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海が近くにある街で過ごした時間

先日の午後、横須賀線に飛び乗って、鎌倉にやってきた。海が無性にみたかったのだ。
感染はあいかわらずうなぎのぼり調子だし、どうしようか迷った。でも、窓の外に見える街並を眺めていたらどうしても、と思い、
おやつどきに終了した打ち合わせの後、パタンとPCをしまい、PCも部屋に置いて出た。

ホテルに到着してチェックインをそそくさとすませて、荷物をぶんと置いて、海岸まで早歩き。思ったよりあるのだ。一駅分?

茜色の空が待っていてくれた。
海と空のグラデーションだ。

波打際で同じように家族連れ、カップル、あ、1人でコーヒー飲んでいる人も。思い思いな時間。思い切って来ることができてよかったなー。漆黒の海を見ていたような気がする。
何色が好き?と聞かれて、ブルー、グリーンですかね、といっていた。
昨日はたと、おりてきた。茜色。ピンクでも赤でもない茜色。この色をロゴに移せたら、と思った。


早朝の海岸。バウバウな大型犬と朝の散歩をする人たち、サーフィンボードをかかえて海辺に歩く人たち。
鎌倉連売には、地元の人たち、レストランを営んでいるであろう人。

泊まっていたホテルには、1階に小綺麗なカフェが入っていた。そこで朝食を、と思っていたのだけれど、通りにある「おはよう、かまくら」というちいさなサインボードにかかれた卵かけご飯、につられて入る。


無理やり作った時間でもあった。部屋の片付け、残務仕事、あれやこれや思いついて忙しなくなる日常からすこしはみ出す、必要な逃避ならぬ、大切な時間。誰か誘おう、と思ったけれど、1人で来た。今年の4月から書き始めた一冊のノートを抱えて来た。すこし書き留めた。

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