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ストリートファイター6 モダンケンのつかいかた(基本編)

お久しぶりです。ストリートファイター6の担当ライターとして攻略記事も書いております。

仕事が忙しい……というよりストリートファイター6が面白すぎる+深淵が深すぎて遊びきれないというのが本音であります。
そんなこんなで気づいたらマスターキャラを6キャラ達成しております。
一応自分はクラシックケンをメインキャラにしようとしているのですが、その過程であれ?こいつやばくね?って思ったのが今回紹介するモダンケン、略してモンですね。

モダンケンとクラシックケンの違い

クラシックケンであれば、画面端に一瞬で相手を運び、そこから強力な攻め+高火力を活かして倒し切るというのが特徴だと思われます。EVO覇者となったアングリーバード選手は多彩なコンボを使い分け、相手をどんな場面からでも倒し切るスタイルはそれを体現している最たる例でしょう。
ただ、モダンケンではこの性能が大きく変化します。高い端運搬能力と端攻めの凶悪さは保持しつつ、OD昇龍拳とSA1を即座に打てることで堅牢な守備力を持たせることができるのです。

但し、完全にクラシックケンの上位互換であるとは言えません。モダン操作となると即座に使えない技としてしゃがみ弱パンチが挙げられます。
しゃがみ弱パンチ自体は存在するのですが、しゃがんだ状態で弱攻撃ボタンを連打し、連打の2回めでしゃがみ弱パンチが自動的に出ます。
なので、咄嗟にしゃがみ弱パンチを1発だけ打ちたいとか、しゃがみ弱パンチ>しゃがみ弱パンチといったクラシックケンの主要連携を使いたい場面で使えない、というのが弱点になります。そして、アングリーバード選手がおこなったような奮迅ブレーキングを用いた高火力コンボがクラシック操作でも高難易度なのですが、モダン操作だと更に高難易度と化してしまうので火力面においてはやはりクラシック操作のケンに劣ってしまうでしょう。


必殺技においては、波動拳が強波動拳しか使用できないというのも特徴ではありますが、ケン自体が飛び道具で試合を作るキャラではないので、こちらはそこまでネックではありません。むしろネックなのは中の龍尾脚が使用できないことでしょう。ガードさせて有利な強龍尾脚はコマンド入力では出せないようになっていますが簡易コマンドで使用が可能なのでそこまで困りません。ですが、しゃがみくらいを確認して大ダメージコンボに組み込める中龍尾脚が使用できないので、しゃがみくらいに立ち強パンチ(モダンではアシスト+強攻撃)をヒットさせたときのリターンが小さいのは少し悲しい点です。言い換えればしゃがみ・立ちくらいの判断をしなくていいから意識配分が楽になる……とも言えなくはないですが。
前置きがかなり長くなってしまいましたが、ここからは本編に入っていきましょう。

モダンケンの基本戦術

基本的にはクラシックケンと方針は変わりません、とにかく相手を画面端に運搬することを考えましょう。
かなり間合いが離れている時(通常技全てが届かないぐらい)では前歩きで間合いを詰める、波動拳を打つ、龍尾脚をガードさせに行く、しばらくウロウロ歩いたりしつつ相手の動きを誘い、対空を狙うあたりが良いでしょう。

対空技はやはり簡易コマンド(前+必殺技)で打てる昇龍拳が便利。相手のジャンプをしっかりとシャットアウトしましょう。また、強化版であるOD(オーバードライブ)昇龍拳は前に大きく踏み込むので、通常版昇竜との距離感の違いもしっかり把握しておきましょう。


本命の狙いはリーチに優れるしゃがみ中攻撃を足のつま先を当てるように出し、ドライブラッシュキャンセルをかけ、その後は立ち弱攻撃に連携。こうすることでヒット確認の難易度を下げつつ、ヒット時はコンボ。ガードされたときもドライブラッシュ弱攻撃で有利フレームを確保できるのでフォローが利きます。

しゃがみ中攻撃がヒットした場合の一例
しゃがみ中攻撃キャンセルドライブラッシュ>立ち弱攻撃>アシスト中攻撃×3>奮迅版竜巻旋風脚

しゃがみ中攻撃がガードされていた場合の一例
しゃがみ中攻撃キャンセルドライブラッシュ>立ち弱攻撃>前歩きから投げor前歩きから垂直ジャンプ強攻撃or後ろ歩きしてアシスト+強攻撃

このようにシチュエーションごとに攻めを変えましょう。ガードされていた場合は基本立ち弱攻撃の後投げと投げ抜けを想定した投げ抜け狩り、所謂シミーという行動での2択を仕掛けることを考えています。

また、相手が踏み込んでくることを予測しての置き技として立ち強攻撃、アシスト+強攻撃、立ち中攻撃も有用です。立ち中攻撃は3回まで攻撃が出せるのですが、ガードされると反撃されますので、1発だけ打ち、ヒット確認で相手が被弾していた場合だけ続きの攻撃を出し切るようにしましょう。

相手がこれらのリーチの長い攻撃に手を焼いて置きでドライブインパクトを用いてくる場合は後出しでインパクトを打ち返せるアシスト+強攻撃の比率を上げると良いでしょう。

そんなこんなで少しずつ画面端に追い込んだら、セットプレーの時間です。
画面端で前投げを決めた後、相手が立ち上がるタイミングに合わせて再度前投げを決めて投げ技をループさせる、所謂「柔道」が強力な攻めとなります。
最初は
前投げ>すぐに相手に向かって前歩き>タイミングよく前投げでループ。
操作に自信がついてきたら、
前投げ>すぐに立ち弱攻撃空振り(この時方向キーを前に倒しながら出すといいです)>そのまま前歩きして前投げ
に変えましょう。

練習方法 トレーニングモードで対戦相手をジェイミーにします(4フレ最速暴れ打撃持ちなら別にだいたい誰でもOKですが、投げ間合いの広いザンギエフはとりあえず避けましょう。ジェイミー、ジュリ、ケン、ルークあたりでいいかと思います)

まずトレーニングモードでこの画面を開き、コンボ練習の設定を反映させます。


次に反撃設定・ダウンリバーサルの欄を開き、図のようにしゃがみ弱パンチをディレイ0Fで打つように設定してください。
そうしたら画面端の相手に前投げをしかけて上記のループを練習しましょう。
投げループが成功した場合、ケン側(画像左端)にCOUNTERの文字が出て相手を投げ続けられます。失敗した場合、ジェイミー側がしゃがみ弱パンチで反撃して、ジェイミー側にCOUNTERの文字が出ます。永遠にケンで投げ続けられるようリズムを覚えましょう。



この柔道を決めることで、相手は投げから逃げる手段を考えるようになります。一番簡単な脱出手段としてはグラップ(投げ抜け)でしょう。なので、それを咎める行動、シミーなどを行うことで相手の守りを打ち砕きましょう。

簡単な方の投げループの場合
前投げ>ちょっとだけ前歩き>すぐに後ろに後退>アシスト+強攻撃(パニッシュカウンター)>しゃがみ中攻撃>強昇龍拳or強竜巻旋風脚

難しい方の投げループの場合
前投げ>立ち弱攻撃空振り>その場で待機(しゃがみガードで待機が良い)>アシスト+強攻撃(パニッシュカウンター)>しゃがみ中攻撃>強昇龍拳or強竜巻旋風脚

これにより、投げ抜けをしようと投げを行った相手を投げ間合いの外からアシスト+強攻撃で攻撃することでパニッシュカウンターを奪い、この時限定の連続技でしっかりダメージを奪います。これはクラシックケンでも行える戦術なので知っておくと良いでしょう。

練習法

先程と同じ設定の後、今度は反撃設定、ダウンリバーサルの欄を通常投げ、ディレイを8~12フレームあたりに設定しましょう。


そして再び画面端で相手に前投げを仕掛けます。そして前述の行動を行い、相手の投げ抜け失敗を待ちます。


すると起き上がり後に相手は投げを空振ります。
空振りの隙にアシスト+立ち強をパニッシュカウンターでヒットさせて限定コンボを決めましょう!!

基本はこれだけなのですが、まだクラシックケンの深淵についてはお話できていません。それについては次回書いていこうかなと思います。


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