【旧裏デッキ解説】WいわあくLO(わるバンLO ver.2.0-1)
今回は、SMBで握ったデッキを紹介します。
SMB2020の結果としては、3-6 7位の紙束です。
想定環境
最近のフリー対戦環境では以前の記事で紹介したように、わるいクロバット入りのデッキが多く、コダック(化石)やゴース怖がらせるロックパターンやストライクやわるいオニドリルなどで速攻を決めてくるデッキをよく見かけました。
特に前者のトレーナーロック機構が入ったデッキの場合、ジャンケンで負けたらそのまま負けになるパターンを何度か経験しました。
当初はエリウツピクシーを握る予定でしたが、仮想敵であるグドラベトンが少なそうだったことと、上記ロックデッキへの対策が薄いため採用を見送りました。
これらのデッキに勝つためには、高耐久のポケモンを複数並べて、わるクロを全て受け切る以外に方法はありません。
旧裏ポケモンカードは現行と異なり後攻である確率が50%です。
故に高耐久でこわがらせるやずつうを躱し、後攻でも負けない構築にこだわる必要がありました。
その上で、採用したデッキが以下になります。
レシピ
イワーク(拡張)×3
ハガネール(neo1)×2
ウリムー(neo3)×1
イノムー(neo3)×1
ヨーギラス(neo4)×1
わるいサナギラス×1
わるいバンギラス×1
ベロリンガ(ジャングル)×1
ガルーラ(ジャングル)×2
プリン(サザン)×1
オーキドはかせ×2
ウツギはかせ×4
マサキ×4
ナツメの眼×3
交換おじさん×3
ワープポイント×3
超エネルギーリムーブ×1★★★★
ポケモン回収×1
いいきずぐすり×1
リサイクル×4
夜の廃品回収×3
くすぐりマシーン×1
にせオーキドはかせ×1
ロケット団の特訓ジム×2
闘エネルギー×9
鋼エネルギー×4★★★★
デッキ選択理由
初手にどんなカードがきても、ずつう、こわがらせるに何かしらの対処ができ、HPの高いカードを多く採用しているため、
先攻を取って、初動を妨害して叩いてくるタイプのデッキに負けづらいデッキとしてこのデッキを選びました。
内容としては、以前のWバンギLOを序盤の安定感を高めた構築になります。
時間制限というルールを最大限活用するために、ぶんなげるを2回使って最後にサイドを取って逃げ切る動きをとることもできます。
相手のデッキタイプを見て、LOを狙うかサイド差を狙うか見極める必要があります。
色相性としてはスライに強く、川村はエネエネでサイドを1:1交換した後で超エネルギーリムーブで処理していきます。
グドラベトンについては、ハガネールを鋼エネルギーで固めていきます。
最悪ラプラスに1枚貼るだけでも充分に受けることができます。
ポリゴンヤミカラスについては、ラプラスが不安要素になりますが、ポケモン回収で手札へ回収し、ナツメの眼やポケモン交換おじさんでデッキへ戻します。
ぎゃくし多投構築については、前回使用した鋼ラッキー同様に特訓ジムで対応します。
ポルターガイスト系についてはベロリンガで対応していきます。
リスク管理
このデッキを選ぶことのリスクは以下が考えられます
サイド差狙いで行くか、LOで行くかの分水嶺の見極めが難しく立ち回りを間違えると巻き返せなくなる。
わるいバンギラス、超エネルギーリムーブのサイド落ちが致命的。コラッタや参上を入れるスペースはないので、これは神頼み。
リザードン(PF2)を展開されると全体的に辛い。ベロリンガでも1パンで落ちていくため辛い。
→ちょうおんぱを使いつつ誤魔化しますが、ぎゃくしめい型では特訓ジムがあってもキツい展開に。
ドンファンは特訓ジムをセキチクシティジム等で割られると安定50打点となるため辛い。
カツラのヒトカゲ+リザードン
相性不利。鋼エネルギーを毎ターン剥がされるorかえんひこうでベンチ狙撃+闘抵抗
→ほとんど無理ですが、お互いにエネルギーを枯らす展開に持ち込み、一枚だけサイド差をつけて逃げ切れるかどうか。相手もリソース必要になるのでLO狙えるか。
以上、ここまで対戦前に書いています。
個別解説
イワーク(拡張)×3
序盤の壁になりつつ、ハガネールになれるえらい子。
ハガネール(neo1)×2
中盤のアタッカー兼壁。
わるいバンギラスやイノムーにエネを貼る時間を稼ぎ、リムーブの的になります。
ウリムー(neo3)×1
イノムー(neo3)×1
アタッカー兼LO要員。
鋼ラッキーと当たった時やグドラに対して強く出れるのが強い。
ヨーギラス(neo4)×1
わるいサナギラス×1
わるいバンギラス×1
終盤の要。
手札に進化が揃ってる時にしか出さないので、この枚数で必要かつ充分でした。
ベロリンガ(ジャングル)×1
序盤の壁。
ポルター対策。混乱を負けるのはやはりえらい。
ガルーラ(ジャングル)×2
頭痛に良く効く。
ハガネールやイノムーにエネを貼るのに十分な仕事をしてくれます。
初心者みたいな考えですがトレーナーロックにはこれくらいしないとダメだと思ってます。
プリン(サザン)×1
わるラフ、ベトン、プテラなどの置物系対策。
ピッピ(拡張)にしないのは1エネで眠りを負けるので、ゴース(拡張)と当たった時に仕事をするためです。
トレーナーカード
オーキドはかせ×2
ウツギはかせ×4
マサキ×4
ナツメの眼×3
ガルーラで引くためオーキドが噛み合わないためこの配分。
意外と足りました。
交換おじさん×3
デッキを見てサイド落ちを確認した後、わるいバンかイノムーのどちらを立てるか決めるカード。
ワープポイント×3
特訓ジムと合わせて擬似できな突風・リムーブとなるためのカード。
ポケモン回収×1
自分のタイミングで回復して、ポケモンをバトル場へ出すカード。
できればあと1枚入れたかったです。
リサイクル×4
超エネルギーリムーブと特訓ジムをを使い回すカード。
夜の廃品回収×3
序盤にイワークやガルーラに貼ったエネルギーを回収してバンギラスに貼るためのカード。
デッキによってはプリンも回収します。
くすぐりマシーン×1
にせオーキドはかせ×1
50%で勝てるなら儲けもの。バンギラスが立っていれば条件は緩和されます。
ロケット団の特訓ジム×2
実質リムーブになるカードです。
闘エネルギー×9
鋼エネルギー×4
変更前
フォレトス研究所所長決定戦 最終戦ほえらさん対戦時
もともとはこわがらせるメタでフォレ研杯の時のほえらさん用メタデッキでした。
その時はグドラメタでラプラス(サザン)、カツラのヒトカゲ、バクフーン対策のサニーゴが入っていました。
総括
SMB2020では3勝6敗と奮わない結果に終わってしまいました。
1番勝ちたいと思っていたずつうわるクロに負けたのも残念。
今回はやりたいことが見つからず、負けない方にはしった結果、中途半端になってしまったようにも感じました。
(初めて杉並大会に出た時もそういえばそうだったような…)
やはりわるラフのようなやりたいことが明確なデッキがいかに強いか再確認させられました(笑)
来年は頑張ります。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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