…

みなぎ
2年前
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12/21 何度でもときめいて

 基本的に私とゆいさんはお布団が好きだ。夜は早めに一緒に布団に入って、少し会話を交わして…

みなぎ
2年前

12/20 柔らかな髪

 お風呂上がりのゆいさんの長い髪をドライヤーで丁寧に乾かすのが最近の習慣だった。ゆいさん…

みなぎ
2年前

12/19 お揃いだらけ

「ねぇ、みてみて。可愛い手帳買っちゃった。」  えらく上機嫌でゆいさんが私に見せた手帳。…

みなぎ
2年前
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12/18 あなただけ

 ゆいさんが私の頬を撫でる優しい手が好きだ。いつも壊れ物でも愛でるようにそっと甘く撫でてくれる。そんな風に触れられるのは初めてかもしれない。どんなに私のことを大切に思ってくれているか、その柔らかな指先から伝わってきた。  ゆいさんからはじまったこの関係だったけれど、今ではゆいさんがいない生活は考えられなかった。そんなことはないとうぬぼれているけれど、もし浮気をされても一度なら許してしまうかもしれない。それくらい私は本気だった。  きっとあの日私を同居に誘ったゆいさんも、本気だ

12/17 めかし込めば甘い

 私は駅前のビルの入口に立っていた。今は染めていない自然な黒髪ボブに暗めの赤いベレー帽。…

みなぎ
2年前
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12/16 甘い心音

 疼くような甘い心音が、聞こえてしまいそうだった。  私はゆいさんの腕の中で静かに目を閉…

みなぎ
2年前

12/15 嫋やかな魔法

 仕事がうまくいかなくて落ち込んでる時だった。口数少なくぼんやりとソファーに座っていると…

みなぎ
2年前

12/14 二人で作るルール

 ゆいさんと暮らすことになってすぐのことだった。ふたりでお茶をしながら話しているとごく自…

みなぎ
2年前
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12/13 雨音

 雨の中上機嫌でお気に入りの傘を眺める。先日の暴風雨で傘が壊れた後、ゆいさんと一緒に買い…

みなぎ
2年前
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12/12 隣で見る夢

 ゆいさんの隣で睡魔に負けてうとうととしていると不意にゆいさんの声が耳に届いた。 「はる…

みなぎ
2年前
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12/11 スイッチを押す吐息

「まっ…、ちょ、ゆいさんっ…!」  今日は早めに寝ようとふたりでゆいさんのベッドに入った直後だった。不意にゆいさんの手がいたずらに私の太ももを撫でた。私は小さく吐息を零して脚を揺らしゆいさんの手を掴みながら逃げようと腰を引く。 「待たない。」  はっきりと口にするゆいさんの声はいつものトーンではなかった。ゆいさんは私が太ももが弱いのを知っている。くすぐったさと何かが混ざった妙な感覚に脚を震わせながら私はじたばたとゆいさんから逃げようとする。 「ふふ、つーかまーえた。」  それ