別れさせ・復縁を業者に依頼しようと思ったきっかけ

ごあいさつ


はじめまして。
20代半ばの佐藤と申します。地方で販売員として働いています。
このnoteは、私が“別れさせ・復縁を業者に依頼した記録”です。

■別れさせ屋とは
交際している者(夫婦や恋愛に限らず)を別れさせたい、あるいは別れたいと希望した者達を別れさせることに協力するサービスの呼称。(Wikipediaより引用)
■復縁屋とは
依頼者と対象者との復縁を、工作を行ってサポートするサービスの呼称。

早速ですが、私が別れさせ・復縁を業者に依頼しようと思ったきっかけについてお話します。
※個人の特定を防止するために、日付やエピソード等は、体験を記すにあたって支障が出ない程度にぼかしとフェイクを入れています。

別れさせ屋・復縁屋を知るまで


202X年X月、約1年交際していた彼と私は別れることになりました。
別れ話のもつれから第三者を巻き込む形での別れとなり、彼から見た私の印象は最悪でした。彼からは「二度と関わりたくない。縁を切りたい。」と、絶縁宣言をされ、まさに“絶望的”でした。
しばらくは別れたショックと喪失感で、一睡もできず、食事も全く摂れず、これまで生きてきた中で一番と言っても過言ではないくらいに辛い日々を過ごしました。
世間ではこの状態を「依存」「執着」と呼び、「恥ずかしいこと」と捉えられるのかもしれません。
それでも、当時の私にとって、彼は生きる活力でした。

しばらくして、ようやく食事等がまともに摂れるようになってきた頃、彼のことがまだ好きだった私は、復縁に向けて活動しようと決意します。

復縁についてのブログやYoutube、Twitterを片っ端から読み漁り、取り入れられるものはどんどん取り入れました。

しかし、彼と私は、SNSは繋がっておらず、連絡先もブロックと着信拒否をされています。おまけに彼の方から絶縁宣言までされているので、時間が経過したところで彼からアクションを起こしてくることも、恐らくないでしょう。
職場も異なり、共通の知人もおりません。
復縁ブログによく書かれている「冷却期間を置いてお互いが冷静になった後で、自分磨きをして変化した様子を相手に見てもらう」が、全くできない状況だったのです。

こんな中で下手に自分で動くと、ただでさえ悪いこの状況が、余計に悪化してしまうかもしれません。

何か他に方法はないかと必死になって探していたところ、別れさせ屋と復縁屋の存在を知りました。

依頼を躊躇っていた理由


ただ、存在を知ってすぐに「依頼をしよう!」とは思いませんでした。
その理由は、以下の通りです。

1.料金が高額であること
2.悪徳業者が多数存在すること
3.得られるものがはっきりとしていなかったこと

1つ目の理由は、料金です。後の記事で詳しく書きますが、別れさせ屋と復縁屋は、料金が高額です。相場は150万円~で、低所得者の私にとってはポンと出せる金額ではありませんでした。

2つ目の理由は、悪徳業者が多く、詐欺に遭う可能性が高い業界であることです。

詐欺については、Youtuberのコレコレさんのこちらの動画が参考になるかと思います。
ちなみに、この動画で名前が挙がっている「スマイルプラス」という会社は、名前を変えて現在も営業を継続しています。Twitter等で調べれば出てくるので、気になる方は調べてみてください。

そして、最後に、3つ目の理由は、この恋愛に大金をかけることによって得られるものはなんなのだろうかという、疑問があったからです。
彼が確実に戻ってくる保証はなく、お金だけではなく、時間も費やします。
そもそも、私たちは一度別れており、別れることにはそれなりの理由があります。それを無理矢理修復しようとしたところで、果たしてお互いにとって幸せなのだろうかと考えました。

この3つの理由から、依頼することを躊躇っていました。

依頼しようと思ったきっかけ


そんな私が、なぜ依頼することを決意したのかというと、他の異性とのデートを重ねる中で「やっぱり私には彼しかいない」と確信したからです。

私は、彼と別れた後、復縁を望みつつ新しい出逢いも視野に入れていました。
20代半ばといえば、結婚や出産をする友人が周りにチラホラと出てくる頃です。私にも家庭を持つことへの憧れはあったので、いつまでも望みの薄い元カレを想っていてもな…と考えるようにもなっていました。
婚活パーティに参加したり、マッチングアプリを稼働させてみたり、元カレと別れてからは、積極的に出会いの場に参加しました。そこで出会った何人かの方とデートもしました。
しかし、どれだけ素敵な男性に出会ってもなかなか好意を抱くことができず、むしろデートの後は毎度泣くほどに辛かったのです。
考えるのは元カレのことばかりで、相手の男性に対する罪悪感もあり、とにかく苦しかったことを覚えています。

もう20代半ばなんだから、復縁活動よりも婚活をした方が…という迷いは最後までありましたが、元カレが忘れられないことと元カレへの好意にはどう頑張っても抗えなかったため、ここで、別れさせ屋と復縁屋に依頼することを決意しました。

この時の心情としては、未知の業界なのでもちろん不安が大きかったですが、「騙されてもいいや」という気持ちもありました。
逆に、この考えになることができない方は、依頼を控えた方がいいと個人的には思っています。上でも書きましたが、残念ながら悪徳業者が多数存在することは事実です。また、生身の人間を相手にするということで、どれだけテクニックと実績がある業者に依頼することができたとしても、100%の成功はありえません。
復縁が目的で依頼をする身なので、当然期待もしていました。
ですが、この時点で失敗する可能性や詐欺被害に遭う可能性を把握し、「この数百万と時間は自分のためにつかっている。もし彼を取り戻すことができなかったとしても、自分で決めて行動したことなのだから、それも成功のうち。」と考えていました。

依頼を検討している方へ

業者に依頼をしたからといって、問題が全て解決するわけでも、突然幸せになれるわけでもありません。業者は魔法使いやドラえもんではないです。
むしろ、調査報告や、対象者(私の場合は元カレ)の言動に一喜一憂し、今まで以上に不安定な日々を送ることになります。
「お金で愛を買う」といえば簡単に聞こえるかもしれませんが、実際は全然そんなことありません。それなりの覚悟と、ある意味開き直る気持ちがなければ、私は依頼をオススメしません。
一度きりの人生なので、依頼をするかどうかについては、よく考えるべきだと思います。

さいごに

このnoteでは、ごく一部の人間しか体験しないであろう、別れさせ屋と復縁屋に依頼した時のことを、賛否両論があることを承知しながら赤裸々に綴っていきます。
依頼を検討している方、依頼したことがある方、興味本位でエンターテインメント感覚で楽しまれる方、さまざまだと思います。

私が書く記事が、少しでもみなさんのお役に立つことができれば、幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。次回からも、よろしくお願いします。



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