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好ましい老いと忌まわしい老い


老いについて
30代だが10代の自分に比べたら老いた。
「何言ってんの、若いじゃない」
って言う人が50代、60代なら
人生100年時代からすればまだまだ若い。
と言うことで私の感じる好きな老いとオイオイな老い


好ましい老い

若いひとを「いいね」「可愛い」と感じること

新入社員を迎え
若い!
可愛いっ!と思えたこと。
かく言う私も新社会人時代はとにかく「若い」というだけでよくして貰った。
1番年の近い先輩が10才弱は上だったかな
先輩だって、若さなら変わらないじゃないか
と思いながら
「平成生まれ」
「ゆとり世代」
のつかみも相まってだろう
「いいね」、「若いね」
それはそれそは甘やかされた。

ええ捻くれているから「みんな若い時は若いし、平等に年を重ねるのに」なんて困惑してた。


でも最近、可能性の塊でしかない若い子が
いろいろ経験しているにせよ、これからたくさん吸収してくんだろうなぁ、って眩しく見えると同時に「なんて可愛いんだろう」と思う
若さを羨ましさや疎ましさなくただただ「可愛い」って思えることに「老いたのね」って嬉しかった。
自分が可愛がってもらった意味を
ようやく分かった嬉しさも

多少のことに動じない


いや反応はする、
大袈裟なくらい反応することもあるけれど
何とかしなきゃいけないことは
なんとかなるさ、って。

着たい物と似合う物は違う

好きな物だけじゃなく手を伸ばすきっかけに

食べたい物で満たされるとは限らない

胃の弱りやコンディションに左右される 笑
昔は食べ放題とかよく行った。
とにかく質より量!だったけれど

旬のものやご当地食材を求めることにも
年を重ねてようやく良さが分かった。
(この前のジャンクフードはやはり後をひいた…)

都合よく忘れる

物忘れや名称の出にくさ、顔の覚えなくさもさることながら嫌なことも記憶に残りにくい
残したくない記憶はなおさら忘れっぽい気がする

振り返る思い出や懐かしさが増える

振り返る過去が増えるのは強さや優しさの原動力になると思う。
それから懐かしさを共有できることは楽しい!
「◯◯知ってる?」
「流行ったよね、懐かしい!」
「私は……派だった!」
「あー、それもあったね!!」なんて 

同じ時系列が平面だとすると、決して並行のまま交わらなかったであろう人たちと
時間の幅や行動範囲の膨らみで立体感をもって
ようやく交わる、そんなことを感じた
大人になって趣味や仕事、取捨選択しつつ広がる世界で
様々な人と知り合い、仲良くなれる。

忌まわしい老い
顔のシミ 


20代頃は夏に思い切り日焼けしても
冬の寒さで気持ち・体が弱るのに比例して
色も白く戻ってた気がした。

しかしここ数年のくすみ、それと
日焼け止め塗るのサボったツケが頬骨に現れておる!
でも20代に戻っても多分塗らない
だから自業自得なんだけれど、見事なシミを生じてきて
…老いたなぁ。

それとシワ。
だけど「笑ってできるシワは、シアワセの証拠!」って
敬愛する方から聞いて
肌質は悩むけれど、笑える毎日を大切にしよ
と開き直っている
こういう図太さね。

ヒザ横の痛み


たくさんの階段や、緩い山を歩くだけで膝横が痛んだ
調べて加齢や運動不足と知った時のショック
以前は「運動しよう」なんて意識なく
自然にたくさん動いていたのだな、と分かった
もう意識して動かないとハイキングも一苦労よ。


若くいなきゃいけないとは思わないけれど
年齢を重ねるごとに生き生きしている人もいて
そのエネルギーや好奇心に感心する



いくつになってもその時にしたいことを全力で楽しめるのが人生ゲーム攻略のコツだろうか

とにかく膝周辺は鍛えよっと

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