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曲順について

曲順をかんがえている。

あきらかに持ち時間をこえてしまうのに、どうしても削られない。もうこれ以上削るところがない。「引き算だよ!」ものづくりをしているとよく聞く言葉を言い聞かしてはいるけど、これ以上引く術がない。ジェンガでいえば、真ん中はすべてなくなった終盤。下部の左右のどちらかを抜くしかない状況だ。

曲順は「セットリスト」ともいうみたい。演奏者に限らず、みんな使っている。「セトリ」とも。どこで覚えたのか、じぶんも当たり前のように使っていた。いつからなのかはわからない。田島貴男さんも以前ツイッターで「セットリスト」について触れられていた。これまでセットリストと言うことに対してどこか違和感があった、と。しかし、ある日ジャズギタリスト渡辺香津美さんから「曲順」と書かれた”演奏予定曲の一覧表”が送られてきて、ハッとした。そうか「曲順」か!!というような内容だった。

尊敬する人の影響を受けやすいたちなので、以来、自分も「曲順」と言っている。曲順。曲の順番。シンプル。それこそ、もうこれ以上削るところはない。でも、しっかり意味は伝わる。究極だ。そんな「曲順」のような「曲順」にしなくてはと思い、仮で組んだものを印刷して、眺めている。

ひとつ削った。曲なのか、はたまた、MCなのか。ご想像にお任せします(なにそれ!)。文章と一緒で、紙にすると、不思議とムダも見えてくるんだな。・・・「ムダ」。なんとなくカタカナ表記にしてみたけれど、なんだかしっくりこない。あれだ!画数的に無駄がないんだな「ムダ」には。無駄のないムダは、もはや無駄じゃない。なにを言っている。これぞ無駄話。

50分で10曲予定。盛りだくさん。新たな企みも。もし、8、9曲で終わるようなことがあれば、パフォーマンスになにか無駄があったということになるだろう。しかし、一見、無駄と思えるものの中にも、楽しみや気づきだって、きっと。うむ。

そーこーしてるうちに、曲順はきまった。

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今日も最後まで読んで下さりありがとうございました!

無駄無駄無駄無駄ァッ!はすごいや。


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