酢漬け梅干(「学習書房格物堂」主筆)

大学等の研究機関に属していない、在野の研究者です。 専門分野は、中国古典を中心とした東…

酢漬け梅干(「学習書房格物堂」主筆)

大学等の研究機関に属していない、在野の研究者です。 専門分野は、中国古典を中心とした東洋哲学、図書館学、宗教学、教育学などです。

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  • 酢漬け梅干流 文章の読み方・書き方講座

    論文の指導経験などを活かして、私こと、酢漬け梅干流の文章の読み方・書き方をお伝えしていきます! 想定読者層は、主に高校生・大学生以上の、「書く」ことに興味がある人です。レポートを書かなければならない人や、小説を書きたい人などを想定しています(もちろんそうでない方も、興味があれば読んでいただければと思います)。

最近の記事

【第3回】酢漬け梅干流 文章の読み方・書き方【本に線を引いてはいけません】

公開日:2022.06.10  ちょっと前の話になりますが、本を読むときに、効果的な読書法として「3色ボールペンを適宜引く」という読み方が、斉藤孝先生によって提唱されました。また、学校教育の中でも、教科書にマーカーやペンで線を引きながら先生の話を聞く、なんていう授業を受けてきたかもしれません。  しかし、これからの読書において、3色ボールペンやマーカーなどは必要ありません!むしろ「書くための読書」という観点から考えれば、有害であるとさえ言えます。いくつかの理由があるのです

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    • 【第2回】酢漬け梅干流 文章の読み方・書き方【文章は最低2回読め!】

      公開日:2022.06.05 お知らせ ※申し訳ありませんが、今回からは後半部分を有料といたします。 有料部分は随時更新していきますので、ご購入お願いいたします。  意見を文章の形で発信する前に、やらなければならないことがあります。それは参考資料を読み込むことです。  説明的文章を書くにしろ、文学的文章を書くにしろ、ただ自分が思い浮かべたことを思いつくままに書くだけでは、説得力ある、あるいは魅力的な文章にはなりません。 文章は最低2回読め!  さて、タイトルでもお出

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      • 【第1回】酢漬け梅干流 文章の読み方・書き方【文章の種類について】

        公開日:2022.5.14 文章は「2種類」ある  さて、文章講座を始めるにあたり、まずは読者の皆さんと共有しなければならないことがあります。それは「文章と一括りしているものは、大別して2種類に分けられる」ということです。  1つ目は「説明的文章」、2つ目は「文学的文章」です。 説明的文章  「説明的文章」とは、公文書やニュース、契約書やマニュアルなど「事実を記録する目的を持っている文章」や、論説文や評論など「事実をもとに筆者の意見を述べた文章」のことを言います。

        • 【第0回】酢漬け梅干流 文章の読み方・書き方【イントロダクション】

          公開日:2022.5.11  高度情報化社会を経て、知識基盤社会となった現代社会において、「文章で自分の意見を伝える」ことは必須のスキルとなり、「自分が面白いと思う小説を書き、発表する」ためのハードルはとても低くなりました。  しかし、我々はそんな社会を生きている中で、学校教育や社会生活のなかで、十分なトレーニングを受けてきたという自信があるでしょうか?正直な話、この文章を書いている私自身、十分なトレーニングを受けてきたとは考えていません。  例えば「読書感想文」という

        【第3回】酢漬け梅干流 文章の読み方・書き方【本に線を引いてはいけません】

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          格物堂キャラクター紹介

          学習書房格物堂には、研究者の私以外に、看板や動画で活躍する、看板娘ともいうべき子たちがいます。 今回は、そんな格物堂のキャラクターを紹介したいと思います。 まずは、シャインちゃんです。 炎の輝きのような明るい子で、様々なことに興味津々です。 彼女は、図書館に関する動画や記事において、動画視聴者・記事読者のみなさんと一緒に勉強するキャラクターです。 また、「学習書房格物堂」の看板娘として、アイコン役を務めています。 続いて、アーパスさんです。 水の女神の名を冠するよう

          自己紹介

          はじめまして。酢漬け梅干と申します。 研究者です。 中国哲学(諸子百家)を主領域とし、図書館学・宗教学・教育学なども研究領域としています。 大学等の研究機関には所属せず、「学習書房格物堂」という商号で活動をしています。 「学習書房格物堂」の名前の由来は、 ・『論語』の「學而時習之、不亦説乎。」 ・『大学』の八条目「格物、致知、誠意、正心、修身、斉家、治国、平天下。」 からとっています。 普段は論文執筆を中心としていますが、そのほかにも ・「図書館についての動画制作」 ・「