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おしえてもらったこと
お金、テクノロジー、名声名誉、国力、エネルギー、食料etc..
人間が生み出すもの、知恵と技術を使って更新され続けるものは、多くの人にとって、とても必要という本質がありながら、一方で必要以上に過剰に多くあれば、なんらかの悪しき別の影響がでてくることが多いものです。
それでも、多くあればあるほどすべての人が幸せになり、むしろ多くありすぎても、まったく悪しき影響が発生しえないものが、この世界にはただひとつだけあります。
それは何でしょうか?
たぶんそれは愛です。
愛は多すぎてもインフレをおこさない
愛は多すぎても健康を害しない
愛は多すぎても他人を貶めない
愛は多すぎても他国を侵略しない
愛は多すぎても環境を壊さない
愛は多すぎても捨てる必要がない
前からぼんやり思っていて、やはりそうかなって確信しました。
うちの息子は今年シュタイナー学園の最終学年12年生です。
昨日、12年間の学びの総まとめに当たる「12年劇 」というものをクラス全員で取り組み、相模湖交流センターで上演しました。
この劇についての内容や感想はここでは書きませんが、自分が保護者という立場を除いても、心が完全に持っていかれるくらい、かつてない感動の体験をしました。
上演後、保護者として裏方の片付けなどを手伝い、簡単な打ち上げをおこない参加しました。そこで感じたこと、クラスのこどもたち全員がお互いに持っている、揺るぎない他者への信頼は、直感的にこれはそうか、愛だなと思いました。
愛があふれている人間関係があれば、こどもたちにとって、これから先の人生、どんな困難も超えていける、あるいは少なくとも間違えた道は選ばないだろうと思いました。
こどもたちの、自身の成長と、他者に対する信頼感が感動的に美しいです。
そこにいた、すべてのこどもたちに感謝をしたくなり、そんな愛の尊さをこどもたちからあらためて教えてもらった気がしました。
まだまだこの世界には愛が全然足らない。
あればあるほど、この世界がよくなる唯一のもの、それが愛だと、あらためて感じた夜でした。
ありがとう。
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