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【新殿堂デッキ解説】Sustainable Charizard(さすリザ)


今日は2024年5月4日に開催された東北旧裏オフで使用したデッキを解説します。

予選全勝優勝で、上位決勝トーナメント初戦敗退の総合3位の構築です。

レシピ

新殿堂環境を想定

ヒトカゲ(ロケット団)×4
リザード×2
リザードン(PF2)×3
ヒノアラシ(イントロ)×2
マグマラシ(neo1)×1
バクフーン(neo1)×2★★
ホウオウ(neo3)×2
ベロリンガ(ジャングル)×1
ピィ(neo1)×1★★★
ププリン(neo2)×1★
20枚

オーキドはかせ×4
ウツギはかせ×4
エリカ×2
クルミ×4
ポケモン交換おじさん×3
ポケモン育て屋さん×4
ポケモンセンター×4
突風×1★★
エネルギースタジアム×1
夜の廃品回収×2
28枚

炎エネルギー×12
12枚

デッキ選定経緯


今回の予選は、スイスドローでなく完全ランダムマッチだったので、勝ち上がってくるデッキに対して強いデッキをメタる必要性が薄く、満遍なく安定して勝てるデッキを選ぼうと思い、やりたいことをやるデッキを選択しました。

とはいえ、プテラやわるラフなんかのロックデッキやミニスカートなどのハンデスもいそうなので、保険として、前者への対応策であるププリン(neo2)と後者へのわずかな対応策としてのピィ(neo1)を採用しました。


コンセプト

今回のデッキのやりたいことはHP120のリザードンにポケモンセンターを使ったら嫌がられるんじゃないかという仮説を元にデッキを構築することにしました。

そのためリザードン(PF2)は3枚採用して、ポケモンセンターを使う前にエネルギーをバトル場から動かせるように常に場に、最低2体(+ヒトカゲ1体)場に出せるようにしておきます。

そうすることで、ほのおのうずを撃った後のリザードンが相手のワザでダメージを受けても、残ったエネルギーをベンチのリザードンのファイヤーレイズで移すことで、エネルギーのロスなくポケモンセンターでバトル場のリザードンの体力を回復できます。


ほのおのうずを撃ったあとにダメージを受けたリザードン
ベンチのリザードンでファイヤーレイズを使い
炎エネルギー2枚を移動
その後ポケモンセンターを使ってバトル場のリザードンを回復
バトル場のリザードンのファイヤーレイズを使って
炎エネルギー2枚を元に戻す

この後に、バトル場のリザードンのファイヤーレイズ+バクフーン(neo1)のファイヤーリチャージ+手貼り権を使うと回復しつつ、連続でほのおのうずを撃つことができます。

また、ポケモンセンターはホウオウ(neo3)とも相性が良く、序盤のエネ加速兼壁として使っている際も、加速したエネルギーをベンチのヒトカゲ(ロケット団)、リザードンに逃した後に、回復し、新たに手貼りすることで、さらにエネ加速することができます。
このことからエネルギー加速の軸として、ホウオウ(neo3)を採用しました。

その他個別解説

ヒノアラシ(イントロ)×2
マグマラシ(neo1)×1
バクフーン(neo1)×2★★

昔からリザードンの良き相方として使われるバクフーン(neo1)

このデッキのエネルギー加速の軸はホウオウなのですが、もう一つの軸が欲しく、始めはカツラ軸としてカツラのドードー軸カツラのガーディ軸を採用していましたが、手札消費が間に合わないので、持続可能なエネ加速手段であるバクフーン(neo1)を採用しました。

結果として良くあるリザバクになってしまいましたが、ポケモンセンターとの相性がとてもよかったので、採用してよかったです。
正直なところヒノアラシがよくサイド落ちするのでもう1枚だけ増やしたかったのですが、削るカードがなかったので、2枚としました。

オーキドはかせ×4
ウツギはかせ×4
エリカ×2
クルミ×4
ポケモン交換おじさん×3
ピィ(neo1)×1

ドロソ・サーチ群
こんな感じで少し舐めてますが、最後の最後でエリカを一枚減らして炎エネルギーを12枚にした結果がこちら。
ウツギはかせでドローした際に手貼り権を行使できないと弱かったのでこうなりました。

エリカで3枚引かせてしまいますが、エリカを使う時は大抵育て屋さんと2進化ポケモンを揃えたいので、緊急的に使う位置付けです。
基本はピィとホウオウがいればゆっくりでも確実に場にエネルギーが供給できる仕組みを作っているので、少なめです。


6戦やりましたが、もう少し引きたいというタイミングはほぼありませんでした。

あと、このデッキには見えないファイヤー(化石)が入っているので、「あと山札何枚くらいですか?」と聞いたりして、やまやきのブラフしたりするとどうするか悩んでくれることもあるかもしれません。

突風×1★★
呼び出し系はもう1枚あった方がいいかなと少し不安な面もありましたが、相手のデッキの急所を的確に見抜いて使えれるのであれば、エネルギー供給を優先したかったので、意外となんとかなる枚数でした。ドロソ、エネルギー加速周りはもう削れなかったです。

戦績・その他


負けたのは対策を切り尚且つベロリンガがサイド落ちしたカメックスだけで、カスミ入りプテラロックにも勝てたので、デッキとしての完成度は高いと思います。(善戦したとはいえ結構悔しかったけど)

一見するとただのポケモンセンターが入ったリザバクで、少し扱いづらいとは思いますが、高耐久で高火力を出せるポケモンは強い。を体現できたと思います。


最後までお読み頂きありがとうございました。

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