見出し画像

【新殿堂デッキ解説】ルギア耐久GS


今日は旧裏シークレットメガバトル2023本戦で使用したデッキの解説です。

結果として最下位で、デッキはうまく回ったので、環境読みがうまくできていなかったと思っています。

ここから這いあがろう

レシピ

新殿堂レギュレーション
シークレットメガバトル出場者を加味した環境を想定

ルギア(neo1)×3
ベロリンガ(ジャングル)×2
オムナイト(みちびき)×1
ラプラス(サザン)×1
ナツメのケーシィ(ジム拡張2)×1
(カスミ)のラッキー×2

オーキドはかせ×4
ウツギはかせ×4
クルミ×4
カスミの勝負×3
ポケモン交換おじさん×1
礼儀作法×1
エネルギー回収×1
なにかの化石×3
ポケモンぎゃくしめい×4★★★★
ポケモン回収×4
ポケモンいれかえ×1
エネルギー転送×1
エネルギーリムーブ×2★★★★
エネルギースタジアム×2
ハナダシティジム×1
夜の廃品回収×2

レインボーエネルギー×3
炎エネルギー×3
水エネルギー×3
雷エネルギー×3


デッキ選択

非常にざっくりですが以下の流れで検討を進めました。

速攻系を好むイメージのある、マコマート氏、アイテム氏、29Q氏、ねねし氏、Nicolas氏、ぷー氏を意識して、速攻系(ざっくり)をTier.1としました。

そのため、耐久系カードを積みながら耐えながら場を準備できるデッキ、かつ、環境を読んで同じような耐久系を使われた時にLOができるデッキを選択。

以下、検討の過程です。

バクフーンファイヤー イメージ
→炎軸鋼ラッキー

カスミのニョロモでのワンキルを嫌って、炎を諦め高耐久スタートができるデッキにシフト

→通信ゲンガーハガネール
→ゴースト鋼ラッキー イメージ

ウィニーに対して、大暴走で相手に引かせるのが弱いと考える
耐久相手にはナツメユンゲラーを併用しながら詰めていいのが良さそう

→鋼ナツメのフーディン イメージ
→ナツユン入りカスミウィニー イメージ


やっぱり相手のウィニーが怖いので高HPポケモンを多くするか化石を採用したい


→カブトプスベロリンガ イメージ
→ファイヤーホウオウベロリンガ イメージ

ハイドロカッターもゴットバードもコインが絡むので運負けもしたくない


→ルギアベロリンガ


正直言って、かなり迷走しました(笑)

速攻系のデッキはカスミウィニーも視野に入れてましたが、去年のSMB本戦でわるいオニドリルを使用した結果、1位と2位の人にワンキルされたのでその経験からやめることとなりました。

そこで、8月の関内旧裏オフ以降使って、回し慣れてきたオムナイト入りのルギアベロリンガを持って行くことに。

ただし、わるクロ警戒やワンキル防止の観点からゴース(拡張)とベイビィポケモンを抜いて、よりサイドを取られない構築としました。

個別解説


ルギア(neo1)×3

正直なところ高耐久のこのカード+ぎゃくしめいでサイドを3,4枚取って、耐えて勝ちというのが一番安定した戦略だと思っていました。

次の耐久グッドスタッフカードたちで時間を稼ぎ、3エネ貼ってぎゃくしめいするシンプルな動きが一番自信にあっていると思い採用。

耐久四天王

ベロリンガ(ジャングル)×2
持ち前の耐久とマヒによる遅延、10ダメージのスリップを理由に採用。
ぎゃくしめいの兼ね合いもあり少なめです。

(カスミ)のラッキー×2
手札干渉効果をもつため、トレーナーロック時に手札を整える補助が可能
超抵抗も相まってコインは絡むがポルターガイストの対策も兼ねる
「カスミ」にすることでポケモンぎゃくしめい使用時ににげるが0になる

ラプラス(サザン)×1
ベロリンガミラーやキングドラなど耐久ポケモンミラーに対する対策
れいとうビームを打てるためベロリンガより早い削りができるのもポイント

オムナイト(みちびき)×1
原案である化石ゲンガールギア時代から入っていたカード。
鋼ラッキーやミニスカエンテイのような、呼び出し系カードを入れにくいデッキを担当します。
なみのり30点もベロリンガで殴ったあとの削りに使えたり、いぶし銀的な活躍をすることもあります。

ナツメのケーシィ(ジム拡張2)×1

ズバットをしばくだけのカード。
わるクロも一定数いると思ったため採用。
HPの低さが気になったので躊躇しましたが、ぎゃくしめいから簡単にサイドに繋がる可能性があるためアリかなと思ってます。



オーキドはかせ×4
ウツギはかせ×4
クルミ×4
カスミの勝負×3


以前にネコアルツさんがホウオウルギアを使っていた時にオーキド、ウツギ、クルミ4枚ずつで回していた記憶(要参考文献)なので、そこにカスミの勝負を足して、大暴走構築等のデッキを引き切るような動きをするデッキへも対抗できるようにしています。


礼儀作法×1
ポケモン交換おじさん×1
エネルギー転送×1

サーチカード群

礼儀作法はぎゃくしめいとアンチシナジーなのでポケモンマーチと悩みましたが、ナツメのケーシィワンキルができる時にその目を潰してしまうので、やめました。

交換おじさんも手札が減るので採用を最小限にしています。
ルギアを3枚と少し厚めに採用しているのと、急いでを持って来れなくても大丈夫な設計にしてあるので、少なめです。

エネルギー転送はドラフト以外では初めて使いましたが、このデッキでは非常に使いやすかったです。


ポケモン回収×4
ポケモンいれかえ×1
ポケモンぎゃくしめい×4★★★★


ルギアのエネトラッシュ後のデメリットを回復する群
ぎゃくしめい、回収必須は当たり前ですが、ポケモンいれかえも2枚くらいほしいカードでした。

エネルギーリムーブ×2★★★★

今回デッキ組む上で、絶対に採用したいと思っていたカード。
カツウィン単やリザードンのようなパワーデッキへの対抗策として採用しました。
やっぱり先攻後攻の逆転をできるカードは強くて、ルギアミラーではかなり仕事しました。

エネルギー回収×1
エネルギースタジアム×2
夜の廃品回収×2

リソース回復カード群

デッキによってはエネルギースタジアムを貼りたくないので、エネルギー回収を採用しましたが、このカードはかなりえらかったです。
ポケモンカードGBをやるまではあまり使わなかったカードですが、余ったオーキドなどを処理できるので後半になればなるほど有用なカードに感じました。


なにかの化石×3


オムナイトの部分で触れた通り、呼び出し系がない相手に地獄をみせます。
最初にたねポケモンとしてバトル場に置くことも多く、1枚目はオムナイトに進化させないため気軽に使うことができます。

ハナダシティジム×1


自分で貼ったエネスタを破壊したい場面があるので採用。
当然にカスミのラッキーのにげるコストを踏み倒せるのも強い。


レインボーエネルギー×3
炎エネルギー×3
水エネルギー×3
雷エネルギー×3

ホウオウ抜きのルギア構築では、ソラさんやユミルテミルさんがよく使っているレインボー入り構築。

色の融通がきくので、ほしいエネルギーを引き込める確率が高くなるメリットと、今回のように超エネルギーとしての用途をかねてるので、非常に使い勝手がよかったです。

所感

メタ読みで耐久に回る人がもう少しいるかと思いましたが、ふたを開けてみるとほぼハンデス含む速攻型かロックを伴うデッキがほとんどでした。

今回はうずまきの反省もあり、ある程度使い慣れたデッキを持っていき、動かし方も、60枚の配分もうまくできましたが、よりやりたいことを早くやった人が勝つゲームが多かったので、受けは後手に回ってしまいました。

ルギアはどうしても3ターンかかってしまうため、エレキッドやわるクロなどのカードがないと場に対する圧力が大きくないのと、相手に攻めのタイミングを見切られてしまうことが大きなネックでした。

今後も受けデッキを握る場合は、

1ターン目にゴース(化石)を展開しながら、ラッキーに鋼を貼り、次のターンにゴースト(ポルターガイスト)で殴れるよう準備する

とか

リムーブを打ちながらファイヤーで山を焼きつつ、ベンチではバクフーン(neo1)を育てていく

のように2本以上の軸で、相手に負荷をかける構築を目指さないといけないなと感じました。

今回の反省も活かしながら、今後も耐久デッキで遊んでいきたいと思います。


最後までお読み頂きありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?