この世界は愛でいっぱいだ

こんにちは、末吉です。

僕は、僕を愛しています。

そして、あなたのことも愛しています。

酔っています。

でも、ちゃんと冷静でもあります。

その上で、今日は、2020年、人類全体が大きく生き方を変えるきっかけとなった年の、誕生日に書いた大切な文章をシェアします。

これを読んでくださっているあなたが、どんな状況にいるかはわかりませんが、きっと、それぞれが置かれた場所で、一生懸命に生きているのではないかと思います。

新しい仕事を探している人、両親との関係に悩んでいる人、生きていくために嫌いな仕事もやり続けている人、理想に向かって邁進している人、守るべき人のために汗水垂らしている人、ダメな自分を克服するために戦っている人、千差万別さまざまです。

その頑張りは、あなたにしかわからないかもしれなくて、それもぜんぶ一人で抱え込んで、一生懸命に生きているかもしれません。

だからせめて、あなただけは、あなたのことを抱きしめてあげてください。心のなかでもいいから、しっかりと優しく抱きとめてあげてください。

今日は、ぼくの誕生日でした。

いまは岐阜県恵那市のルートインに泊まっています。今日の今日まで何処に泊まるかはおろか、何処に行くかもわからない状況で暮らしています。

やっとこさ今日のお昼過ぎに、長野県下條温泉の旅館に泊まる予約をしたはいいものの、降りるインターを間違え、さらにそのあとに大切な打ち合わせがあって、妻とふたりで焦って焦って、急きょ急きょ、見つけたのが岐阜県恵那市のルートインだったというわけなのです。

同時に、大切な打ち合わせに向けた仕事もしていて、もう誕生日なんてカンケーネーって感じで過ごしていました。

もしかしたら、みなさんから見たら、自由で幸せな暮らしをしているように見えるかもしれませんね。ハイ、そうだと思います。心から充実した、貴重なまいにちを送っていると、自分でも思います。

でも、それにはそれの大変さもあるわけで、自分で選んだことではあれど、なんでこんな大変なことをやってるんだろう、と思うことがあります。

移動、仕事、家族、ぜんぶを妥協なく味わおうとしたら、じぶんがちょっと疲れちゃっていたという。で、家族にも当たっちゃって部分もあって、やれやれ、と。

諏訪湖のサービスエリアで休憩するために停車したとき、不意に、娘がぼくの腕にギューッ。無言でニコッ。

涙がじわり。目を閉じ心のなかで、自分を抱きしめてあげようと思いました。よく頑張ってるね。

そうしたら、妻から優しい言葉。そして、打ち合わせのときに、本田健さんからも素晴らしい言葉のプレゼント。やっぱり、この世界は、優しくて、美しい。

末吉より