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怖がり

私は、とても怖がりだ。
子供の頃は双子の姉と人が入っているぬいぐるみでも泣いていた。
母がそう言ってたのだが、私もかすかな記憶に残っている。

そして、新潟県の田舎出身なので子供の頃はお祭りが盛大でお面を被った狐やお祭りの笛や太鼓の音色。
普通心が踊りワクワクするはずなのにドキドキ緊張した。

お獅子を被った男性が家の中まで10人くらい「うぉ〜」と大きな声で入ってきて頭をパクリとする。

お獅子

一軒、一軒回って近づいてくると姉や従姉妹達とトイレに隠れてぶるぶる震えて去っていくのを待っていた。
本当に怖くて耳を塞いでうずくまっていたのだ。

秋田のなまはげに似てる感覚。

秋田なまはげ


秋田のなまはげのニュースを見る度に震えて「よかった、秋田じゃなくて」と毎年思っていた。

今の還暦前になってもお祭りの笛や太鼓の音が苦手だ。

今でも怪談話なんて聞いたらトイレも行けなくなってしまう。

還暦前の今でさえ、会社のトイレの電気がパカパカしていたので「どうしよう?幽霊がでたら」なんて言ったら同僚にポカンとされた。

令和元年に父が亡くなり本当にいつも怒ってばかりの怖い父の印象だったが、小さい時によく反抗して、父の事が嫌いとずっと言っていた。
そんな時「俺が死んだら化けて出てやる」と言われた事が還暦間近になっても頭から離れず、実家の家に帰ると夜トイレに行けない。

今は母が1人でほとんど部屋を使っていなくて物置化している。
仏壇の前しか寝る場所がなく、絶対嫌だと拒否して、居間のテーブルをどかして布団を敷いて寝ている。
父が観ているとしたら、きっと「いつまで経ってもは変わらない」と呆れてるだろうな。

夜中にトイレに行くのが怖くて寝る前に飲み物飲まない、トイレに寝るまで何度も行くことにしている。

ただ、父が亡くなってから何故か、YouTubeでも死の世界や陰陽師のチャンネルを良く見ている。
陰陽師が公園で幽霊に聞き込みをしているのを見ていると、公園の椅子に霊がよくいるので座る時に「失礼します」と今では言っている。

韓国ドラマは四六時中観ているがフィクションのハラハラドキドキしたちょっと怖い系が好きだ。
これが、本当の怖い物見たさって言うのかもしれないね。

観れるようになったのは、本当に怖いのは、人間だと思うようになったからかもしれない。

最近はお金のない人が増えて、自分の欲望の為やお金が欲しいからと特殊詐欺や殺人までする人が増える世の中になってしまった。

犯罪を犯したらその後どうなるのかまで考えないのかと思ってしまう。
人間のエゴはどこまでいくの?
人間は、怖いとつくづく思う。

本当の死後の世界のお話を神人さんがしてくださっています。
こちらのYouTubeをよかったら観てください。

因果応報、輪廻転生を信じている。
生まれ変わるのも直ぐではなくて修行をして何百年後でどこに生まれるかもわからない。

父や愛犬の死の経験から命は永遠でないことや還暦前でいつ何があるかわからない怖さがあるから死の世界が気にはなっているが、死ぬことを心配するより

今を大切に生きること。
楽しかったと言える人生にしたい。

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