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アラフィフWEBディレクター。息子が1人。美術系大学の大学院を卒業後、90年代から映画…

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アラフィフWEBディレクター。息子が1人。美術系大学の大学院を卒業後、90年代から映画ライター・音楽ライターとして活動していたが結婚で引退。その後IT系企業で細々と働きながら育児してます。音楽・映画・アート・アニメ・漫画など幅広く愛しており、その偏愛を語りたくてnoteに参戦。

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進撃の巨人考察#135、巨人の成り立ちへと遡る回

進撃の巨人135話、ついに歴代の知性巨人がアルミンたちに攻撃をしかけてくるっていう段階に突入しましたね。 個人的に印象的だったのは、ファルコの翼を背中に背負ったミカサが、西洋美術史的にいうとケルビム(ミカエルかなー?)だったということです。 135話より グイド・レーニ『大天使ミカエル 』 よく見ると135話はアッカーマンだけ(ミカサ、リヴァイ)が立体起動でブレードを持ってるんだよね。それ以外のメンバーは雷槍。これだけでも巨人の息の根を止めるのはアッカーマンであると想

    • 【忘れられない映画#1】伴奏者(仏・1992)

      長い映画観賞歴の中で、もうほとんどその存在を知られてないけど個人的に忘れられない作品というのが結構ある。それを健忘録として記しておきたいシリーズ。 「なまいきシャルロット」でおなじみのクロード・ミレール監督作品。リシャール・ボーランジュとデビューしたばかりの娘・ロマーヌ・ボーランジュが共演して話題になった一本だったが、あんまり評判はよくなかった。しかし私にとっては印象深く胸に痛い作品である。 第二次大戦中、ドイツ占領下のパリ。幼い頃から母子家庭で育ち、ピアニストにしようと

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