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What's in my bag in ZIM!!〜ジンバブエ隊員のカバンの中〜

ジンバブエに来て半年。最初と比べるとだいぶ慣れてきた今日この頃。気候の変化もよく感じている。

当たり前だけれど、日本にいた時と持ち歩くものが変わったなあと思う。ので今日はジンバブエでバッグに入れているものをご紹介。

日本から父のボロボロリュックをもらってきて使っている

ジンバブエで持ち歩くもの

  • たくさんの鍵
    防犯のため、とにかく鍵が増える。家の外と繋がるドアは二重なので、一つで2鍵になるし、自分の部屋の鍵もあればキッチンから外につながる勝手口的な扉も2つ鍵がいる。オフィスの鍵ももらっていたりするので、自分のキーホルダーには、8個の鍵がついている。

キーホルダーはルームメイトにもらった
  • お金(1ドル札多め)
    この国、とにかくインフレがすごいので現地通貨はほとんど使わないし、なんなら持ちたくない。JICAからは現金で米ドルをもらえるので、それを生活に使っている。クレジットカードなんて私の生活圏では全く使えないのと、銀行に法外な手数料を取られるのが嫌で銀行を使っていないので、基本的に現金を持ち歩くしか買い物できる術はない。

    日本から持参した600枚の1ドル札を少しずつ使っている。この国、米ドルを欲しがる割にお釣りがないときが多いし、もらえたとしても非常に汚い1ドル札しかない。それはそれはびっくりする汚さで、他の国で受け取ってもらえなかったという話をよく聞く。できる限り、使い切って帰らなければならない!笑
    ちなみにモンベルで1000円程度の山用財布を2つ買って、防犯のため分けて入れて使っている。最悪取られてもいいように、その日使う分くらいしか持ち歩かないようにもしている。

  • スマホ
    日本からiPhone SE(第二世代)とiPhone SE(第三世代)を2台持参した。予備に、と思って持参したけれど、こちらでSimを2社買わないといけなかったため、結局どちらも使っている。2社買う意味としては、エリアや時間帯、日にちによってつながるキャリアが違うから。JICAに安全確保のためどちらも使えるようにしておいてください、と言われている。AndroidだとDual simのものがあるらしく、現地人には人気だしわたしも欲しいくらい。

    ちなみに今いる任地は、調子が悪いとどちらも圏外になってしまうのは笑える。そういうときは、何かあってもJICAの人に電話できないなあと、うっすら思う(ちなみに家には衛星電話という、電波がなくても電話をかけられる最強アイテムが支給されているので大丈夫は大丈夫)。

  • トイレットペーパー
    トイレにトイレットペーパーなどない!ちなみに学校のトイレにはドアもない。なんというか、コの字みたいになっていて、外から見えないようにはなっているけれど、全然外から入ってこられるようになっている。

普段使っている学校のトイレはこんな感じ。
便座のみ!多分結構深く穴が掘られていて臭いはあまり気にならない。仕組みは未だよくわからない…
トイレの間取り?はこんな感じ。笑
  • リップクリーム(乾季)
    4月末くらいから乾季に入っている。ものすごい乾燥具合である。リップクリームは欠かせない。こっちでも安く売っていて、現地人も隙をみて塗り塗りしている。

  • 上着(冬の必需品、夕方バカ寒い)
    ジンバブエは乾季=冬である。昼間と夕方が15℃くらい違うのがザラで、陽が落ちると急にめちゃくちゃ寒くなる。上着かセーター、スウェットなど持ち歩かないと寒くて死ぬ、これで何度風邪を引きかけたことか!

  • 傘(雨季)
    雨季の時は、毎夕方〜夜中にかけてものすごい勢いで雨が降るので折り畳み傘が必須だった。日本から持っていったものは小さすぎて、次のシーズンはこちらで買うか迷っている。こっちで売っている折りたたみ傘、ちょっと高いものの、非常に大きく丈夫で、豪雨に耐えられる仕様になっている。


  • 水も必須。これは街にいれば大体どこでも買えるけれど、今はど田舎の任地。Tuck shopと呼ばれる売店もあるが田舎のためかちょっと割高。週末などに5Lのボトルを買って、小さなボトルに入れ替えて持ち運んでいる。

  • 充電器
    これは街に出るときの必需品。日本から持参した10,000mAhのものを使っている。街に出てスマホの充電が切れたらさすがに結構泣ける。
    日本の街だったら最悪その辺でチャージできそうだけれどそこまでは全然整っていないので、日本にいる時より持ち運びをシビアにするようになった。


大体、こんなものを持ち歩いている。ちょっとでもジンバブエ生活がわかっていただけたら幸いである。

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