依頼しようと決意したきっかけ



そもそも、別れさせ屋・復縁屋って何?


○ 別れさせ屋
交際している者(夫婦や恋愛に限らず)を別れさせたい、あるいは別れたいと希望した者達を別れさせることに協力するサービスの呼称。(Wikipediaより引用)
○ 復縁屋
依頼者と対象者との復縁を、工作を行ってサポートするサービスの呼称。

早速、私が別れさせ・復縁を業者に依頼しようと思ったきっかけについてお話します。
※個人の特定を防止するために、日付やエピソード等は、体験を記すにあたって支障が出ない程度にぼかしとフェイクを入れています。

別れさせ屋・復縁屋を知るまで


202X年X月、約1年交際していた彼と私は、別れることになりました。
別れ話のもつれから第三者を巻き込む形での別れとなり、彼から見た私の印象は最悪でした。彼からは「二度と関わりたくない。縁を切りたい。」と、絶縁宣言をされ、まさに“絶望的”でした。
しばらくは別れたショックと喪失感で、一睡もできず、食事も全く摂ることができず、これまで生きてきた中で一番と言っても過言ではないくらいに辛い日々を過ごしました。
世間ではこの状態を「依存」「執着」と呼び、「恥ずかしいこと」と捉えられるのだろうと認識しています。
それでも、当時の私にとって、彼は生きる活力でした。
そして、時間が経ってもそれが変わることはありませんでした。

しばらくして、ようやく食事等がまともに摂られるようになってきた頃、彼のことがまだ好きだった私は、復縁に向けて活動しようと決意します。

復縁についてのブログやYoutube、Twitterを片っ端から読み漁り、取り入れられるものはどんどん取り入れました。

しかし、彼と私は、SNSは繋がっておらず、連絡先もブロックと着信拒否をされています。おまけに彼の方から絶縁宣言までされているので、時間が経過したところで彼からアクションを起こしてくることは、恐らくないでしょう。
職場も異なり、社会人になってから出来た関係だったため、共通の知人もおりません。
復縁ブログによく書かれている「冷却期間を置いてお互いが冷静になった後で、自分磨きをして変化した様子を相手に見てもらう」が、全くできない状況だったのです。

こんな中で下手に自分で動くと、ただでさえ悪いこの状況が、余計に悪化してしまうかもしれません。

何か他に方法はないかと必死になって探していたところ、別れさせ屋と復縁屋の存在を知りました。

依頼を躊躇っていた理由


ただ、存在を知ってすぐに「依頼をしよう!」とは思いませんでした。
その理由は、以下の通りです。

1.料金が高額であること
2.悪徳業者が多数存在すること
3.得られるものがはっきりとしていなかったこと

1つ目の理由は、料金です。後の記事で詳しく書きますが、別れさせ屋と復縁屋は、料金が高額です。相場は150万円~で、低所得者の私にとっては、躊躇なく出せる金額ではありませんでした。

2つ目の理由は、悪徳業者が多く、詐欺に遭う可能性が高い業界であるということです。

詐欺については、配信者のコレコレさんのこちらの動画が参考になります。
配信当時は一部で話題になりました。
ちなみに、この動画で名前が挙がっている「スマイルプラス」という会社は、名前を変えて現在も営業を継続しています。Twitter(現X)等で調べれば、こちらの動画と、スマイルプラスについての情報がいくつか出てくるので、気になる方は調べてみてください。

そして、最後、3つ目の理由は、この恋愛に大金と時間をかけることによって得られるものはなんなのだろうかという、疑問と不安があったからです。
彼が確実に戻ってくる保証はなく、お金だけではなく、時間も費やします。
そもそも、私たちは一度別れており、別れることにはそれなりの理由があります。それを無理矢理修復しようとしたところで、果たしてお互いにとって幸せなのだろうかと考えました。

この3つの理由から、依頼することを躊躇っていました。

依頼しようと思ったきっかけ


そんな私が、なぜ依頼することを決意したのかというと、他の異性とのデートを重ねる中で「やっぱり私には彼しかいない」と確信したからです。

私は、彼と別れた後、復縁を望みつつ新しい出逢いも視野に入れていました。
20代半ばといえば、結婚や出産をする友人が周りにチラホラと出てくる頃です。私にも家庭を持つことへの憧れはあったので、いつまでも望みの薄い元カレを想っていてもな…と考えるようにもなっていました。
婚活パーティに参加したり、マッチングアプリを稼働させてみたり、元カレと別れてからは、積極的に出会いの場に参加しました。そこで出会った何人かの方とデートもしました。
しかし、どれだけ素敵な男性に出会ってもなかなか好意を抱くことができず、むしろデートの後は毎度泣くほどに辛かったのです。
考えるのは元カレのことばかりで、相手の男性に対する罪悪感もあり、とにかく苦しかったことを覚えています。

もう20代半ばなんだから、復縁活動よりも婚活をした方が…という迷いは最後までありました。
しかし、元カレが忘れられないことと元カレへの好意にはどう頑張っても抗えなかったため、このタイミングで、別れさせ屋と復縁屋に依頼することを決意しました。

この時の心情としては、未知の業界なのでもちろん不安が大きかったですが、「騙されてもいいや」という気持ちもありました。
半ば自暴自棄です。つまり、精神の状態が非常に悪かったということです。

復縁が目的で依頼をする身なので、当然期待もしていました。
ですが、この時点で失敗する可能性や詐欺被害に遭う可能性を把握し、「この数百万と時間は自分のためにつかっている。もし彼を取り戻すことができなかったとしても、自分で決めて行動したことなのだから、それも成功のうち。」と考えていました。

おわりに

このnoteでは、ごく一部の人間しか体験しないであろう、別れさせ屋と復縁屋に依頼した当時のことを、赤裸々に綴っていきます。
依頼を検討している方、現在依頼中の方、依頼したことがある方、興味本位でエンターテインメント感覚で楽しまれる方、さまざまだと思います。

繰り返しますが、このnoteは、“復縁工作と別れさせ工作に100万円つかった私の実話”ですが、“依頼を考えている方、依頼後に悩む方のための相談窓口”でもあります。

経験者であるからこそ、読者様、特に、依頼を検討している方と依頼後に悩んでおられる方に寄り添いたいという思いで、「依頼前の私が読んでいたら、未来が変わっていたかもしれない」内容の記事を書きます。

私の書く記事が、少しでもみなさんのお役に立つことができれば、幸いです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
次回もよろしくお願いします。



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