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「クリエイターのための信用論。」はじめます。

糸井重里さんがツイッターでこんなことをつぶやいていた。

そこから連想して、とある企画を思いついた。いや、正確には、心のコルクボードにはずっとピン留めしてあったものを、形にしようと心に決めたのだ。

『クリエイターの信用論』と題して、クリエイターや作り手の「信用」だとか「信頼」についてのコンテンツをまとめていこうと思う。

つまりは、お客さんや読者さんとの関係のお話。もちろん、なにを創作するかは大事。だけれど、誰かがそれを受け取って、たのしんだり、役立てたり、味わったりして、創作は完結するのではないかと考えている。

そんな彼ら一人ひとりとのあいだに、なるべく豊かで、信じ合える関係がつくり、育てていけるか。これからの時代には、より一層、大きなテーマになっていくと思われるのだ。

とはいっても、『「信用」、「信頼」とは、こうである』と上から教えることはできない。ぼく自身は若輩者であり、その道の半ばにいるし、この道は終わることがないだろうからである。

だから、「信用」、「信頼」に関する先人の知恵をもとにじぶんなりに解釈したり深めたり、じぶん自身の実際の活動現場で実験をしながら、この一連のコンテンツづくりに取り組みたいと思っている。(いつまで続くのか、どのくらいのペースで更新するかは未定)

さて今回は、「信じてもらうようにする」というテーマでいこう。具体的には、「あなたが言うなら、信じるよ」という関係をつくるということだ。

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