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恥ずかしい過去と天才編集者のアドバイス。〜じぶん独自のコンテンツ構築方法の提案〜

noteのエッセイでもときどき書いてきたが、振り返るとぼくは、ずっと何かを書いていた。誰にそうしろと言われたわけでもなく、じぶんで思い立っては文字を文章を書いていた。つい先日も、布団からのそのそと出て、スマホを手にFacebookをチェックするとこんな画面。

たしか、「4年前の9月17日」の投稿だったと思う。当時はブログではなく、Facebookにせっせと記事を書いては毎日投稿するということを続けていた。

まだ残るまどろみのなか、「書くこと」について考えていると、頭の奥底に置かれた記憶の箱の扉がギィィィと開く。そこに眠っていたのは、あまり思い出したくないもの(記憶)だった。

それは、ぼくが大学生〜新卒時代に書いていたブログのことだ。記憶をたどって、検索窓にタイトルを打ち込んでみると・・・あった。どんなことが書かれていようと、心が折れないように深呼吸してクリック。

やはり、わかってはいたけれども、恥ずかしい。誰に見られているわけでもないけど、スマホの画面を手で覆い隠したくなる。ツッコミどころ満載なのだが、たとえばテンションがまるで違う。「!」(エクスクラメーションマーク)の数が半端ではない。「どんだけ元気が余っとるねん!」と、なぜだか関西弁でツッコんでしまった。(さすがにこちらのブログは、有料マガジン読者のみなさんや有料記事部分だけでの公開でご勘弁を)

でも、この日の経験からよき収穫が得られた。4年前のFacebookの投稿・10年前の若気の至りブログと、ドラゴンボールなど大ヒット作品を数多く生み出してきた天才編集者と名高い鳥嶋和彦さんのクリエイターへ向けたアドバイスがピピピッと頭のなかでつながった。

ここからは、ぼくのプロデューサー・編集者的な視点と書き手・クリエイター的な視点を行ったり来たりしながら、「じぶん独自の愛されるコンテンツ」を生み出すポイントについて書いていくことにしよう。(23歳のぼくが書いていたブログも見れるよw)

これまで数百人のコンテンツクリエイターの人と仕事をしてきた。堀江貴文さんのように著名人や数百万部を超える大ベストセラー作家から、社会的にはまったく無名な人たちまで、ほんとうに幅広く。そんな彼らを観察していると、「コンテンツにはつよさがある」と感じるようになってきた。

つよいコンテンツの特徴は、3つの軸で分類できる。

1、広がり
2、深み
3、長さ

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