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WITHコロナ時代の結婚式アイデア/デザートビュッフェに代わるアイデアとは?


だんだんと打合せや結婚式の開催が戻ってきていますね。

「WITHコロナ時代の結婚式」と言っても、今から結婚式を挙げるカップルさんのほとんどは、結婚式を挙げると決めたのはそのずっと前。新しい生活様式には馴染みが出てきていたとしても、結婚式に関してはやっぱり夢や憧れを抱いていたからこそ「前から絶対にやりたかったことがある!」そんなケースも多いのではないでしょうか。

例えば、今や定番演出の一つになってきたデザートビュッフェ。スイーツ好きにはたまりませんよね!
デザートビュッフェを売りにしている式場さんも増えていますし、「自分の結婚式では、絶対にやりたいと思っていた!」というカップルさんも多いのではないでしょうか。

今日はそんな「デザートビュッフェをやりたいカップルさん」に提案できるアイデアと、その考え方をご紹介したいと思います。

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1.WHATではなく WHYを聞き出そう

BIA(日本ブライダル協会)のガイドラインでは「大皿盛りは避けること」とされています。
「デザートビュッフェをやりたい」というWHATだけに答えようとすると、大皿盛りに相当するためデザートビュッフェは実施出来ない、という答えに行き着いてしまいますが、
やりたいことに対して「できない」とストレートに返答してしまうのは、カップルさんをがっかりさせるだけでなく信頼関係にも影響してしまいます。

そうならないためにも、WHY、つまり、カップルさんの抱く気持ちの本質に向き合うことがポイント。
以下のような問いかけで、デザートビュッフェをやりたい」その理由であるWHYをもう少し探ってみましょう。

「私は、お二人の理想の結婚式をできる限り叶えたいと思っています。お二人はデザートビュッフェをやりたいと以前からおっしゃっていましたよね。具体的に、どういった理由や目的でそのように思っているのか聞かせていただけませんか?」
「ガイドラインでは大皿盛りができないことになっているので、全く今までと同じ形ではむずかしいかもしれませんが、お二人のやりたい理由を教えていただけたら、それを叶えるアイデアを一緒に考えます!」

こんな風に質問して、お二人の本音をさぐってみましょう。「なぜやりたいんですか?」とストレートに聞いて否定的な印象を与えてしまわないよう、「私は、とことん寄り添ってなんとか理想の形を目指したいと思っています」という想いやスタンスをきちんと伝えてあげることを忘れないでくださいね。


2.WHYに応じてアイデアを考えよう!

デザートビュッフェ一つとっても、やりたい理由はきっとカップルさんによってさまざま。
ここからは具体的に、よく理由としてカップルさんがお話しされそうなことを3つ挙げて、具体的なアイデアを練ってみたいと思います。

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[やりたい理由①]ビジュアル的に可愛いから

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見た目が可愛くてテンションが上がる!というのは多くの女性ゲストにとっても、大きなポイントですが、カワイイが理由でやりたい新婦さんは実は多いのではないでしょうか?
ずらっと並んだ圧巻のスイーツ。おしゃれに盛り付けられたスイーツ。その並んだ姿にテンションがあがるのです。その想いをを叶える方法を考えたいものですよね。
ディスプレイにこだわるスタイルであれば、従来のデザートビュッフェのように、後で列に並ぶと「ちょっとすかすかの寂しいスイーツビュッフェ」なんてこともなく、全てのゲストの方にばっちり素敵な写真も撮っていただけます。見た目重視のカップルさんにはむしろオススメしたい方法の1つです。

ガーデンのある会場や、カジュアルな雰囲気がお好きなカップルさん向け
まるでパリのカフェのように、ショーケースから個包装の焼き菓子を配るなんていうのはいかがでしょう?
カフェに見立てたおしゃれな装飾を入れてみるのも可愛いですね。
より華やかなビジュアルや上質な演出を求めるカップルさん向け
ホテルのワゴンサービスのように、スイーツを乗せたワゴンで新郎新婦が各卓を周り、好きなスイーツを選んでもらって(このスイーツは見せる用)、そのオーダーに合わせてスタッフが厨房からお配りしていく・・・なんてこともスペシャル感があって素敵です!ホテルビュッフェなんかにいくと、入り口のところにディスプレイでめちゃくちゃ可愛い盛り付けがあったりしませんか?
そういったディスプレイのコーナーを設けつつ、実際に手にとっていただくデザートは個人盛りやボックスで提供すれば、安心安全と見て楽しむ演出を両立できそうです。

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[やりたい理由②]ゲストが自由に歩ける時間を設けたいから

あくまでゲストの交流や、自由な時間を設けたくて、デザートビュッフェはその手段、というケースです。
ゲストが自由に歩き回るきっかけを作ってあげるといいですね。

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本来ビュッフェをつくる予定だったスペースに「プレゼントが当たる投票ボックス」を配置してみるなんていうのはどうでしょうか!?  
好きなタイミングで応募チケットを入れてもらって、パーティの終盤で当選発表をしてみる・・・なんていう時間があっても盛り上がりそうです。プレゼントに予算をかけられない方も「新郎新婦からサンクスバイトしてもらえるボックス」や本来組み込みたかったブーケトスをここで生かして「新婦からブーケをプレゼントしてもらえるボックス」もよさそうですね。

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③たくさんの種類から選ぶ楽しみで、ゲストをおもてなししたいから
「選ぶ楽しみ」がポイントですね!スイーツを選ぶ時って、確かにわくわくしますよね!
また、ゲストが自分好みのものが食べられるというのは、おもてなしにも繋がります。

スイーツを数種類入れたボックスをあらかじめ数パターン用意して、好きなボックスを自分で選んでいただくのはどうでしょうか?
 密を避けるのであれば、ピンクの箱は「チーズケーキ・いちごのタルト・◯◯・◯◯」、グリーンの箱は「マカロン・チョコレートケーキ・◯◯・◯◯」といったようにメニュー表にボックスの中身を書いておいてもいいですね。スイーツ好きのゲストだったらきっとメニュー表を見ただけでわくわくしちゃいます!

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これらのアイデアはあくまで一例に過ぎません。(もっといいアイデアがあったら是非教えていただきたいくらいです!)
一緒にアイデアを考える過程というのは、納得感を持って結婚式の中身を決めていくという意味でも、カップルさんにとって大切なプロセスになります。

従来のデザートビュッフェが定番化した形になっているからこそ、アイデア次第では、新しいスタイルをゲストに楽しんでいただくことができるはず!
そういったポジティブなメッセージも伝えてあげながら、カップルさんと一緒に話し合って、素敵なアイデアを色々考えてみてくださいね。

3.最も大切なのは、理想の結婚式を一緒に目指そうとするスタンス

いろいろとアイデアを書きましたが、大切なのはアイデアそのものではないのです。

え!?と思うかもしれないですが、
従来以上に感染対策をしている中、どこまで+αののおもてなしをご用意できるかは会場の事情によっても異なってくると思います。
そのような状況下ですので、こうしていろいろ一緒に考えてみたけれど、最終的に納得のいく代案にたどり着けないこともあるかもしれません。
だからといって、実現可能性100%で満足度100%のアイデアが見つからなかったら…と恐れて、カップルさんの気持ちから目を背けてしまうことの方がもったいない、そう思うのです。

今のWITHコロナ時代だからこそ、カップルさんが求めているのは、こういった姿やスタンスではないでしょうか。

・こんな状況でも、プランナーさんは、自分たちのやりたいことに耳を傾けてとことん寄り添ってくれた
・色々と制約があったけれど、自分たちの理想の結婚式に向けて、とにかく一生懸命になって考え奔走してくれた

コロナでたくさんの制約があり悩んでいるカップルさん、色々諦めなければいけないのかと泣きそうな気持ちになっているカップルさんにとって
一番身近な存在のプランナーさんが、耳を傾けて、カップルさんの想いを汲んで、一生懸命になって可能性を模索してくれたくれたこと。
一緒に寄り添ってくれたという、そのことにどれほど救われるか。

WITHコロナ時代を機に、”どんな状況でもカップルさんの味方であり寄り添い続ける”、そんなプランナーさんが増えていけば
これからのカップルさんにとって幸せなことですし、世の中にもっと素敵な結婚式がたくさん溢れていくはずです!

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4.誰かが味方になってくれて、自分たちの理想に向けて一緒に目指してくれていることで救われる

私自身も、コロナによって延期を強いられたプレ花嫁ですが
いろいろな夢や理想を抱いて楽しみにしていた結婚式だったのに
急にさまざまな方向転換を迫られる・・・その辛さもどかしさは身にしみるほどよくわかります。

その一方で、これだけははっきり言えるのですが、
誰かが味方になってくれて、自分たちの理想に向けて一緒に目指してくれている…そんな実感ほど心強いことはありません。

ぜひ、カップルさんにとことん寄り添うプランナーになって、WITHコロナ時代でも素敵な結婚式を生み出してしていきましょう!

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