【EDH】CityStyleはプチプラで【テイサ・カルロフ】
おはようございます。
皆様はSecret Lair「City Styles」を購入されましたでしょうか?
美麗なイラストに惹かれて、普段はSecret Lairには興味ない方も思わず購入してしまったことでしょう。かくいう私も、テイサ様のレザーパンツ姿に我慢できず、Foil版とNon-Foil版の両方を予約してしまいました。
さて、今回はそんなテイサ・カルロフに惹かれてSecret Lair「City Styles」を購入し、せっかくだからEDHのデッキを組むことを検討されている皆様に、
『テイサ・カルロフが高かったから、残りの99枚は安く済ませよう』
をコンセプトとしたデッキリストを紹介します。
ぜひ、最後までお付き合いください。
統率者の紹介
《テイサ・カルロフ/Teysa Karlov》は『ラヴニカの献身』で登場した白黒の固有色を持つ伝説のクリーチャーで、テイサ・カルロフというキャラクターとしては3度目の実装です。
能力は少し複雑ですが、基本的には「クリーチャーの死亡誘発能力を追加でもう1回使える」だけなので、難しそう……と身構える必要はありません!
EDHにおけるテイサ・カルロフは、
・クリーチャーが1体死亡するたび、カードを1枚引く
・クリーチャーが1体死亡するたび、対戦相手は1点のライフを失う
のような、クリーチャーが死亡したときにアドバンテージを得たり、対戦相手を追い詰めるカードを駆使して勝利を目指す統率者です。
それではデッキリストをご覧ください。
デッキリストと参考価格
晴れる屋さんのデッキ構築機能を使わせてもらっています。
2023年3月某日時点だと、このデッキの総額は晴れる屋さんの通販価格で5,140円でした。なお、テイサ・カルロフと基本土地の価格を抜いた合計ですので、$29.99のSecret Lair「City Styles」と基本土地の価格を足すと、だいたい1万円前後くらいで揃えられるデッキとなります。メインボードが5,000円というのはEDHではそこそこ安い(はず)です。
デッキレベルは3、4あたりでしょうか。無限コンボは採用していませんが、状況によっては1枚のカードから対戦相手3人のライフ40点を削り切ることができてしまうため、即死NGかどうかは対戦前に確認しておくと良いでしょう。
ただ、EDHのテイサ・カルロフは無限コンボが花形なところがあるので、興味がある方はぜひ過去記事をご覧ください。
勝利手段
今回紹介しているデッキはいわゆる「アリストクラッツ」と呼ばれるデッキタイプです。通常の構築フォーマットのアリストクラッツとやることは同じで、
・サクリ台(クリーチャーを繰り返し生け贄に捧げられるカード)
・クリーチャーが死亡するたび対戦相手にダメージを与えるカード
の2種類を戦場に揃えてから、自分のクリーチャーを大量に生け贄に捧げることで対戦相手のライフを削り切ることを目指します。
アリストクラッツでライフ40点を削り切ることが難しいと感じるかもしれませんが、意外とそんなことはなく、例えば《ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat》のようなダメージソースはクリーチャーが1体死亡するたび各対戦相手に1点ずつではなく2点ずつダメージを与えますし、《債務の聖職者/Ministrant of Obligation》が死亡すると2体ではなく4体のトークンが生成されます。テイサ・カルロフデッキではそれぞれの死亡誘発能力が掛け算されて発揮されていくため、想像以上に速やかにライフを削ることが可能なんです!
基本的には、サクリ台・ダメージソース・生け贄に捧げてメリットのあるカードを展開し、じわじわとダメージを積み重ねていくことがテイサ・カルロフの勝利手段になります。
しかし、ド派手なカードで一撃必殺・一発逆転というのもEDHでは欠かせませんよね。そういうわけで今回のデッキにも切り札的なカードが数枚採用されています。
もちろん、お好みの切り札があればどんどんカスタマイズしていただきたいです。個人的には《虐殺のワーム/Massacre Wurm》などの定番フィニッシャーを強くおすすめします。
カジュアル卓での立ち回り
テイサ・カルロフには「テイサ・カルロフだけでは何もできない」という弱点があります。そのため、マリガンとドローソースの取り回しはそこそこ重要です。
マリガンでは《村の儀式/Village Rites》のような使い切りのドローソースで妥協せず、《頭蓋骨絞め/Skullclamp》や《スカルポートの商人/Skullport Merchant》のような継続的なドローが見込めるカードを強気に狙いたいです。また、それらを簡単に除去されては目も当てられないため、きちんとドローできるよう盤面になるまでは手札で温めておきましょう。準備中に「ちょっと事故ってて……笑」とか言って見逃してもらうような狡猾さも時には必要かもしれません。
手札が潤ってきたら、勝利手段を揃えながら対戦相手の妨害をして時間稼ぎをすることになります。妨害と言っても除去しかできませんから、強力な統率者が出てきたら《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を撃ち、戦況が苦しくなってきたら全体除去を撃ち、そうしてひたすら手札と墓地を揃えましょう。
ゲームが進むにつれ対戦相手のライフも減ってくるでしょうから、アリストクラッツで削り切れる射程圏内に入ったら一気に仕掛ける!そういったゲーム展開が理想的です。場合によっては死亡誘発能力が連鎖してインスタントタイミングでの勝利も起こり得るため、対戦相手が油断した隙を突いてドヤ顔しながらソリティアするのもまた一興でしょう。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございます。
Secret Lair「City Styles」はかなり注目されており、テイサ・カルロフや《迷える探求者、梓/Azusa, Lost but Seeking》の人気も相まって購入者が多いと思われたので、便乗した記事を書いてみました。
テイサ・カルロフを使っていて一番楽しいのは頭蓋骨絞めでカードを4枚引くことだと思っているので、少しでも興味を持っていただけたのならデッキを組んで、楽しい頭蓋骨絞め生活を送っていただけたらと思います。
それでは、お疲れ様でした。
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