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ポーカー初心者会でライブポーカーをしてきた話

先週の日曜日(7月5日)、県内でポーカー初心者へ向けたイベントがあるということを格ゲー界隈から情報が流れてきて、これはパワハラならぬはまハラ(Hamachi ハラスメント)だなと思い、参加することにしました。
正直多少知識をかじった人間が参加していいのかと思ったのですが、快諾していただいたので、ライブポーカー(オンラインポーカーの対義語)の経験を得るいいチャンスだと思って参加させていただきました。
参加費用はたったの100円、250PP(ポーカースタジアム単位)でこのような経験をさせて頂ける、実際のポーカーを楽しめる店舗で考えたら尚更破格の値段でしょう。

というわけで会場についたわけですが、普段e-sportsの会場確保とかしてるのでいつも通りだなって思ってました。ですが山頂付近にある会場というのはおそらく初めてですね。スポーツ公園というか大規模スタジアムも近くにあったので昔剣道や弓道の大会で遠征をしていたころを思い出しました。武道場というか弓道場があるところなんて県内でも数が知れてるし、こっちには行く用事が無かったんですけどね。
早めに到着したので建物の中を覗いてたら自動販売機の中にまさかの格ゲープロときど氏が開発協力したエナジードリンクe3が販売されてるじゃないですか。ちょうど大勝負に挑むわけだから飲まないわけには行かないと初体験。エナジードリンクとしては珍しくグレープ風味が強めのドリンクかなという感じ。美味しくいただきました。

それから会場の方で主催の方から他者紹介されたわけですが、ポーカースタジアム全1という称号は思っていたより重かったようで。とはいえ自分はポーカー初心者なんですけどね。

今回の講師役は自分ではなく、実際にライブポーカーを経験された方なので自分は裏方や単純に楽しむ側の人間でいました。また、普段はボードゲームなどをされてる方の集まりであり、他の方々は見知った方の集まりなようで唯一の外野が自分でした。それに以前にもこのような機会を設けていたようで、その時に既にチップを触っていた方が殆どなようで。実は本当の初心者は自分だけだったのでは・・・????

ルールは300点持ち、SB/BB 1/2、アンティなしでした。
しかし想像以上にゲームが大荒れ。フロップがやたらモノトーンボード(同じマークのカードのみ出る状態)、よくてツートーン(2色の場合を指す)。これにより殆どの成立役がフラッシュをちらつかせられ、ワンペアはおろか3カードですら積極的に仕掛けられない状態に。あるいは明らかにストレートが見えているカード同士の結びつきが強いボードが乱立しいきなりポットが大きくなりすぎる事態に。
そしてオールインっていう選択肢って怖くないですか?という話題が出た時に自分のハンドがまさかのJポケ。うーんならここは自分が手本見せちゃうか~~~wwwというわけでプリフロップでオールイン。流石にコール合わせてこないだろうと思ったらコールされて、カードを見てみたら

AAでした。 繰り返します。AAでした。

まだ慌てる時間じゃあわわわわわわわわわわわ。その後フロップでAが出てきたせいで3カード完成。ターンでJが落ちたけど後の祭り。こうして私の講習会は1時間で終了しました。ここまでよんでいただきほんとうにありがとざいました。

……とはならず300点補充して再起動。基本的なセオリーの話をしようということで講師の方から

・リンプイン(参加最低額でのべット、今回であれば2点で入場可能)はやめよう。→強さを主張できないため、ポーカーの勝利条件の1つである自分以外の全員をフォールドさせるという選択肢を取りにくくなる。

・ハンドレンジを作ろう、むやみやたらと参加してはいけない。

とこのようなアドバイスがありましたが、どうやらハンドレンジとは???みたいな顔を隣の方がされていたので物凄く簡単な助言をしました。これは自分がポーカースタジアム、もといテキサスホールデムを始めたてのころに参加レンジを作り始めた最初期に作ったルールで、8ルールと名付けているものです。ではこの8ルールとは何かというと

1.配られた2枚のカードの数字を確認する。

2.その数字が8より高ければその分だけ+。逆に8より小さければ-する。(例・Kと5ならK→+5、5→-3)

3.2で行った数字の和が正であれば参加、負であればフォールドする。

ネックとしてはコネクター、スーテッドハンド、ペアハンドの強さ、ポジション別の参加レンジの変化というものを考慮してないところではあります。とはいえ、即興でハンドレンジを考えろというのは初心者の方には無理難題なので、とりあえず今日のところはこれで参加してみては?という形でアドバイスしました。自分がハンドレンジを作り始めても、そこからほぼ毎日何時間も改良を重ねる作業をしていたし、流石にこれは一朝一夕で身につくものではないので、咄嗟に使える知識を出しました。ポジション別のハンドレンジ作ってる人なんてそれこそポーカースタジアムの上位勢でも多分十数人いるかどうかなんじゃないですかね・・・?

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