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マーケティング視点のDX、を読んでみた

読了。
「お客さんの目線に立つ」
仕事で、いつもいつも言われ続けてきたことです。
(うむ、同じことではないか)
難しくない。人の気持ちになる。課題の先にあるヒト、の気持ちを想像する。 この本は、マーケターだけでなく幅広い層の方々が読むのにも、とっつきやすくてよいと思う。
(新しいなあ)と思ったことは、
本というハードコピーの一方向の関係性に、「コミュニティ」という双方向の機能を持たせていること。
本を読んで終わりではない、ここから議論を始めましょう、という。

経産省公表レポート「2025年の崖」によると、2021年には、不足するIT人材が43万人、21年以上稼働の機関システムが今の20%から2025年になると60%に。年間経済損出が現在の4兆円から、最大12兆円という状態になるという。普通に考えても、危機的な状況だと思います。

マズローの欲求5段階とコトラー教授のマーケティング1.0〜4.0から、欲求5段階とDXのステージを比較して説明されてい?のがとてもわかりやすい。
私たち、いま、DX1.0にたっているんですね。WiFi環境で、オンライン会議ができるようになった、アクセスビリティ。たこれもオフィスに行かねばならないから解放されて進歩と思っていたけれど、これは低次元のDX。
そこからさらに進んで、遠隔でどこにいても仕事ができるような人々のライフスタイルを実現できるようになる、ユーザーの望んでいるサービスを実現できるのがDX2.0。
でも、日本にはDX推進の専任役職者ってまだまだ少ないのですね。。。

わたしは、広報&マーケターというタイトルで仕事をしていました。ここでここ最近感じていたことを書いてくれています。「ビジネスとマーケティングの結びつきは強くあるべき」。
マーケターはマネジメントと二人三脚で動く。マネジメントを見ながら、並走ときに傍観しながら、動く、経営者との接点は多い方がいい。そうあるべきだ、と思っていたので!
企業事例も豊富で、DX推進企業の取り組みとは何か、がわかりやすいです。
しばらく手元に置いておこうと思います!

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