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自問自答ファッション教室に参加したよ!

こんにちは。すづけです。5/21に自問自答ファッション教室に参加したので、時系列のメモ書きと、教室の感想とかです。ようやく書けた!(笑

ちなみに7000字近くあります。そのうち会場に着くまでに1000字以上消費している。そう、私は遠足の感想文を書かせると当日の朝の時点で原稿用紙3枚とか書く小学生だった……(合計は10枚を余裕で越す)あれがこうなって楽しかったっていう感想を共有するには前提から共有したほうがいいって思ってるんだろうな。あと、単純にパワー配分が最初に偏りがち……さて、脱線したので自問自答ファッション教室の話に戻ります。

応募

2023年1月5日の22:00-23:00でした!その日を首を長くして待っていたので時間になったら速攻で予約しました!
🐙1〜2ヶ月後の予約を、夜の1時間のうちにあきやさんのメールフォームでご連絡
→翌日落選通知
→🐙返信で3ヶ月〜5ヶ月後の予約を受け付けとのことで返信
→4ヶ月後の予約が取れたとのご連絡!振り込み先や場所、アンケートなどの詳細ご連絡が来る
→🐙振り込み&アンケートを返信
というような流れでした。アンケートはもっと時間をかけても良かったんですけど、すぐやらないとタスクが頭の片隅に残って自分を苦しめるので即やりました。でももっと時間かけて練って、お悩みたくさん書けばよかったな〜(期限は教室の10日ほど前までなので十分時間はあります!

予約後にやったこと

宿題

2点ほど当日までにこれ考えておいてくださいね〜という宿題が出るので、それを考えておきます。また、使う資料が先に送られてくるので(当日もらえるので印刷はしなくてOK)それを読んだりしました。

身だしなみ

あきや先生や、自問自答ガールズの皆さんに会うんですもの!僕の考える最強のおしゃれをしていかねば!というわけで、前日にまつパと美容院に行きました。蛸は本気です。
コーデは新しく購入は教室後の方がいいよな……と思っていたので、一番自分です!ってなる服を着ていきました。
上が蛸?の触手柄の白黒シャツ、下が黒のタイトスカート、チャーチの黒革靴です。チャーチの靴はまだ慣れてなくて足が痛くなったりするけど、いやいや自問自答に出会った結果で買った靴なんだから今日履いていかなくてどうするの!と思いまして、履きました。アクセも一番好みのやつを付け、バッグがまだなんか足りない気がするな〜と思いつつ、黒い大きめのバッグにしました。荷物が多い。

当日

伊勢丹新宿店に寄り道

教室の場所が京王線沿いかつ、教室は午後からなので、午前空いてるじゃん!新宿通るじゃん!伊勢丹に寄らねば!というわけで伊勢丹で1ブランドだけバッグの試着をしました。
個人的に服とバッグは教室後まで買わないぞ!と決めていたので(本当は靴もそうなんだけど先に買ってしまった笑)これが最後の「試着だけする!」と決めて行く伊勢丹でした。次からは「買うかもしれない」私で行きます。

到着

府中駅の近くの鳥貴族でお昼ご飯を食べて、6時間以上の長丁場なのでカロリーがいるよな……とコンビニで甘い飲み物とお茶、お菓子を買って、会場に到着です!
お先にお二方到着されていて、あともう一方がいらして、4人の教室でした!

講座の説明

説明を読みつつ、ワークショップ形式で進みます。その場で「〇〇って言われたらどんな気持ちになりますか?」「それはどうしてですか?」とかの質問をたくさん受けるので、自問自答の瞬発力がいります。でもそれが表面でなく、自分の深層心理を出すことにつながるんじゃないかなあと思いました。もし考えて行ったら「こう答えた方が他の考えと統一感があるかな」みたいな邪念が入る気がするんですが、その場で求められると取り繕えないので、本音がでちゃう、みたいな……
本音が出ちゃうの怖い気持ちもあるんですけど、あきやさんがめちゃくちゃ包容力があり、マイナスな感情を出しても受け止めてくれるので、最初は「こっちのほうがいいかな」みたいな糖衣の考えを選びがちですが、後半になるほどあっ何も怖くないんだ……!!って解放する感じです。
受け止めるのは全てを肯定するわけではなくて、なんというか、認めつつ、よくない考えになりそうな時は「それは〇〇ですね」って軌道修正してくれる感じ。

配布物

あきやさんとメールで予約後のやり取りする中で、当日使う資料を送ってもらえるのですが、これが全てかなと思ってたら全然違いました。当日の資料、結構ボリュームあるので小さいバッグの方はお気をつけください!中でもおすすめブランド表がすごかったです。A4の紙にあきやさんおすすめブランドやおすすめショッピングスポットなどがぎっしり書いてあるやつ!
その中から「特にあなたにおすすめなのはこれ!」という感じでマーカーしてもらえるのと、他にもある場合は手書きでメモしてくれるので本当に助かります。私の場合は「大きいサイズが充実していて、店員さんが特に親切なデパートは○○」「デザインの方向性的には○○がおすすめ」「大きいサイズがあるのはこのあたりのブランド」などの有益情報を得ることができました。感謝……

教室の感想

コンセプト

作りました、NEWコンセプト!

「活動的でかっこよくて強い
よく分からないけれどいいなと思える抽象画家」

です!
はい、説明します。
抽象画を大学(美大に行っておりました)の時に描いておりました。学んでいたのはパソコンなどを使ったアートだったのですが、抽象画はアクリル絵の具とかを使ったものです。
以下記事で書いたのですが、自分と同じ30代ぐらいの作家の作品を見ると「このぐらいなら私もやれる」みたいな考えになることがありまして

いや普通に考えて無理だろとか、でも始めるのに遅いことなんてないのでは?とか、その分だけ運と努力と軍資金がいるんだよとか、いろんな考えが脳内をわーっと通り過ぎていきます。
そんな中、全知全能のあきや神がお金をくれるというのでじゃ、じゃあやってみたいな……と出しました。
もし才能もくれるとなったらなんやかんやあって認められ、六本木の国立新美術館で展覧会します。そこに来た人たちは私の絵を見て「なんかよくわからんけど、なんかいい感じのする絵だな」とか思います。
感動して涙を流してほしいとかは思わないんですが、うっすら「いい感じ」って思ってほしい欲望です。

しかし教室の中でキーワードを「好き、なりたい、似合う、違和感」の4つに振り分けていき、さらに違和感ワーストを選んだところに出てきたのが「アーティスト」でした。
美大は周りはみんな創作してる人ばっかりだし(たまに美術史とかを研究してる人もいる)そんな中で「自分はアーティストは向いてないな」と思ったし、どうしても毎日描いてしまうみたいな情熱もなければ、それをカバーする努力もしてないのに、根拠のない自信というか「私だってやればできる」「今はやってないだけ」みたいなことも思ってしまうし。
言われたと想像するだけで脳内がわーってなるので違和感に「アーティスト」を選んだ訳ですが、でも、ほんのり健康&平和な世界で、週5億貰えたらやりたいことが「抽象画家」だったんですよね……こじらせとる…………

まあとりあえずは抽象画家としてファッションを楽しみつつ、やっぱ違うな……ってなったら変えていきましょうかね。

前についてる活動的でかっこよくて強いはまあそうだろうな……という感じです。(笑
似合うと好きとなりたいがミックスされている。
以前の話になりますが、購入したチャーチの靴(スタッズ付き)を試着した時に、マルジェラの足袋レースアップとJMウエストンのプレーンな紐靴も履いたのですが、鏡に映しながら、「チャーチか足袋かなあ〜プレーンな紐靴はパンチが足りないような……」と言ったら、店員さんから「私もパンチがある方がお似合いだと思います」って言われて、自分で言ったのに肯定されたことにびっくりしたんですよね。
私のイメコン結果は顔タイプフレッシュ、骨格ストレート。なのでイメコンによる「似合う」は盛りの少なくシンプルで無地でベーシックで上質なやつ!という感じでして、プレーンな紐靴がベストなはずなのです。これはもしかして内面とかの問題!?自問自答のしがいがあるやつだ!とニヤニヤしてしまいました。
あと足袋レースアップも同じ形でレザーの種類が普通のレザーとつるっとしたのがありまして、つるっとしたやつの方が似合ってたんですよね。素朴なやつよりは少しドレッシーな方がしっくりくるタイプなのかもしれません。

トレンドとの付き合い方

教室のワークショップの中で、ファッションの6つのポイント(ブランディング、キャラクター、外見との調和、トレンド、TPO、機能)から自分が何を大事にしているのかランキングをつけるのですが、私は

1位 キャラクター
2位 トレンド
3位 機能

でして、端的に言うと好きな服着たい!トレンドに沿いたい!足痛いの嫌!です。わかるわ。
で、2位にトレンドが入っている通り、トレンドを追いかけたい気持ちがありました。スカートの丈、パンツの形、コーデの重心がどこにあるか、素材、色、などなど……WEAR(コーデアプリ)見たり、ファッションYouTuberを見たり、どうしたらトレンドを取り入れられるか考えてました。
でもこれはトレンドを取り入れることで「ダサくない人になりたい」が主だということに気づきました。
これに気づいた時、あきやさんから「メイクもばっちりしてるし、ダサいとは思われないと思うので大丈夫ですよ」って言ってもらえて、そうなの!?って驚きました。

自分が初めて自分から触れたファッションジャンルが「ゴスロリ」でして(中学生の時本屋で見てKERA!を買った)頭の上から足のつま先まで、服もメイクも仕草も完璧にせねばならない!中途半端はダサい!みたいな呪いのようなものが染み付いているのかもと思いました。
あとはトレンドにほぼ左右されない服装(たとえば前述のゴスロリとか)を着ていればトレンドから抜け出せるけど、少しでもトレンド要素の入った服を着ると、必ず古くなる日が来るんですよね。だから、ダサくなりたくないなら、トレンドの入った服を取り入れつつこまめに服を買うか、高くてもいいからトレンドがほぼ関係ないジャンルの服を一式買うかな気がしています。

ショッピングセンターなどで安価に服を買うとトレンドがほどよく入った服を買うことになります。なのでトレンド要素が入っていない服を買うにはそれなりにブランド調べたりと調査が必要です。トレンドを知らないと、トレンドがあまり入ってない服が本当にそうかがわからないため、トレンド追いかけてないと、トレンド入っていない服は買えないのでは?という気もしますし。
あと同じ服を買っても「自分の好きなものを追いかけていたらトレンドあんまり関係ない服だった」と「トレンド入ってない服を選んで買う」は全然違いますね。後者はトレンドをめちゃくちゃ意識してそれを避けてる形になり、私がやりたいことってそういうことだっけ?ってなりそうな気がします。
またトレンドを追いかけてないだろうなというブランドも、この地球のどこかで誰かが想像して作った服ですから、トレンド(例えばコロナ蔓延している時期はハッピーなデザインは少なかったが、最近は明るい色や肌見せなどのデザインも多い気がする)は少しは入ってしまうものなのでは?とも思いますし……

ちょっと話がずれますが、思い返すと中高生の頃は「特別な何かになりたい」が強かった時期だと思います。原宿のスナップがよく行われる場所を通る時は少し緊張し、雑誌に載るおしゃれな人に憧れました。トレンドなんかそっちのけで自分が特別なただ1人であるということを表したかったと思います。
高校大学とバイトをしたり、社会人になるにつれて「普通になりたい」も強くなり、苦しみました。
30代になると社会人としての対応も身についてきたのと、社会人の中で普通とされている人でも、変な人結構いるな?とわかったので「普通になった!」と思えてきて、「普通になりたいから普通の人っぽい服を選ぶ」ことをしなくてもよくなりました。

今、「特別な何かになりたい」という気持ちはあまりなく、かといって「普通になりたい」もそんなになく、どうなりたいのかなあと考えたのですが、「自分らしくありたい」かなあと思います。トレンドを追うことに必死にならなくても、奇抜な服で自分をアピールしなくても、自分が好きな服を選んで着ることで十分個性というものは滲み出てくるものかもしれない、トレンドは意識していきたいとは思うのですが、2位に据えなくてもいいかなあと思っています。
教室の後に知った言葉なんですが、ジャンニ・ヴェルサーチェの言葉で「流行に夢中になってはだめ。ファッションにあなたを支配させてはだめ。その着こなしと生き方によって、あなたが誰で、どう見せたいかは自分で決めればいい」というのがあって、ええ本当にその通り……となったので心に刻みました。

面白いなと思ったこと

・努力することが自信を作る
・制服化は少なくすることが目的ではない

あきやさんの言葉をそのままではなくニュアンスですが、この2つが特に心に残りました。
努力に裏打ちされて自信は強くなるというか、努力に裏打ちされてない自信はただの驕りなんだよな〜と思いました。私が美術館で思う「このくらいなら私も描ける」は驕りですね。
努力と自信の話で思い出したんですが、漫画「3月のライオン」で、プロを目指す野球少年の高橋くんのセリフにこんなものがあります。

ピンチの時によく監督に「自分を信じろ」って言われるんすけど
でも自分の中にちょっとでも「逃げたり」「サボったり」した記憶があると
「いや…だってオレ あの時サボったし…」って思っちゃってそれができないんです

白泉社「3月のライオン」羽海野チカ作  2巻

自分の努力は自分が一番見ていて、サボってることも自分が一番わかるんですよね。教室後の6月の私はかなり力を入れてバッグの試着をやっておりまして、100試着を目指して、現時点で44型のバッグを試着しました。(色違いはノーカンなので鏡の前で合わせたバッグはもっと多い)
もし結局同じバッグを買う未来があったとして、でも毎日考えてリストを作って試着してまた考えてというこの努力は自分を強くするなと思いました。もし何か言われたり、揺らぐようなことが起こった時になんとなくで決めた場合は「なんとなくで決めちゃったしな……」ということが残って「これでいいのだ!」ってマインドに私はなれなさそうな気がします。もちろん一発でこれ!と決められる方はそれでいいのですが、私はという話です。
私は強い人間ではないので「100型試着して決めた!」という事実による自信がないと「これでいいのだ!」とはならなそうなので、今日もなにやらこつこつやるのです。

それと制服化は少なくすることが目的ではない。目から鱗です。確かに自分が最高だ!と思えるファッションを選び取ると少数精鋭になってしまうだけで、少なくすることが目的ではないんですよね。あきやさんも「愛せる数だけ持てばいい」って言ってますし。
あと、年3セットの服を選ぶ訳ですが、例えば夏の2セット目のアイテムは、1セット目のアイテムで「最高!1位!」を選んでる訳で、2セット目は「最高!1位!」にはなり得ないのでは?というようなことも聞いて、あー!ってなりました。確かにそうだわ。そうなると年3セットが「自分最高コーデ」の最大値なんですね。春秋を別コーデにするなら4コーデかな。

今後やること

・鏡を買う
→幅40cm以上!買うまで買わない!まずは鏡を置けるようにする部屋の掃除から

・今年中に服全部出す&着てみる
→把握してない服多そう

・妄想クローゼットをする
→妄想しても手に入らない(※大きいサイズを作ってない場合が多いので)からと諦めてたけどやるべき

・ほんのり好きな人をメモする
→好きな人とか憧れの人とか全然出てこなかったので、ほんのり好きだなと思ったらメモしておく。

・バッグの試着めっちゃする!(実行中)
→A4入るかとかいろいろ考えちゃうけど、大きさ気にせずとりあえず持ってみてもいいかも。試着の際は靴は絶対チャーチ!履いていくか、持って行って履き替えるとかする!

・おすすめブランドのチェック
→バッグ決めたらあきやさんからマーカーしてもらったブランドやデパートを回って、更に自問自答し、これだ!と思えるファッションに出会いたいな〜!

ちなみにカバー画像はみなさんご存知あきやさんのバッグなのですが、この隣に自分のバッグ並べて撮ってる方もいらして私もやりたーい!ってなったので、次回あきやさんにお会いする時はこれが自分です!って自信を持って隣に置けるバッグと一緒に参加したいなと思いました。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!お疲れ様でした!ではまた!

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