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【旧裏デッキ解説】Sudowoodo式鋼ラッキーver.3.0

今回は2020年8月29日に東京某所で行われたシークレットメガバトル2020 8月予選で優勝した構築の解説をします。

まーた、ゴーストとナゾノクサです。

レシピ

新殿堂環境

ポケモンカード13枚
ゴース(化石)×2
ゴースト(拡張lv.26)×2
ゲンガー(プロモ)×1
ナゾノクサ(R)×1
わるいクサイハナ×1
ラッキー(第一弾)×1★★★★
ハピナス×1
ミュウ(コロコロ)×1
(キョウ)_のラッキー×1
エイパム(neo1)×1
コラッタ(R)×1

トレーナーカード37枚
パソコン大暴走×3
マサキ×4
エリカ×4
ウツギはかせ×3
ナツメの眼×3
ポケモン交換おじさん×3
ロケット団参上×1
退化スプレー×4
ワープポイント×2
いいきずぐすり×1
ポケモン回収×1
くすぐりマシーン×2
にせオーキドはかせ×1
夜の廃品回収×2
ロケット団の特訓ジム×2
セキチクシティジム×1

エネルギー10枚
超エネルギー×6
鋼エネルギー×4★★★★

デッキ選択

今回は前回ワンパンデッキが流行ったこともあり、そう言うタイプのデッキは減るだろうと思い、耐久系で殴れるデッキを使いました。

大会前の調整時までは、速攻で相手の場をめちゃくちゃにしてそのまま押し切るデッキを握り、相手の急所を狙っていこうと思っていました。

ただ、鋼ラッキー含む耐久系、ずつうコダック、わるいラフポルターが来るときついので、いっそのこと自分で使えばいいかと言う発想でした。

主な戦術

・1ターン目はわるいラフポルターを装いながら、相手にオーキドはかせなどのドロソを使わせる

・ゴースをベンチに置いた上で、大量のドローソースを使い相手にポルターガイストを意識させた上で、ラッキーに鋼エネルギーを貼っていく。

・ぎゃくしめいを容易に使われないようにするために常に特訓ジムを貼る

・ポルターガイスト2枚、すてみタックルで4枚サイドカードをとる。

・くすぐりにせオーキドをキメれる時は積極的にキメにいく。

・サイド差が2枚以上開いていれば時間切れも狙う

個別解説

ゴース(化石)×2

安心と信頼のゴース
にげる0でマヒが撒ける。
それだけで強いです。

しかしこのデッキでは普段はあまり使わない2つ目の技も活躍します。

エナジーへんかんはリムーブされた鋼エネルギーを回収することができます。
大会では決られませんでしたが、余裕ある時に決めたいと機を伺っていました。
なるべく初手で引きたかったカードですが、後半余るカードなので2枚採用。

ゴースト(拡張lv.26)×2

奇跡的相性!!

もはや語る必要もない私の相棒です。
ラッキーに貼る鋼エネルギーを探すパソコン大暴走、エリカのデメリットを最大限に活かすために採用。

リソース管理が大事なこのデッキでは相手の手札を見ることも非常に重要な効果です。

相手のウツギはかせを消費させるためにはこれ以上にないカードです。

HPも70と申し分なくグドラの攻撃を2回耐えます。
闘抵抗も、鋼ラッキーの相性は最高で、ドンファンやイノムー(neo3)の相手をすることもできます。

2つ目のワザ、ナイトメアも時間を稼ぐには持ってこいです。

ポルターガイストで2枚サイドをとりたいので、2枚採用。

ゲンガー(プロモ)×1

必殺仕事人。
鋼ラッキーをワンパンしてくる相手(大抵エネルギーを多く必要とする)を「やみのちから」で手札へ返し、時間を稼ぎます。
エネエネを戻せるととてもうまい。

戻したあとはナツメの眼で戻して、ドロソの消費を誘発させます。

退化スプレーhyperをラッキーと共有できるため、ミラー相手も含め何度も使うことができました。

ナゾノクサ(R)×1
す◯うっど定番デッキであるわるラフ偽装をできるカード。
これを1ターン目に出せば、ぎゃくしめいを無駄に消費させることができます。あくまで誘導要員なので1枚

わるいクサイハナ×1
元々はスリープ(R)の枠でしたが、偽装と遅延効果を考えるとわるいクサイハナのほうが、こんらんを撒けるため強いと判断しました。

ラッキー(第一弾)×1★★★★

このデッキのメインアタッカーであり、防御の要。
鋼エネルギーを4枚貼ることで絶対防御を行いながら、40打点を与えていく突撃要塞。

場合によっては50〜80の打点も調整することで打ち分けが可能です。

そして忘れちゃいけない「まるまる」も重要なワザで、単純にダメージを受けないのはLOや時間切れを狙う上で必要なワザで、実際にこれに助けられた場面も結構ありました。

ハピナス×1

鋼ラッキーが強い理由の一つにこのハピナスの存在があります。
進化するだけで、おうごんのみ相当の回復ができ、さらにコインを投げて表なら80回復できます。

退化スプレーhyperを使うため、潜在的に状態異常にも強く、安心できる回復リソースです。

このカードをメインに回復し、併せて進化、退化を伴うために、わるいクサイハナとのシナジーを見込んでいます。

ミュウ(コロコロ)×1
デッキによっては大きく刺さる、ラッキーに続く防御の要。

場を鋼ラッキーとこのカードだけににすることで、不用意な狙撃を防ぎます。

またぎゃくしめいやワープポイントしか入っていなさそうなデッキ相手では、相手に合わせて、このカードと鋼ラッキーを入れ替えることで完封できます。

(キョウ)_のラッキー×1
にげるが重いベロリンガに替わって入ったカード。
また序盤の手札事故軽減と終盤のデッキ回復要員も兼ねています。
このカードもセキチクシティジムは1枚しか入っていないので、気休めですがエイパム以外にデッキ回復手段がある安心感はありました。

エイパム(neo1)×1
山回復と鋼エネルギー、くすぐりマシーン、夜の廃品回収の回収要員として採用。

あまり希望通りもちさることはできませんでしたが、ミラーマッチにおいては2枚の回復が大きく役立ちました。

コラッタ(R)×1
ラッキーも鋼エネルギーもくすぐりマシーンもにせオーキドはかせもサイド落ちが許されないので採用。
実際にラッキーサイド落ちスタートもあったので、やはり大事なカードでした。
パチパチ2発で落ちるのが辛いので、ポケモン回収で戻す対処になりやすいです。

パソコン大暴走×3
鋼エネルギーをいち早く探すため採用。
4枚では多すぎ、2枚では初手で使えないため3枚
ゴーストの存在が相手に迷いを与えます。

マサキ×4
自分のターン中に山札を掘り進めることができる数少ないカードなのでフル投入。

エリカ×4
マサキと同じく自分のターン中に山札を掘り進めることができる数少ないカードなのでフル投入。
またポルターガイストの打点向上効果も嬉しいです。

ウツギはかせ×3
序盤の事故軽減と終盤の山札回復手段。
フルで積みたいですが、大暴走、エリカ、マサキとのアンチシナジーのため3枚の採用。

ナツメの眼×3
大暴走、マサキ、エリカとの相性はもちろんのこと、
相手がポルターガイストの打点調整した手札をリセットします。
上でも述べましたが、ゲンガーとの相性も◎

ポケモン交換おじさん×3
ゴース、ゴースト、ゲンガー、ラッキー、ハピナスをサーチしたいために採用。
ナツメの眼でひけることを祈りつつ、ダメな時に使う感じなので、周りがいい時は余りますが、序盤の事故軽減のために3枚採用。

ロケット団参上×1
前日まで他のカードに割きたい枠でしたが、安定をとるために採用。あってよかったカードでした。

退化スプレーhyper×4
ハピナス、ゲンガーと使いたいカードが多いためにフル採用。
特殊能力の使い回し、状態以上の解除、にげるエネルギーの軽減と様々な使い方ができて、便利でした。

ワープポイント×2
後述のロケット団の特訓ジムと合わせることで、ポケモンぎゃくしめいと突風の間くらいの性能のカードになります。
ラッキーで倒せるにげ0要員(コラッタやベイビィ)を呼ぶのにとても重宝しました。

いいきずぐすり×1
まくらぎくんのアドバイスを受けて投入したカード。
ラッキーの回復がたまごうみで追いつかない際の回復手段や鋼エネルギーをあえて剥がし打点調整をしたり、ゴーストを回復させたりするカード。
たまごうみのコイン運を補完できたのは非常に安心感がありました。

ポケモン回収×1
最後まで採用枚数を検討したカード。
基本的には回復させるカードというよりは、ベンチの数を減らすカードとして採用しました。

5枚まではサイドを取られてもいいので、パチパチで狙われたコラッタやミュウを戻しました。

くすぐりマシーン×2
特定の状況下で1/2で勝利をもたらす強カード。
前回の検証の結果、殿堂がついていると弱いですが、ついていないと強いです。
エイパムが入っているので、1枚でもいいのですが確率をあげるためと、
どうしてもの場面で、LO場面以外で一時しのぎで使う場合、
先攻1ターン目につかって、次のターンにゴーストで2ターンキル→ゲームエンドできる可能性もあるため2枚採用。

にせオーキドはかせ×1
上記のくすぐりマシーンとのコンボで相手のデッキが7枚以下の時に使うとLO勝ちできるカード。
サイド落ちも怖いですが、1枚あればいいので、1枚でも採用。

夜の廃品回収×2
LO・耐久系のデッキですが、トラッシュにカードが落ちづらいので、相手か最低限採用しているであろう2枚を想定して2枚採用。

ロケット団の特訓ジム×2
ぎゃくしめい多投環境だと思われたため、使いづらくするために採用。

エコロジムも採用候補でしたが、ゴースのエナジーへんかんを信じ、エネルギーリムーブ対策は切っています。

マダツボミの塔や錯乱ジム等、こちらの戦略を大きく阻害する相手のスタジアムを破壊するために2枚採用。

セキチクシティジム×1
基本的には上記の特訓ジムを貼っておき、終盤にエイパムでデッキを回復させる際に、自分の貼った特訓ジムを破壊するスタジアムカードが必要でした。

最初はエコロジムでしたが、終盤にリムーブをされることはないので、エイパム以外の山札回復手段として、キョウのラッキーを採用したため採用。

超エネルギー×6
ゴーストでポルターガイストを打つために2枚、あとはラッキーとミュウ、エイパムに貼る4枚イメージです。

鋼エネルギー×4★★★★
ラッキーを要塞化させるために4枚フル投入。


デッキの変遷

ver1.0
実は半年位前から作っていたのですが、SMBに出るであろう関東新殿堂勢にはほとんど見せていませんでした。

ver2.0は、ゴース、ゴーストラインを2-2に減らして、Sudowoodo(ウソッキー)やブビィを減らし、とヤドラン(化石)とフジろうじんを採用したデッキがありましたが、
ジャストさんとの調整の結果廃案に(笑)

その後まくらぎくんとの調整を経て、特訓ジム型へ移行しました。

ご調整にご協力頂いたジャストさん、まくらぎさん、この場でお礼を述べさせて頂きます。
ありがとうございました。

戦績

VSほえらさん (ぎゃくしカツウィン ) ◯
VSあさりさん(化石鋼ラッキー)◯ LO勝ち
VSてるるさん(やさしいランターンヨルノズク) LO勝ち

3戦3勝 1位/8人

総括

今回のデッキは3戦通して使わなかったカードが1枚もなく、極めてちょうどいい配分のデッキ調整ができました。

その結果もあり、3戦全勝優勝することができました。

120点をワンパンするデッキ、まさかのミラー、リムーブ多投デッキどれもキツかったですが、
なんとか勝ち、予選とはいえ旧裏大会で初めて優勝することができ、とても嬉しかったです。

9月からは運営として(実は今までも運営補佐でした笑)参加しますので、よろしくお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


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