見出し画像

2023.8 かはく特別展『海』へ

国立科学博物館の特別展『海 ―生命のみなもと―』に行ってきた。

夏休み期間で混雑していた上、子どもと一緒だったのでサラッと見ただけ。でも良い内容だったので、写真と共にシェアしてみる。

第1章 海と生命のはじまり

海展公式Twitterによれば、上の青い円は地球の地軸の傾きに合わせ23.4度傾けられているらしい。


入ったばかりの展示のせいか、大混雑していてほとんど見られず。10時半の枠だったが、前の10時が完売していたからその影響かな……

生命の始まりは大好きなのに残念! また改めて本などで読むことにしよう。

第2章 海と生き物のつながり

キャプションが丸くて海っぽくて、かわいい。

ダイオウイカやダイオウクラゲが映った巨大な動画は、迫力満点。


ここからは海の生き物ゾーン。

高さ4.7mのシロナガスクジラの上半身標本もあり、子どもが1番喜びそうなエリア。

たびたび話題になるマス・ストランディング(多数の生物が座礁すること)の解説も。

第3章 海からのめぐみ

人類がいかに海と共に生き、海から利益を得てきたか?という歴史の話。

こういう話は好きだからじっくり眺めてしまい、写真を撮り忘れた。

まだ技術もさほどない時代から、人は海を旅していたんだなぁ……壮大。

ディズニーの『モアナと伝説の海』の物語のようで、ロマンに溢れているよね。国とか人種は関係なく、「人類共通のストーリー」という気がする。

第4章 海との共存、そして未来へ

今回の海展の肝ではないか? と個人的に思うのが、この章。

改善する技術が次第に進んでいるとは言え、人類による海洋の汚染や海への影響は多大すぎる。

北極の氷問題や、海の温度や酸性度の話題も。最近話題の水中ドローンの話もあった。

生態系の影響や、海のゴミ。課題が山積みすぎて、数えるのも嫌になるくらいだ……

普段の生活ではあまり見えてこない話だが、待ったなしの問題である。

私達は今、何ができるのか?

かはくでも色々な取り組みをしているようなので、調べてみる。

そうは言っても個人個人でできることも限られているから、その上を行く行動を取れたらいいな……と切に願う。

まとめ

「夏休み」「お盆付近」「台風前の晴れ間」で子どもや団体客を中心に混雑していた海展。

でも全体的に涼しげな展示が多く、暑さを忘れて楽しめた。子ども達も半分ほどの展示には見入っていた。

海は広く深く、まだまだ謎が多い。「もっと海について知りたい」と感じられる構成になっている。

余談だが、特別展のトイレが故障していて常設展のトイレしか使えず。クラファンの話にも通じるのだけど、税金はこういう部分に使うべきだし、もっと入場料も上げていいと思う。

夏にピッタリの海展、おすすめ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?