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【EDH】テイサ・カルロフ用オタクカード紹介#3【MTG】

おはようございます。
本記事は、晴れる屋さんの「EDHオタクカード紹介」動画をリスペクトした記事の第3弾になります。
今回も《テイサ・カルロフ/Teysa Karlov》のデッキで使いたいちょっとマイナーなカードを4枚ほど紹介します。ぜひ最後までお付き合いください。


《ゴースト・ランタン/Ghost Lantern》

実は良いカードが結構多いかもしれないCLB(売れてない)

ゴースト・ランタンは『統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い』で登場した出来事を持つ装備品で、自分のクリーチャーが死亡するたびに装備しているクリーチャーに+1/+1カウンターを置く能力を持つ装備品でありながら、墓地からクリーチャー・カード1枚を回収できるインスタントとしても使える非常に便利なカードです。

強いポイント①:石鍛冶から持ってこられる墓地回収カードである
このカードの強みを最大限に活かす上でかかせないのが《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》です。ゴースト・ランタンがデッキに採用されていることにより、石鍛冶の神秘家が追加で2マナを支払うと墓地のクリーチャーを回収できるカードに早変わり!
もちろん、いつも通りに《頭蓋骨絞め/Skullclamp》をサーチしても問題ないですが、たくさんドローするよりも墓地のお目当てのクリーチャーを回収したいタイミングもありますから、石鍛冶のサーチ先としては相当優秀な部類に入ります。

強いポイント②:最軽量なのに装備品としても強力!
1マナの装備品で装備コストも1マナと非常に軽い装備品ですが、その能力がテイサ・カルロフと非常に噛み合っています。余ったマナでテイサ・カルロフに装備させておくだけで、適当なトークンで対戦相手の攻撃をチャンプブロックして+2/+2、クリーチャーをサクるたびに+2/+2、という感じでどんどんサイズアップさせることができます。テイサ・カルロフではなく適当なクリーチャー・トークンに装備させておけば、警戒+絆魂+巨大サイズで殴りにいくことも可能!出来事だけでなく本体も優秀なんです。

なお、お値段も晴れる屋価格で30円と大変お求めやすくなっています。
特に石鍛冶の神秘家を採用している方におすすめしたい1枚です!

《始源の齧り虫/Primordial Gnawer》

このムカデっぽいフォルムがカッコよくて最高なんだ!

始源の齧り虫は『イクサラン:失われし洞窟』で登場したクリーチャーで、死亡したときに発見3を行います。類似カードとして『霊気紛争』で登場した《財宝の守り手/Treasure Keeper》もいますが、あちらは4マナである代わりに"発見"ではないため、唱えなかったカードは手札に加わらずにライブラリーの下に戻ります。

強いポイント①:最大で6マナぶんの呪文を踏み倒せる!
5マナのクリーチャーを死亡させることで発見3が誘発するため、本来であればアドバンテージを失っているはずですが、テイサ・カルロフがいれば発見3×2回となり最大で6マナぶんの呪文をタダで唱えられます。今どきのEDHでは真面目にマナコストを払ってなんかいられません!
さらに、この発見3というのがテイサ・カルロフデッキと相性が良くて、《アシュノッドの供犠台/Ashnod's Altar》や《想起の拠点/Bastion of Remembrance》を筆頭に、ほとんどのプレイアブルなサクリ台とダメージソースは3マナ以下に集中しています。他にも黒系のサーチカードや《不気味な腸卜師/Grim Haruspex》などの置き型のドローソースも3マナ以下のものが多いため、テイサ・カルロフにおいて発見3は当たりの多いガチャなんです。

強いポイント②:リアニメイトを捲っておかわり!
黒といえばリアニメイトですが、発見3で3マナ以下のリアニメイト呪文が捲れた場合は、始源の齧り虫を戦場に戻して死亡させることで追加のガチャを引くことができます。もちろん"運ゲー"ですが、リアニメイト呪文やマナが出せる呪文を捲り続けることでどんどんチェーンさせて、この1枚からフィニッシュコンボを揃えられる可能性だってあります!色々なコンボのお供になる《目覚めた潜伏工作員/Activated Sleeper》が疑似的なリアニメイト呪文でもあるため特に相性が良いですね。

コモンですがとても爆発力があり、実際の対戦でもこのカードから想起の拠点と《食肉鉤虐殺事件/The Meathook Massacre》を捲って勝ったこともあります。テイサ・カルロフデッキにはあまりいない"運ゲー"が楽しめるクリーチャーですので、ギャンブルカードが好きな方にはぴったりの1枚です。冒頭に紹介した財宝の守り手と合わせてぜひ使ってみてください。

《アサルト・インターセッサー/Assault Intercessor》

フレーバーテキストも結構いいこと言ってる。カッコいい

アサルト・インターセッサーは『統率者デッキ:ウォーハンマー40,000』で登場したクリーチャーです。その能力は単純明快で、対戦相手がコントロールしているクリーチャーが死亡するたび、そのプレイヤーのライフを2点削ります。
ウォーハンマー40,000には優秀なカードが多く、これもその1枚ですが、コラボセットであることや統率者デッキのみの販売だったことでかなり影が薄い印象です。

強いポイント①:虐殺のワームの能力は据え置きでコスト半分!
さて、このクリーチャーが持つ死亡誘発型能力は《虐殺のワーム/Massacre Wurm》と全く同じですが、虐殺のワームが6マナなのに対してアサルト・インターセッサーは3マナと半分になっています。もちろん虐殺のワームは戦場に出たときの全体-2/-2の修整も強力ではありますが、テイサ・カルロフにおいては死亡誘発型能力のほうがメインですからそれが残っていれば十分です。
クリーチャーが死亡するたびに2点(テイサ・カルロフが出ていれば4点!)もライフが削られるのは対戦相手からしたらむちゃくちゃ厳しいはずです。クリーチャーを生け贄に捧げるアクションを取りづらくなるため、同系統のアリストクラッツ系のデッキや、最近だとエルドラージ・落とし子トークンを使うデッキは機能不全に陥ることでしょう。
さらに、テイサ・カルロフが出ていれば1体につき4点……つまりクリーチャーが10体並んでいる対戦相手は、アサルト・インターセッサーを出して《神の怒り/Wrath of God》を撃てば死にます。アサルト・インターセッサーのコストが軽いため、こういった自爆によるフィニッシュプランも取りやすいです。

強いポイント②:地味に戦闘性能も高い
ここまで紹介した通り、3マナながら非常に攻撃的な死亡誘発型能力を持っているのですが、おまけのように先制攻撃と威迫まで持っており、妙に戦闘性能が高いのも特徴です。本当に3マナですか?
テイサ・カルロフではトークンではないクリーチャーで積極的に攻撃するシーンが少ないため、先制攻撃を持ったパワー3のブロッカーとして活躍することが多いです。やっぱり先制攻撃が立っていると攻撃されにくいので、攻防の両面で活躍してくれます。

私が使用しているテイサ・カルロフのデッキはよくカードを入れ替えるのですが、アサルト・インターセッサーのスタメン率はかなり高いですね。本記事で紹介する4枚の中では一番のおすすめとなっております!

《君主今田の凋落/The Fall of Lord Konda》

マジで誰も使ってない。逆に私はどこでこれを見つけたの?

《君主今田の凋落/The Fall of Lord Konda》は『神河:輝ける世界』に収録された変身する両面カードです。
第1面は英雄譚で、I章の能力がマナ総量が4以上のクリーチャー1体を追放、II章の能力が強化版の《家路/Homeward Path》、そしてIII章の能力で第2面へと変身します。第2面はとてもシンプルで、死亡したときに1ドローできる1/3の壁です。

強いポイント①:除去札なのにカードも引ける
どんなクリーチャーでも追放できる《剣を鍬に/Swords to Plowshares》などには劣りますが、相対的に脅威度の高いマナ総量の大きなクリーチャーをきちんと処理できるため、EDHの除去としては及第点です。
パーマネントなので《セヴィンの再利用/Sevinne's Reclamation》などで使い回せるところも嬉しいポイントですね。
また、除去札として機能するだけでなくクリーチャーの頭数としてもカウントすることができ、しかもドロー能力を持っているためどんな状況でも腐りません。すぐにカードを引けないところは玉に瑕ですが、最も即効性が必要な除去能力がI章なのでよしとします。

強いポイント②:コントロールを取り返す能力がメタとして優秀
そして肝心のII章の能力ですが、家路と違ってクリーチャー以外のパーマネントのコントロールも取り返すことができます。
最近は対戦相手のライブラリートップを追放してそれをプレイしたり、対戦相手の墓地から土地を拾ったりするカードもあるため、範囲が広くなった恩恵は大きいです。
特に、人気の統率者である《原初の征服者、エターリ/Etali, Primal Conqueror》へのメタとして活躍するかもしれませんね?
エターリを相手取るとき、エターリ自体を除去しないと変身して毒殺されるのに、除去したら出し直されてアドバンテージを取られ続けるというジレンマがありますが、君主今田の凋落で除去するとエターリを出し直されたとしても次のターンには奪われたパーマネントのコントロールを取り返せるため牽制になります。

このようにこのカードにしかない役割を持っており、第2面もテイサ・カルロフに合った能力ですので、除去札の候補として採用を検討してみてはいかがでしょうか?

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回は比較的新しいカードたちを紹介することになりました。最近のカードのパワーの高まりを感じます。
本記事でテイサ・カルロフ限定のオタクカード紹介も3本目になりますが、まだまだ紹介したいカードがたくさんあります。活躍の実績があるカードに絞っているのに、です。これも、テイサ・カルロフという統率者の魅力がとどまることを知らないためですね。
今後も相変わらずテイサ・カルロフの記事を書き続けていきますので、第4弾のオタクカード紹介記事にもご期待ください。

それでは、お疲れ様でした。

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