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カメックス、ゲットだぜ。

おじさんであるガクちゃんはゲーム好き。そのガクちゃんにポケモンGOを教えてもらってから、柊ちゃんはポケモン好きに火がついて、山火事状態。ほとんどの話がポケモンだし、買ってほしいのはモンコレ。確かに、モンコレはかわいいので、ついつい、じいじ丸も個人的に集めてしまう。

おととい、柊とガクちゃんが、カメックスの話をしていた。「カメックスはほしいよねー」「ヤマダ電機で、売り切れなんだよねー」。31歳と4歳の会話だ。じいじ丸としては、自分の経験から、4歳でゲームの沼にハマると良くないと思っていた。だって、ポケモンしか考えられなくなりそう。実は、じいじ丸はポケモンの初期に150匹のポケモンを集めたことがある。

これはいかんと「お家で遊びたいー」というインナー好きの柊ちゃんと逗子海岸に行った。たぶん、海で遊ぶのは2年ぶりくらい。波打ち際で、砂の池を作って、小さなバケツで海水を汲んできては、池に入れる。スボンはびしょ濡れだけど、気にならないらしい。なんども繰り返す。フロー状態だ。

もしものときように、じいじ丸はカメックスを持ってきていたので、大きな巻貝の貝殻の下に、カメックスを埋めて柊ちゃんを誘導する。なになにと掘り当てた柊ちゃんは大喜び。「なんでだー、じいじ、なんでカメックスがいるの?」。まだ、他にいるかもしれないと周りを掘り始める。じいじ丸としては、少し申し訳ない気持ちになる。

2時間くらい遊んで、おなかもへったので、ランチ。マルゲリータを食べながら、お昼寝を考えたら、そろそろ帰ろうと思った。だけど、柊ちゃんが「海で遊びたい」と強く言うので、再び海へ。今度は、波打ち際にバツを書いて、波が消す遊びを始めた。たっぷり遊んだ。帰りの電車で、じいじ丸は眠ってしまったが、柊ちゃんは起きていたようだ。

じいじ丸の家に帰って、お風呂に入ったら昼寝から起きると、もうすでに夜。みんなで、カメックスが出てくるポケモンの動画を見ていたら、ガクちゃんが帰ったきた。柊ちゃんは大きな声で「ガクちゃん、カメックスがいたよ」と報告していた。

次の日の朝に、柊ちゃんが「なんで、カメックスがいたの?」と聞いてくる。「たまたまだよー」とお返事。「じいじー、こんどは違う海にしよう。そうしたら、ゲンガーがいるかもしれないよ」と柊ちゃんは、やる気まんまんだ。


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