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Live Report Vol.2 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 燿城夜祭 -かがやきよまつり-

Introduction

ライブレポ第2弾は、「アイドルマスター」シリーズより、シンデレラガールズ(以下デレマス)のライブです。

自分はシリーズの中でデレマスのみ触れており、高垣楓さん、並木芽衣子ちゃん、工藤忍ちゃん、喜多見柚ちゃん、佐城雪美ちゃんの5人を担当しています。

出演者はこちら。

出典:アイドルマスター公式ツイッター
※Day2に出演予定だった鈴木みのりさん、山下七海さんは出演見合わせ

今回は担当が出演しておらず、また、デレマス単独のライブとしては2020年2月以来の声出し可能ライブであったため、純粋に「祭りを楽しみに来ました!」的な心待ちでライブに臨みました。

前回のレポ同様、2日間のセットリスト順で、一言レポを書き連ねていきたいと思います(2日とも披露された曲については、基本的に2日目のレポは省略します。)。
レポを書き始めたのがライブから一週間後かつアーカイブ未視聴のため内容が薄かったり、キャラ名とキャスト名が混在していたり、突如専門用語が飛び出したり、解釈違いを引き起こしたりするかもしれませんが、ご容赦願います。
(基本的に、キャラ名は名前または愛称、キャスト名は苗字で記載しています。)

Report(Day1)

Day1のセットリストはこちら。

出典:https://imas-db.jp/song/event/cinderella_cg_kagayaki_yomatsuri_day1.html

1.Yes! Party time!! (和太鼓アレンジ)
声出し解禁1曲目にふさわしい、デレマス屈指の「ライブでぶち上がれる曲」。
会場でも流れていたので、どこかで披露されるかなとは思っていましたが、まさか初っ端とは……。
これは今回のライブを通して感じたことなのですが、モニターにコールを表示してくれたのはありがたかったです。

2.満願成就♪巫女の神頼み!
個人的にコールするのを楽しみにしていた曲。思っていた以上にコールが楽しかったですし、サビ終わりの「二礼二拍手」で拍手をばっちり合わせられたのも良かったです。
新田さんの動きがいちいちかわいい。

3.Shinobi 4.0 忍者のすゝめ
元々好きな曲で、こちらも今回ライブで聴けるのを楽しみにしていました。「ニンッ!」はコールしていいのかどうか迷っていましたが、田澤さんが最初に「コールお願いします!」と言ってくれたので、全力でコールできました。ダンサーを使った忍術のギミックも良かったです。

4.プライスレス ドーナッCyu♡
法子ちゃんのソロ曲。この曲に限らずですが、都丸さんの歌唱やダンスには「安定感があるなぁ」と感じました。
そして、今回援軍で現れたのはフレちゃんと、なんと奏ちゃん!
キャラ的にもキャスト的にもやらなさそうな曲ではありますが、見事なキュートっぷりでした。

5.ヒーローヴァーサスレイナンジョー
火花の演出や今回導入された助っ人システム、これはライブならではですね。この曲は音源を聴くだけでなく、ライブで観てこその曲だと思います。

6.全開!ミラクルアドベンチャー!
わちゃわちゃ感が楽しい曲。ショートサイズでしか聴いていなかったので、2番の展開は予想外でした。
MCコーナーのレポは割愛するのでここで書きますが、「浅利七海”ちゃん”役の井上ほの花です」って自己紹介、好きです。

7.パ・リ・ラ
担当である柚の持ち曲。とにかくコールが楽しい。
河瀬さんの「誘惑が多すぎる!」の迫真さにクスッときました。

8.不埒なCANVAS
メロディーも歌詞も振付も大好きな曲。オリジナル歌唱メンバー(以下オリメン)の周子ちゃんがいるとはいえ、今回披露されたのは予想外でした。
オリメンよりも不埒さが増した素晴らしいパフォーマンスでした。

9.花簪 HANAKANZASHI
紗枝はんのソロ曲なのですが、本人不在での披露(去年もあったような……)。
和傘の動きがかわいらしかったです。

10.日々あどべんちゃーなのでしてー
芳乃ちゃんのソロ曲。今回は援軍として小梅ちゃんと珠ちゃんも参加。
これ、キュート曲ですよね???
いや、最後にほら貝吹いているからやっぱりパッション曲なのかなぁ。

11.夏恋 -NATSU KOI-
こちらも予想外だった曲。
今回のライブを通して一番印象に残ったのは、井上さん(七海ちゃん)かもしれません。
この曲に七海ちゃんを落とし込ませるのはすごい。

12.ささのはに、うたかたに。
担当である雪美ちゃんの持ち曲。
オリメンは不在でしたが、ライブのコンセプト的に披露されるだろうなと思っていました。
聴けば聴くほど、心に沁み入る曲。いつか、オリメンで観たいですね。

13.なつっこ音頭
デレステでの直近のイベント曲でもあったため、自分はこの曲が1曲目と予想していました。まさに、今回のライブにぴったりな曲。
合いの手も楽しかったです。

14.廻談詣り
会場の空気を一変させた曲。
少し前に「日々あどべんちゃーなのでしてー」を歌唱していた人たちと同じとは思えないくらい、”冷たい”歌唱でした。

15.N.O.R. 〜Notes of Revolution〜 革命についての覚書
そんな空気を一発で引き戻したのがこの曲。
三者三様のシャウトでしたが、その中でも、嘉山さんのパフォーマンスは「珠ちゃんができる全力のシャウト」を感じられて、特に印象に残りました。

16.サイン・オブ・ホープ
音源を聞いた段階では「日曜の朝に流れていそうなさわやかな曲だな~」くらいにしか思っていなかったのですが、神谷さんの全身全霊のパフォーマンスを目の当たりにして、「化けたな」と思いました。
次回披露時にはさらに洗練されると思うと、今から楽しみです。

17.ハートボイルドウォーズ
「ハード」じゃなくて「ハート」。
管楽器が印象的な曲。この曲も、いつか生バンドで聴きたいですね。
ダンサーを遮蔽物に見立てた銃撃戦の振付が特に好きです。

18.Nightwear
今回の目玉の一つだったであろうLiPPSの新曲、ここで来ました。
瞬く間に会場がダンスフロアと化し、自分はひたすら縦ノリで音を浴びていました。

19.義勇忍侠花吹雪
元々大好きな曲で、オリメンが揃うのがDay1のみであること、また、今回のコンセプトに合致することから披露されるのを楽しみにしていたので、イントロのワンフレーズ目でテンションは最高潮になりました。
マイクではなくヘッドセットだったので、動きに自由度が増していたのも良かったです。

20.大阪タコちゃんラブちゃん
ライブのおよそ1ヶ月前に突如発表された、笑美ちゃん初のソロ曲。
それを出身地である大阪のライブで初披露できたドラマ性……笑美ちゃんを担当しているプロデューサーにとっては忘れられない光景になったのではないでしょうか。
コールはめっちゃ楽しかったのですが、許されるなら、サビの部分も関西弁でコールしたいですね……!

21. 情熱ファンファンファーレ
ここから、「3年間声出せなかったストレス発散タイム」の始まりです。
声出し可能なライブで聴くのは初めてだったのですが、ただでさえ楽しい曲が、声を出せることでこれほどまでに楽しくなれるのか、と感じました。

22.サマカニ!!
同じくコールでめちゃめちゃに盛り上がれる曲。
2日間通して、佳村さんのパフォーマンスに言及している感想を多く見かけたので、もっと注視すればよかったと後悔。
観賞とコールを両立させるスキルをもっと向上させないといけないなぁと思いました。

23.Orange Sapphire
この辺りから、「UO(ウルトラオレンジ。高輝度のサイリウム)足りるのか……?」と思い始めました。まさに怒涛のセトリ。
思い返すと、理性を失った状態で、本能で楽しんでいたように感じます。

24.Wish you Happiness!!
こちらもコール盛り盛りな楽曲。
こんなにも素晴らしいライブを現地で観られたこと、声援を送ることの楽しさを改めて実感できたこと……サビ終わりの「Happiness!!」コールは、心の底から幸せを感じながら叫びました。

25.悠久星涼
本編のラストは、サプライズで発表された新曲。熱くなった心を優しく包み込んで浄化してくれる……祭りのフィナーレにふさわしい曲でした。
天井に映し出された花火の演出が良かったです。

26.サマーサイダー
完全に想定外の選曲。
自分の座席からは二ノ宮さんが正面だったのですが、最後の指ハートの決めポーズにやられました(自己紹介のときの「度し難い」、ありがとうございました。)。

27.お願い!シンデレラ (和太鼓アレンジ)
この曲が最後に披露されることの大団円感は揺るがないです。
キャストのわちゃわちゃが同時発生するので、目が足りません。

Report(Day2)

Day2のセットリストはこちら。
(繰り返しになりますが、2日とも披露された曲については、基本的にレポは省略します。)。

出典:https://imas-db.jp/song/event/cinderella_cg_kagayaki_yomatsuri_day2.html

1.Yes! Party time!! (和太鼓アレンジ)

2. Bloody Festa
「よまつり」が「ちまつり」にならないかなぁという安易な考えから期待していましたが、いきなり披露されるとは!
しかも、今回は輝子ちゃんとのデュエット……!
……いや、手のつなぎ方!

3.ハートボイルドウォーズ

4.アタシガルール
とにかく圧倒されました。
ダンサーを次々とオトしていく振付も印象的ではあったのですが、それ以上に、歌唱パフォーマンスや歌詞に「泥臭さ」を感じたのが印象に残っています。
つかさちゃんがこの舞台までたどり着いたのは、見た目が華やかだからではなく、「JK社長アイドル」という話題性があったからでもなく、担当プロデューサーと地道に活動を続けてきたからなんだな、ということをひしひしと感じました。

5.全開!ミラクルアドベンチャー!
6.パ・リ・ラ
7.不埒なCANVAS

8.エチュードは1曲だけ
個人的にはサプライズな選曲でした。
大人組で、しっとりと妖艶な歌唱……流石でした。
……ん? 大人……? おと……な……?

9.Sunshine See May
鈴木さん(肇ちゃん)が欠席になったのでお蔵入りかと思っていましたが、まさかソロ歌唱とは!
落ちサビで肇ちゃんの歌声が流れたときの、高田さんの笑顔が強く印象に残っています。

10.花簪 HANAKANZASHI
11.廻談詣り

12.ささのはに、うたかたに。
廻談詣りの次の選曲ってかなり難しいと思うんですよね。
Day1は炎で除霊、Day2は聖水で除霊。

13.なつっこ音頭

14.Night Time Wander
開演前にフラスタを見ていて、(そういえば、ルビーカウンテスが揃っているんだよな……でも、つかさちゃんもマキノさんもソロ曲初披露があるから、流石にユニット曲まではないでしょ。担当P死ぬぞ。)なんて思っていたら、なんとなんとルビーカウンテスのユニット曲が来てしまいました(担当P生きてますかー?)。
ユニットのイメージにぴったりなオサレ曲。次はぜひ、山下さん(唯ちゃん)も含めて完全体のパフォーマンスを観たいですね……!

15.Nightwear

16.Isosceles
キャストが欠席してもセトリが変わらないということは、美穂ちゃんと肇ちゃんのデュオ曲(しかもライブ初披露)も当然ながら来るわけです。
こういうカッコイイ系の曲で見せる津田さんのキリっとした表情がたまらなく好きです。ラスサビ・アウトロの転調もすごくドラマチックで、ライブを通じてこの曲がもっと好きになりました。
そして、最後の「涙は見せないと誓うよ」の津田さんの表情は忘れられないものになりました。

17.ノーチラスソナー -Nautilus Sonar-
満を持して披露されたマキノさんのソロ曲。
バキバキのEDMと二ノ宮さんの歌唱の相乗効果で、自分の中での「八神マキノ」というアイドルの解像度が上がったような気がします。
(MCでの射的対決中、二ノ宮さんと井上さんがにずーっと手をつないでいたのですが、お二人は付き合っているのですか……? 最高の光景をありがとうございました。)

18.ダンス・ダンス・ダンス
おいおいおい。
担当である楓さんの持ち曲がまさかまさかここで披露されるとは。
楓さんのペンライトを振りかざしながら、ひたすら踊り狂いました。
会場内にちらほら緑系統のペンライトの光があったのも嬉しい気持ちになりました。

19.N.O.R. 〜Notes of Revolution〜 革命についての覚書

20.おおさか!?狂騒曲
最強の飛び道具襲来。
原曲の作者が書き下ろしたという、まさに「大阪のお祭り」的な詞。
粉もん多いな。
もしかして、法子ちゃんが大阪出身なのは某ドーナツチェーンの1号店があるから……?

21.情熱ファンファンファーレ
22.サマカニ!!
23.Orange Sapphire
24.Wish you Happiness!!
25.悠久星涼

27.お願い!シンデレラ (和太鼓アレンジ)
飯田さんが通りかかった際に奏ちゃんのペンライトを振っていたら、指ハートでレスをもらいました(思ったもの勝ち)。

かくして、2日間の最高に楽しいお祭りは幕を閉じました。
次なるライブも楽しみですね!

……ん? 何か忘れているような……

時を戻そう。



26.思い出じゃない今日を
なんだこれは。
担当である柚のソロ曲が、本人が不在であるにもかかわらず、アンコールの1曲目に抜擢されました。

全く予期していなかったので、イントロが流れたとき、事態を把握できませんでした(一説によると、今回の屋台で出ていたドリンクが匂わせだったそうです。わかるかそんなもん。)。

そして、「またさ、」と歌い出したとき、目の前で起こっていることを理解し、足元のかばんから柚のペンライトを取り出し、それを振ろうとして……

しばらくの間、振ることができませんでした。
ただただ、両手でペンライトを握りしめたまま、ステージを見つめていました。
ライブでこんな感情・振る舞いになったのは初めてのことでした。

曲が終わった後は、ホームランを打たれた投手のように、両膝に手をついてうなだれていました。

今まで、デレマスのライブで、本人が不在であるにもかかわらずソロ曲や持ち曲が披露されたり、予期せぬ曲で歌唱メンバーとして登場したりするのを見る度に、「担当P大変そう~」と他人事のように思っていたのですが、まさか、今回自分が大変な気持ちを味わうことになるとは思いもよりませんでした。

ライブから10日以上たった今でも、正直、整理し切れていない状況なのですが、今回この曲が披露されたことについて、ここまでの自分の思考を羅列すると、

・観ている最中、「前回のライブで反響が大きかったから今回もセットリストに入ったのかな」と解釈

・終わった後は、「こんな大事な局面で柚のソロ曲を起用してくれてありがとう」という気持ちしかなかった

・パストラル・フリーの相方である周子ちゃん(キャストとしても関わりの深いルゥさん)が歌い出しだったのは良かった

・歌唱メンバーが、有観客初披露だったはずの新年ライブ(当時の社会情勢により無観客に変更)の出演者だったことを知ったときは胸が熱くなった

・10周年記念アニメで祭りの終わりのシーンで流れていたので、それになぞらえたとの解釈を見て納得

・他方で、「担当がいないのにソロ曲が使われた複雑な気持ち」も理解

という感じで、自分の中でも様々な気持ちが入り混じっています。

これは特に柚Pに向けてなのですが、今回この曲が披露されたことに対して抱いた感情はどれもが正解だと思いますし、周りと考え方が違うからといって、自分の感情は絶対に否定しないでほしいです。

Outroduction

冒頭で「祭りを楽しみに来ました!」と書きましたが、それがフラグとなったかのようなDay2での思いもよらない選曲……。
楽しかったのはもちろんですが、それ以上に、ドラマチックな思い出ができたライブになりました。

開演前の名刺交換やDay1後の打ち上げで、多くのファン・プロデューサーの方々と交流できたのも良かったです。本当にアウトプットは大事。

次回は名古屋でのデレステ周年ライブ、またしても担当の出演予定はないですが、現地や配信で思いっきり楽しみたいと思います!

最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました!

それでは、また。

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