一分で読める日本のTVが流す洗脳情報

日本が行うメディアを使ってのすり込み洗脳の手段の大道とは、主題ではない部分に一番言いたいことを断言形式で差し込む手法だ。その一例を上げてみる。

2024.3.23放映土曜朝のTV番組「セイ◯ノミカタ」
世界情勢をメインMC東野達が面白く伝える番組だ。
今回は日本の武器輸出法改定のニュースだった。
共産党の「死の商人にならないように」と言う意見に、防衛のための武器輸出は死の商人に当たらないと持論を展開。それ自体の是非もあるとは思うが、問題はその後。

「例えばウクライナのように何もしてないのに攻められてる国に」と発言。

焦点にするはずの武器輸出に関しては
あえて反対意見もいれることで、是非をぼかしているのにウクライナの話ははっきりと断定。その話題には一切触れずにCMになった。

これは、もし入れるとしても
「例えば何もしてないのに攻められてる国があるとしたら」という文で入れられるはずのコメントだ。
そこにあえて「国名」と「何もしてないのに攻められてる」という「すり込み」を入れているわけだ。

そして何よりも気づいて欲しいのは、このニュースが伝えているのがこのような質問であるということだ。

『ある時、あなたは誰かが一方的に攻撃されてるのを見ました。あなたにはその攻撃している側にもされている側にも影響を及ぼすことができる立場です。
あなたは次の二択のどちらの選択肢が正しいと思いますか?

a 攻撃している側に武器を渡す
b 攻撃されている側に武器を渡す 』

正解はもちろんaでもbでもなく『攻撃している側を止める』ですよね。
死の商人ではないと言いながら、bを正解と報道。戦争を激化することに加担する行為を正当化しているわけです。

それが分かりにくく、しかし当然のことのように語られる。
これが今の日本のメディアです。
これからの観る側として大切なのは、TV、インターネット、口コミ…と色々なところから情報を取る必要があるということ、TVは洗脳道具なのだと理解したうえで楽しむということだと思います。

こんな話はこの番組だけではありません。お互い日本は危険な情報をあえて流す国なのだと理解し、騙されないようにしていきたいですね。

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