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コロナから結婚式を守りたい!「カップルのためのQ&A集」を作りました

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2020年3月は、ウエディング業界が、いや日本はもちろん世界が、大きく変動する大変な時期となりました。中国・武漢で発生したと言われる「新型コロナウイルス」。少しずつ日本でも蔓延し始め、2月頃はまだ対岸の火事のような感じでしたが、徐々に私たちの身の回りに迫ってきましたね。その後SUEHIROから、「新型コロナウイルス感染拡大における結婚式ガイドラインQ&A集」をリリースすることになるのですが、その時のことを少し綴っておきます。

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1.合言葉は「結婚式から絶対にクラスターを出さない!!」

皆様の記憶にもきっと残っていると思いますが、きっかけは、この報道でした。大阪のライブハウスで、新型コロナウイルスの集団感染が確認された件。体調が思わしくなかったけど、楽しみにしていたライブに出かけた方がいたのでしょうか。おそらくそれが要因となり、周りの人にもこのウイルスを感染させることになってしまった件。ただの風邪だと思っていたら、こんなことになるなんてご本人も思っていなかったのかもしれないですが、「集団感染を引き起こしやすい」と言う新型コロナウイルスの一つの特性があらわれた報道でしたね。

ただ、これは、ライブハウスのみならず、生活におけるどんなシーンでも「人が集まる環境であれば」十分に起こり得ること。結婚式も然りです。目で確認することができないウイルス。気がつかない内に忍び寄り、人から人へと感染していく。でも、ただ闇雲に怖がり、全てを遠ざけることが正解なのでしょうか?リスクをゼロにするためには、開催しないことが間違いないのかもしれませんが、それはちょっとあまりにも難しい。でも、例えば、「これはダメだけど、これは大丈夫」と言う正しい感染対策への知識をつければ、もしかしたら防ぐこともできるかもしれない。だって、結婚式を挙げたいという気持ちを応援することが、私たちプランナーの仕事ですから。そこでSUEHIROでは、微力ながらも自分たちにできることとして、このQ&A集をリリースすることにしたのです。合言葉は「結婚式から絶対にクラスターを出さない!!」です。

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2.結婚式を守ること

どうしても、どうしても、どうしても!・・・結婚式を守りたかったんですよね。というか、結婚式を生業にさせていただいている自分たちが、まずは自分たちでできることをしていかなくてはいけないと思ったし、待っていればいつか誰かが守ってくれるものではない!と。実はそこに至ったのも、ウイルス感染症について調べていて気がついたからでした。厚生労働省などのHPを読み込みまくり、「新型コロナウイルスに感染する経路」について、徹底的に調べていくと、空気感染の確率は低いと見られているこのウイルスは、三密だから、とか、濃厚接触だから、などを意識することももちろん大事なのですが、それよりももっと意識しないといけないことが実はあって。そのお話を、少しさせてください。

3.知識を深めて、正しく恐れる

まず新型コロナウイルスの感染は、段階として、感染者がくしゃみや咳などを手で押さえた後、その手で周りのものに触れるとウイルスがつく → 他の人がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触ることにより粘膜から感染する という経過を辿ります。これを接触感染といいます。つまり、触っただけならまだ防げる状態で、その手をしっかり除菌しウイルスを不活化すれば体内に取り込んでしまうことはないのです。もう一つ、飛沫感染とは、感染者のくしゃみや咳と一緒に放出されたウイルスを他の人が吸い込んで感染することなのですが、これは簡単。風邪症状が出ている方は、ゲストもスタッフも立ち合わないことが一番です。

なんとなく、このことから、「自分の身は自分で守る」の本質を見たような気がしたのです。なんでも闇雲に「No」と言うのではなくて、知識を深めて正しく恐れよう!みたいな。ウイルスの特性を知り、ウイルスとの共存を考えながら、対策を講じていくことも一つの回避策なのではないか、と。

ロックダウンのようなことができない日本の法律下において、結婚式の開催は主催者であるカップルさんに最終的なジャッジが委ねられます。その判断をしなくてはいけない時に、お二人が、世情と自分たちが思い描いていたプランなどの状況を整理し、自分たちの意志を固め、そこに自信と覚悟をもって一歩一歩進んでいくための判断材料を提供することが、今の私たちにできる最大限のこと。「withコロナの結婚式ってこんな状況なのです。お二人は、今、どんな形で結婚の日を過ごすべきなのか、一緒に考えませんか?」と。

カップルさんに向けて、なるべくフラットに考えやすくまとめたつもりですが、思いのほか式場さんでもお役立ていただけたようで、それは私たちも本当に嬉しく思いました。いち早くお届けしたくて、作成している時は夜中まで調べたり議論したりして、まさに体力勝負でしたが、「結婚式について考える良いきっかけになりました」「悔しい思いで延期したけれど、それでよかったんだと思えました」「参考にして、自分たちの会場でできることをみんなで考えてみます」そんな声をいただき、一緒の思いで結婚式を守りたいと思ってくださっている方達がこんなにもいると、励みにもなりました。

4.未来へ向かって

これからのことは、まだ誰にも分からないけれど、くよくよしているだけでは何も解決しないし、これからまた未来に向かって少しずつ進んでいかなくてはなりません。なんなら私たちはちょっと結婚式にまつわる色々なことが、良い方向に変わるチャンスかもしれないとも思っています。今までなんとなくそのままで来たことに対して、意味や歴史や由来をもう一度考えて「これってもっと良い方法なかったかな?」って立ち止まり考えるきっかけに。そう思えるようになって、先の見えない未来も少し楽しく感じられるようになりました。

これからも、皆様のお役に立てるような情報を私たちのチームの最大の強みである「現役ウエディングプランナーの視点」でキャッチし、どんどん発信していきたいと考えています。どうぞSUEHIROの活動を見守っていただけましたら嬉しいです。

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