展示監修の大事さ
今回の展示はこれまでのギャラリー内の展示の中でも秀逸で会場全体に引き込まれると
口々に感想をもらっている
元々、作品は全方位的に作っているので
上下左右が完成するまでに何度か変わることは
通常営業ではあったし、一週間前の銀座での展示で
置きにしたり、掛けにしたりと実験して
毎日上下左右変えたりしてはいたのだけど
今回の展示は大物ばかりでまさかそれまで
変えても成立するとは自分でも思ってなかった
自分の中にも「ここ」っていう展示のバランス感覚は
もちえてるけれども、今回は箱が大きいので
展示監修も仕事にしている主人にやってもらった
好みを聞いてくれながら「こればらそう」とか
逆さまとか角度を思い切って変えたりしてくれたり
設置の力点を自分の思ってたところではない
ところにしていった
気に入ってなかったイマイチの作品も
ばしっ、ばしっと決まっていって
しかもタイトルとか本当に意図していた方に
エネルギーが流れて行って
全部が三割り増しに良くなって
全部が自信作?くらいに見えるようになった
バラしたやつは本当に劇的で
糸だからこそ表現できる垂れ下がりとか
柔らかな波とかが現れて出てきて
自分の作品じゃないくらい客観的に観ることができて
めちゃくちゃ栄養と勉強になった
これからつくるときに大事にしたい♡
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