「ナゴヤオクトーバーフェスト」レポ
昨日、栄で開かれていた「ナゴヤオクトーバーフェスト」に行ってきました。
ジュライなのにオクトーバーだし、フェスじゃなくてフェストだし、なんのこっちゃって感じのイベント。
参加してみた結果、じめじめする屋外でドイツ人の演奏を聞きながら、ビールを陽気に、しこたま飲むイベントだと解釈しました。
こちら、ビールにうっとりする菅です。
瞳の中に男の人の影が写っているのが見えますか?
父です。
家族で行きました。
オクトーバーフェストでは、こんな感じで長机に座ってビールを嗜むようです。
最初は家族だけでワイワイやってたのですが、途中で隣にいた30歳前後のカップルに話しかけられました。
うちの家族のメンバーは全員が「おしゃべり好き」かつ「絡み酒」タイプなので、それに嬉嬉として応じました。
「いや、この家族に話しかけたの間違いだったわ〜」と思わせたのではというほど怒涛のトークをかましましたが、なんとそれを上回るくらいのトークで返してきてくれて、最終的には弾丸トークの応酬になりました。
そうこうしているうちに、ステージでドイツ人の方々の演奏が始まり、どんちゃん騒ぎ。
バンドのライブのように、演者一人一人の名前を紹介してくれたのですが、聞き馴染みのない名前ばかりで「ヨーゼフ」しか覚えられず、終始「ヨーーーーーーゼフゥウウウウ!!!」と叫んでいました。
家族全員、ヨーゼフ推しです。
ビールを飲みながら会場を盛り上げる司会のお姉さん。
ほっぺに国旗のシールを付け、飲み歩くお姉さん。
イベント限定タオルを売り歩くお姉さん。
「あのタオルは流石にいらん。」と場を冷ます菅。
更には踊り狂う人達も現れ、「ここは本当に日本なの…?!」という感覚にさえ陥りました。
普段は家でストイックに発泡酒の缶を開け続ける菅家ですが、たまにはこんな所で開放的に、大騒ぎしながら飲むのもいいなあと思いました。
演奏が終わって演者が帰って行く時に、例のヨーゼフが近くを通ったので、みんなで「ヨーーゼフーー!!」と呼んだのですが、ガン無視されました。
えええ…あんなに応援してたのに…ヨーゼフ…
ショックだよ…塩対応なん…ヨーゼフ…
という気持ちになりました。
推しに冷たくされるのは辛いですね。
しかし、しばらくしてからふらっとこちらの方に戻ってきた彼の腰についている名札を見たら「ヘルムート」と書いてありました。
…………人違い……!!
ほんと、失礼な話ですよ…。
そういえば私達、ヨーゼフの顔をしっかり認識していませんでした。
ヨーゼフにもヘルムートにも申し訳ないことをしました。
「人の顔と名前はきちんと覚えること」
「お酒の勢いで人に失礼なことをしないこと」
オクトーバーフェストは、以上の2つの教訓を得ることができるとても啓蒙的なイベントでした。
現場からは以上です。