他人と比べてつらいあなたへ
スガカオルです。
相変わらずの自己紹介です。
SNSや実生活では他人と共存しています。
他人とのやり取りの中でこう思うことってありませんか?
「あの人、またいいランチ食べてる…それに比べて自分は…」
「あの人みたいな生活、羨ましい」
それにハマってしまうことってありますよね。
私がそうでした。
それが原因のひとつとして本名のFB削除しました。
その時のわたしは完全に自分を失っていました。
今日は他人と比べてつらい人に向けて、大事な視点についてお話ししたいと思います。
他人は自分のことしか考えていない
他人のSNSを覗いていると、みな好き勝手に発言していると思いませんか?
ひとはSNSを自由に使っています。
自分のSNSですから、自分の考えを好き勝手言いますし、誰が見てるとか考えずに自分の生活の一部をさらけ出してます。
私もその一人です。
ここでも好き勝手自分の考えをつらつらと書いています。
誰が見てようと考えていません。
他人はどう思っているか、どう考えているか、どんな生活を送っているのか、発信しています。
逆を言うと他人は他の人の考えを発信できません。
言えるのはその人自身の言葉のみです。
わたしは私自身の言葉でしか話しません。
誰かの言葉を借りることはあっても、それについて何かを言うのは私自身の言葉です。
わたしはわたしのことしか考えていません。
それはわたしの人生を生きているからです。
わたしは他の人のことまで考えていられません。
そして、他人もわたしのことを常に考えている暇はありません。
他人はわたしの思う通りに動いてくれるわけではなく、他人は他人の意思でしか動きません。
わたしは他人を動かそうとしても徒労に終わることを分かっている上で、他人と関わることにしています。
関わっていくことが自分にとって必要としていることならば、という消極的な他人との関わり方をしています。
精神疾患を抱えているため、プライベートの人間関係だけで手いっぱいな現状です。
わたしは自分の病状を悪化させないための他人との付き合い方をすることを心がけています。
健常者の方にとっても、自分が嫌な思いをしてまで他人と関わりを持つことに尽力する必要はありません。
人付き合いですから、必要に迫られた人間関係もあるでしょう。
しかし忘れてはならないのは、他人はそこまで人のことを考えていないという視点です。
それを念頭に置いて、聞き流すところは聞き流すことが必要です。
他人にゆざぶられないために
ひとは他人のことを考えている暇はあまり持っていません。
赤の他人から攻撃的な言動をくらうこともあります。
関係ない人として認識されているので、何を言っても関係ないのです。
自分のこと、自分の家族との関係や自分に関係する人との対人関係を持っているので、赤の他人のことまで考えていませ
これは自分のことを中心にして物事をみている、自分軸を持っているということです。
この生き方が大切だと感じています。
以前、わたしがFBをやっていた頃は、他人と自分を比べて自己卑下していました。
他の人のようにキラキラした日常を送りたい!
人に嫌われることは言わないでおこう…。
これでは自分軸で生きているとは言えません。
誰かの評価に怯えて、自分らしさを見失っていたのです。
自分の思っていることを隠し、取り繕った平静で身をまとい、偽りの自分を演出していたのです。
すべては他人からのどう思われるかが大事でした。
他人からの言動に不安定になる自分が嫌いでした。
そこからの脱却として、自分軸を持つことを意識しました。
他の人はどう思うかは別として、自分はこう思う。
あなたはこう思うのね、でもわたしはこう思うよ。
自分軸があると他人にもその人なりの自分軸があることに気が付きます。
そして、他人の言動に怯えていた自分は他人軸で生きていたことに気が付きました。
当たり前のことですが、他人と自分は違います。
同じ共通項があったとしても同じではありません。
人それぞれの生きた経過が違うように、一卵性双生児も性格や好みに違いがあることからも、同じ人間は誰一人いません。
まずは違いを認めるところから始めると良いのではないでしょうか?
持つべきは他人軸より自分軸
過去の自分に言い聞かせるように言うとするならば、持つべきは他人軸より自分軸だということです。
他人からどう見られるかは他人が決めることで、わたしが決められることは自分自身がどう思うかということのみです。
自分軸を持っていると、他人との違いを認め、他人自身が持っている自分軸に気が付きます。
また、自分軸があることでその人自身が持っている価値観や言動に影響を受けることなく他人を客観視できます。
他人に影響を受けやすい人は自分軸がなく、他人軸を優先している人です。
自分の好みや感情、意見や考えを持っていない白いキャンバスなので、他人の色に染まりやすい素質があります。
果たしてそれは自分の人生でしょうか?
自分の形をした他人の化身ではありませんか?
自分軸を持っていると他人との違いや他人の言動に揺さぶられなくなります。
自分と他人が違うことを知っているからです。
母子分離が大事だと言われることはここにあります。
母子分離ができていないと親からの評価や言動に左右されて自分というものを形成することが出来ません。
親離れ、子離れが必要になってくる反抗期というものは自分軸を形成する準備期間といえます。
これがうまくいかない場合、不安定な自己で他人の影響を受けやすくなります。
常に顔色を伺い、他人と自分の境界線が分からない状態に陥ってしまいます。
そのためにも、親子であっても違う人間だということを認識し、自己を観察し、自分軸を持っていくことが重要です。
他人軸で生きていくことは他人に振り回されて疲弊する人生です。
自分軸を持って、自分らしく自己実現をしていくことがあなたらしく生きていくために必要です。
今日から自分は何が好きなのか、どんな考えを持っているのか、自分を見つめ直し自分軸を設定していきましょう。
変えられるのは自分しかいません、自分だけが自分を変えられるのです。
これから先、あなたが自分軸で生きて、他人に振り回されずに地に足つけて歩んでいってくれることを願っています。
スガカオル
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