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人に歴史あり。アーモンドミルクが私の歴史に刻まれたとき。

おはようございます。人に歴史あり。という言葉が好きだなぁ。と愛犬の散歩の途中、冷たい空気と朝の空を眺めながらふと思った。

同じ人生を歩いている人なんていない。

ふと、話し込んだりして、その人の人生を少し覗いて「ほほう」と思った時には「人に歴史あり。だねぇ」とニヤニヤしてしまう。

それがポジティブでもネガティブでも。それが歴史だから。

私も私の歴史を残そう。大した事件や影響なんて全くもってないのだが、これを読んだ人がフフッと笑顔になってくれれば面白い。


今日の私はアーモンドミルク入りのコーヒーを淹れてみた。
コーヒーを淹れた、というと聞こえがいいが、入れたのはネスカフェバリスタ君だ。

私がアーモンドミルク入りの飲み物に出会ったのは年末のスターバックスだった。いつも、カフェラテを頼むのだが、乳糖不耐症の私は、まあまあの確率でおなかを下す。でも飲みたい。最近はやっと学習したのか、3回に1回は豆乳で飲むことにしている。

「スターバックスラテ。ソイラテにしてください。」今日はおなかを壊してもいい気分ではない。

「こちら、アーモンドミルク、試したことあります?」若い、私の娘といっても過言ではない、かわいい女の子が私に提案をしてきた。ご一緒にポテトはいかがですか?のノリである。

急にどうでもいい正義感が降ってきた。娘といっても過言ではないその女の子の提案を突っぱねるわけには行けない。勝手にその子の母親になり、アーモンドミルクにすることであなたにプラスになるのであれば、とソイラテからアーモンドミルク入りのラテに変更した。

一時期、アーモンドミルクがは流行っていたことがある。流行りに弱い私だが、アーモンドミルクの波には乗ることはなかった。むしろ、ココナッツミルクと混同していて甘ったるいんでしょ、と飲みもしないのに決めつけて見向きもしなかったのだ。

それが、かわいい女の子の一言で、チャレンジする羽目になった。まあ、今回だけ、いいでしょ。と、あったかいカフェラテアーモンドミルクを手にして、フーフー言いながら一口飲んだ。

あれ。

美味しいじゃないか。アーモンドの香ばしさがすっと鼻から抜ける。電気が走るというのはこういうことか。今まで、私の生活に入り込むことのなかったアーモンドミルクだ。あの子が「アーモンドミルク試してみませんか?」と提案してくれなければ一生口にすることがなかったアーモンドミルクだ。

一瞬にして、見事にアーモンドミルクにはまってしまった。

スターバックスラテのダブルショットでアーモンドミルクにしてみてはどうだろう。私の探求心が珍しく動き出した。こうなったら待ちきれない。次の日、また家族に内緒で、スターバックスにそそくさと出向いて、スターバックスラテダブルショットのアーモンドミルクに変更をしてみた。

うん。予想通り。エスプレッソの苦みもいい感じ。
美味しいじゃないか。

とはいえ、毎日何回もスターバックスラテを飲めるほど、お財布が豊かではないので、家ではバリスタさんにお願いをしている。

そして今日、初めてグリコの「アーモンド効果」(アーモンドミルク)を手にしてみた。種類が多い。ひとまず、オリジナルを買って帰ってみた。

そして今朝だ。アーモンドミルクをカップに注ぎ、少しレンジでチンして温める。バリスタ君にコーヒーを淹れてもらう。
アーモンドミルクの匙加減が分からず、あやうくカップからこぼれるところだったが、表面張力でなんとか、ズズッと吸って大惨事は免れた。

うん。美味しい。意外といける。

アーモンドミルクが私の歴史に入り込んだおかげで、私の人生に彩りが少しプラスされたような気がする。

スターバックスラテダブルアーモンドミルク、お試しくださいませ。

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