キッズジャンボリーVol.2〜大人の役割とは〜
こんにちは。
宮城県仙台市で産前産後子育てケアをしている佐藤彩那です。
活動6年目になりました。
私の主催するコンテンツは全て、
多世代・多属性・病気や障がいの有無は関係なく
むしろ積極的にごちゃまぜにして活動しています。
活動の一つに「仙台ファミリーランド」という子育てサロン事業があります。
\頼れる人・場所・学び・楽しみをプラスONE!/
の合言葉のもと、妊娠中から子どもが巣立ってもずっと楽しめる産前産後子育てケアを企画運営しています。
今回はそのファミリーランドのお祭り🎵
3部作でお届けします。
入場無料、出入り自由のイベントでした。
ぜひVol.1もご覧ください!
このイベントはざっくり言うと
お仕事体験➕フリマ&マルシェ➕カフェ➕遊び場
今回は遊び場の紹介です!
遊び場に用意するのはおもちゃではなく
大量の段ボールと絵の具。
\さあ自由に!!!/
って言われても実は大人こそ「自由」が難しかったりするんですよね。
<段ボールで子ども商店街>
実はこの段ボールタウン作りは、
限られた敷地内の中で、子どもたちがいかに退屈せず楽しめるかを考えて設置したコンテンツでした。
ママたちからのご感想でも
「段ボールハウス、本当に集中していて嬉しかったです」との声。
1日中あそんで行ってくれた子たちも多かったですね!
退屈せずに楽しむという機能はもちろん果たしてくれましたが、
それ以上に、
子どもたちから「自由・解放・創造力」を見せてもらった気がします。
意外と子どもたちは
「子ども向けの遊具がある公園」よりも、
「お山しかない芝生と砂の広場」のほうが、
かけっこしたり芝滑りをしたり砂遊びをしたり、永遠と遊びを作り出して遊んでいるものです。
遊具だとその遊具としての遊び方しか見出せずに飽きてしまう子も多いですよね。
私たち大人が、
「子どものため」「安全のため」「集団生活のため」って
いかにも子どもたちのためを装って枠を決めてしまっていることって、
意外と多いような気がします。
(もちろんそれ全てが悪いことではないですよ)
そうやって育ったのに、
大人になると急に
枠にハマらない「個性」だの「強み」だの「独自性」だのを求められる。
手のひらコロコロ返しもいいところです(笑)
段ボール遊びでは、
そこにある物をつかって想像をカタチにする力と
こうであるべきにとらわれない柔軟なアイディア、
そして集中力・夢中力を魅せてもらいました。
一方で、
想像は自分の経験から生まれます。
見たことある、聞いたことある、やったことある。
この経験体験を増やしてあげることが、私たち大人の役割なのかな。
<いろんな大人との関わり>
写真がだいぶ遠目なのですが・・・
スーパーボールすくいを担当してくださった方は
大学生のお孫さんがいらっしゃる、
もうすぐ70代の方(年代公表の許可いただいています)。
普段は町内会やボランティア活動などで活躍されている方です。
シニアの方は、
私たちがつい急かしてしまうのをじっくり時間をかけて待ってくれたり、
私たちが苦手な例えば裁縫や料理が得意だったり。
一方でシニアの方も、
子どもたちと関わることで元気になったり、
役割を見出すことができたり。
多世代での関わりに可能性を感じています。
この考えは、
仙台市田子西にある、Open Village ノシシタ®️との活動で育まれたもの。
そこでの実際の子育て世代とシニア世代との関わりが、互いに相乗効果を生み出していると感じます。
自分の親だけが大人ではない。
いろんなお仕事をしている人、
いろんな考えを持っている人、
いろんな見た目の人
・・・・・・
子どもたちには、自分の家族以外にも大人はたくさんいる。
まずはそれを知って欲しいんですよね。
例えば、
家で甘えられなくても、
近所のお店のおばあちゃんにならわがままが言えちゃうとか。
うちでは考えられないけれどあんなことしちゃっていいんだ!とか。
こういう働き方もあるんだ!とか。
私たち親も、
自分だけで子育てをするには限界があります。
(例えば私の場合、虫系。ごめんなさいあまり得意ではないんです。なのでここらへんは保育園サマサマです。お迎えいったらポケットから幼虫が出てきたことも・・・)
つい自分たちの価値観も押し付けがち。
(例えば虫は菌がいて汚い!怖い!とか)
だからこそ外の世界を知ることも親と子両者にとって大切だと思うのです。
また、
この社会はまだまだ縦割り社会。
自分の生活圏内で、自分とは違う年代や属性、状態の人と関わることって
そう多くありません。
施設、療育、支援級・・・
いろんな形で分けられてしまっています。
それにはもちろんいい点もたくさんあるのですが、
そうなると、
実際に自分の目で見て関わって感じる前に、
いろんな色がついた情報が間接的に入ってきたり、
知らないから怖いと感じたり。
そうなるまえに、
子どもたち自身の感性で感じて欲しいんですよね。
例えば、
なんでめがねかけているの?
なんで車椅子に乗っているの?
なんでずっと動いているの?
こんな疑問に対して、
「失礼でしょ」
「じろじろ見ないの」
「邪魔になるからどけてあげて」
そうやって、
大人が自分の価値観で先回りして、
感じる機会や関わる機会を奪ってしまっていませんか?
子どもがどう感じるか。
そして子どもが知りたいと思った時にどう伝えるか。
まずは原体験を奪わないということと、
わたしたち大人が先回りしないということ、
わたしたち大人も自分の価値観を知っておくこと、
とても重要だと思っています。
小さい頃から「自分と違う」に触れることで、
「違うが当たり前」で、
「違って普通」で、
「なんか自分とは違うしそれがなんでなのかは分からないけれど小さいときからいつも側にいた」
だから、
「ふつーに」違いを認め合える。
繰り返しになりますが、
多世代・多属性・病気や障がいの有無は関係なく
むしろ積極的にごちゃまぜにして活動することに価値があると感じています。
一緒にイベントを盛り上げたい仲間たちと、
企業さんや団体さんからのイベント開催依頼も受け付けております。
地域に拓いていきたい、
子育て世帯に貢献したい、
そんな想いのある企業さんはぜひご相談くださいね。
✉️ayana.satoh.s@gmail.com
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→仙台ファミリーランド企画運営
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